熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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このネタを 話したら ひと晩でも足りない



試合終了間際の出来事だったのに試合終了直後には頭の中から消えていて、それがかなり時間が経ってから思い出されるのだから、人間の脳の仕組みというのは不思議だなと思います。

もはやいつ試合が終了してもおかしくない時間帯の札幌のコーナーキックで、ゴールキーパーの杉山哲が自分の守るゴールを捨てて相手ゴール前へ駆け出した場面。

杉山、行け!早く上がれ!と叫びながら、頭の片隅では、でも、こういうことをして得点が入ることってないんだよなと、杉山の姿に切なさを感じてもいました。

(と、そのときは思ってたんだけど、あの伝説の5.25厚別の奇跡では、ディドが上がってバルデスがゴールを決めてるんだよな<今となっては古い話だなあ)

(切なさというのは、この試合も含めて、杉山は4試合連続完封なんですよ、それまでの杉山への世間的評価ないし風当たりを考えると、それを克服したのに、この結果かと…)

そんなふうにどこか冷静だったのは(あれでも冷静なのかとその場にいた人に言われると厳しいものがあるかもしれませんが(^^;))、年齢を重ねてさまざまな経験をしてきて耐性がついた、というよりも、頭の中にさまざまな経験が蓄積されてデータベースが構成された結果そういう情報を引き出せるようになった(そういう情報が自然に引き出されてくるようになった)、ということなのでしょう。

ただ、そういう意味では、信じ切れていなかった、ということでもあるんだよなあ。どうしても勝つ、勝たせる(勝たせるってすごく傲慢な響きがあって使い方が難しい言葉ですね)と強く念じていたならば、あそこでイメージされるもの(=脳内のデータベースから引き出されてくる情報)は、あのジャンプしたディドのそばでゴールを決めたバルデスの姿であって、一人だけ違う色のユニホームを着た選手がヘディングしたけどボールはゴールの枠を外れた、というような場面(そういうものはいろんなところで何度も見ている)ではなかったはずなんだよなあ。



地元スポーツ紙に掲載された広告。
上は最終戦試合当日、下は最終戦の翌日。

 
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2013 J2 第42節 コンサドーレ札幌-ギラヴァンツ北九州(北の国から 2013-14 終戦そして未来へ)

2013 J2第42節@札幌ドーム 11月24日(日)12:33/24,813人
コンサドーレ札幌 0(0-0,0-0)0 ギラヴァンツ北九州



<札幌>
-----------内村-----------
--三上-----前田-----荒野--
-------河合----宮澤-------
--上原--奈良--櫛引--日高--
-----------杉山-----------
(交代)
後半19分 前田→堀米
後半27分 三上→ビン
後半34分 荒野→フェホ

<北九州>
-------池元-----渡--------
----森村----------小手川--
--アンヨンギュ-----鈴木---
--多田--市川--前田--宮本--
-----------武田-----------
(交代)
後半30分 池元→大島
後半34分 森村→井上
後半45分+2 渡→山之内



4試合連続完封だったのにね。

ゼロゼロじゃ、しょうがないよね。

ここんとこいろんなところで「コンサドーレが調子を上げてきた」という言葉を見聞きするたび、いやいやそれは違うぞ、調子を上げてきたんじゃなくて力がついてきたんだぞ、と思っていたのですが、こういう試合を確実にものにするだけの力は、まだ、なかったんだな。

ソンジン(負傷欠場)と砂川(出場停止)の不在の影響は意外に大きかった、というのもあるけれど、とにかく空気が重くて、雰囲気が硬かったなあ(これはバックスタンドのしがない観客の一人である自分にも責任の一端はあります<空気は伝染しますから)。相手がものすごく引いているとかものすごくガツガツ当たってくるとかではないのに、いつものような躍動感がまったくなくて、お互いの呼吸もまったく合わない。こんなの、ここんとこ、なかったのにね。

レコンビン(ピンチキッカー)のフリーキックがポストを叩いたあたりからやっとスイッチが入った感じはあったけど、今度は若いセンターバック二人(とくにいつも出てないほう)のところでリズムが壊れちゃったりして、まあ、致命的なミスはしてないんだけど、でも、なんだかわかんないけど、うまくいかないまま、終わっちゃった。

