熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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鉄道わくわく体験フォトコンテスト 作品募集中

北海道鉄道活性化協議会が展開する「北海道レールエールキャンペーン2019」の一環として、「鉄道わくわく体験フォトコンテスト」が開催されています(詳しくはこちら)。Instagramにハッシュタグ「#北海道鉄道フォトコン2019」「#(撮影場所)」のハッシュタグを付けて投稿するだけで、手軽に応募できます。

このフォトコンテストがユニークなのは、いわゆる鉄道写真というよりは、鉄道を使うことの楽しさを表現した写真を募集していること。具体的な募集内容は

●北海道内における鉄道の車窓から見える風景写真
●北海道内の列車内の楽しい様子が伝わる写真
●北海道の鉄道に乗ってみたい、北海道の鉄道沿線に行ってみたいと思える写真

ということで、線路の見える場所に立って一眼レフでバシッと撮る、ということではなく、乗客の目線、旅行者の目線で撮った写真が対象になっています。

募集期間は9月14日まで。



 

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CF「#頑張れ宗谷