結局、今季はここまでだったってことなんだろうな、というところまでは、頭では理解しているものの、今年はこれが最後の試合になってしまった、というのが、どうも、いまいち、ピンと来ない。でも、もう、これでおしまい、なんだよな。

最終的に昇格できなくても仕方がないけれど(なにしろたくさん負けてるんですから)、勝ちの数だけなら(今日勝っていれば)3位だったのだから、せめて、プレーオフはやらせてあげたかったな。そういうひとつひとつの経験が、来季に、そして未来につながっていくのですから。



ま、でも、楽しいシーズンでした。ありがとう。
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負けたらおしまい 準々決勝

本日12時30分からのJ2リーグ最終節を前に、昨日は宮の沢白い恋人サッカー場で前日練習を見学してきました。



あんまり入れ込みすぎるのもどうかと思いつつ、落ち着かないんだな、これが(だから今朝も寝てられなくて早起きしちゃってるし)。一昨年の最終節と似て非なる、他会場で行われている試合の状況はまったく気にせずに自分たちが勝てばいい(道新さんの記事)、しかし勝ったからといってそこで終わりではない試合。

ホーム開催権を得るとかなんとか、余計なことは考える必要がないのだから、シンプルで、わかりやすくて、いいじゃん。

やれるよ。

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2013 J2 第41節 FC岐阜-コンサドーレ札幌

2013 J2第41節@長良川 11月17日(日)17:05/7,015人
FC岐阜 0(0-2,0-1)3 コンサドーレ札幌
[得点]
前半03分(札幌)上原慎也(0-1)
前半17分(札幌)内村圭宏(0-2)
後半13分(札幌)内村圭宏(0-3)



<札幌>
---------ウッチ—---------
--すな-----三上-----ビン--
-------宮澤----河合-------
-上原-ソンジン--奈良-日高-
-----------杉山-----------
(交代)
後半10分 ソンジン→櫛引
後半15分 ウッチ—→ジュンキ
後半36分 すな→ゴメス

<神戸>
------中村---スティッペ---
----美尾----------染矢----
-------服部----益山-------
--田中--新井--木谷--杉山--
-----------高木-----------
(交代)
後半21分 スティッペ→ヴィンセントケイン
後半21分 美尾→樋口
後半37分 杉山→柴原



まあ、普通にやれば、普通に勝てる相手ではありますよ。

だけど、ここまで来て硬くなるな、意識するなというほうが難しいし(自分の側の要因)、岐阜には自力でJ2残留決定のチャンス、ホームでの今季最終戦、服部年宏が現役引退を表明した直後といった普段以上の力を発揮できる要素もあって(相手の側の要因)、けっこう、心配してました。

この試合の前に長崎が敗れたのは好材料に思えたものの、ということは松本が勝利して(これは雪虫もどきが大量に舞うスタジアムでスカパーの中継を見ていた<iPhoneで見られるのはじつに便利)、試合前の時点では松本に勝ち点で抜かれた形になっていたから、やっぱり、勝たなきゃいけない。

そんなのは長崎対松本の結果に関わらず、勝たなきゃいけないに決まってるんだけど、そんなことをわざわざ考えなければならないほど、不安だったのですね。

始まってみれば案ずるまでもなく、ほぼ最初のチャンスといっていいコーナーキックからあっさりと先制し(レコンビン→上原)、ほどなくまたしてもコーナーキックから2点目が入り(砂川→ソンジン→相手GK→内村)、それでも相手はホーム最終戦だし何が起こるかわからない、とんでもない爆発があるかもしれないと不安ではあったものの、そうはいっても両者の力関係を考えれば2点のリードはやっぱりセーフティなわけで(「2-0は危ない」というのは日本人独特の考え方だと以前に後藤健生さんが書いてました)、「なんかつまんないなぁ」などと軽口を叩く余裕もあったぐらい(直近2試合がしびれる試合だったからねえ<ああいうのを知ってしまった人を満足させるのは大変だ)。

試合の経過を書いてもあれなんで、スタジアムで見ていて気がついたことを、ランダムに、書き連ねてみましょうかね。

・攻撃に転じた瞬間のレコンビンのボールのないところでの動きはすばらしかった。速いし、フリーになれるところに動いていくし。すぐ前にいる選手があれだけ動いてくれれば日高が出る幕はないな…と思っていたけど、後半の途中からはレコンビンは完全に消えてしまいました(運動量の問題か?)。

・三上がタメを作ってくれるからみんな楽。三上は、ただキープして味方に落とすだけじゃなくて、後ろに誰かいればスルーしたり、反転して前に運んだり(そのときにもドリブルやパスなど複数の選択肢がある)と、とにかくボールを活かしてくれるんだな。ただ、なんでもできるとはいえ、前田俊介のようなスーパーな部分はないから、前田がいればやっぱり前田を使うことになっちゃうんだろうなと、あらためて思いました(でも前田不在の穴を感じさせなかったのは三上のおかげです)。

・河合は何人いたんですかね?(笑)また河合だ、あ、また河合か、みたいな感じで、守備になると河合河合河合、で、味方がちょっと何かやると、直後にゲームが止まるやその選手のところに行って何か声をかけてる河合。これなら日高も上原も安心して上がれます。

・砂川との交代で入ってきたゴメスは中央をやるのかと思ったら(それで宮澤が前に出るのかと)、そのまま砂川のポジションでした。

・3点目(上原が左サイドドリブルからクロス→内村がフリーでヘディングシュート)が決まった直後、コーナーフラッグ付近で両手を高々と上げてゴール裏にアピールしようとした上原が、右を見て内村が倒れていることに気づいた瞬間、あわてて走り出したのはちょっとおもしろかった(^^;)。

最終節を前に思わぬ形で自力プレーオフ進出の道が開けてきたとはいうものの、まだまだ、先を見るのは早すぎます。次の試合に勝たないと始まらないのだから、まずは次の試合をしっかり取りにいきましょう。

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岐阜の夜に解禁

今日はこのTシャツを着て歩いてました。


そんなベトナムの英雄・レコンビンのコーナーキックから上原慎也のヘディングシュートで先制したコンサドーレ札幌は、本日の試合でFC岐阜を3-0で下しました(この試合のことはまたあらためて書きます)。

そしてその結果(+ほかの試合の結果)、残り1試合で順位はこうなった。

4位 長崎(勝ち点66、得失点差+9)
5位 千葉(勝ち点65、得失点差+19)
6位 徳島(勝ち点64、得失点差+4)
----J1昇格プレーオフ進出ライン----
7位 札幌(勝ち点63、得失点差+11)

残り1試合なので、札幌が勝っても6位以上のチームがすべて勝てば札幌の6位以内(プレーオフ進出)はない、と考えるのが自然ですが、最終節に4位長崎対6位徳島という対戦が残っているので、6位以上のチームがすべて勝つことはないのです。

まず、札幌が最終節(11月24日、対北九州戦@札幌ドーム)に勝ったとすると、札幌の勝ち点は66になります。

6位の徳島が勝った場合、徳島の勝ち点は67となって札幌を上回りますが、この場合は、徳島の対戦相手である長崎が負ける=勝ち点を上積みできないことになり、その場合の長崎の最終的な勝ち点は66となるため、札幌とは勝ち点で並びます。勝ち点の次の順位決定要素である得失点差では札幌が長崎を上回るため、札幌が長崎の順位より上に来ることになり、6位以内に入れます。

4位の長崎が勝った場合は、対戦相手である徳島が敗れることになるため、札幌との順位が入れ替わり、やはり札幌は6位以内に入れます。

長崎対徳島が引き分けの場合は、徳島は勝ち点65となり、やはり札幌との順位が入れ替わります。

札幌は、最終戦で勝てば、他チームの結果に関わらず、6位以内に入れるのです。

これまでこの話題はできるだけ控えてきたのですが(口に出すとロクなことがないですから)、ここまで来たら、もう、いいです。そんなことより、11月24日に札幌ドームで行われる最終戦に、できるだけ多くの方に来ていただきたいです。残り2試合までは他力本願だったのが、残り1試合となって、自力でプレーオフに出られる道が開けたのですから(これは一昨年の終盤とまったく同じパターン!)。

だから言ったでしょ、勝ち続けていれば何かいいことがあるって。
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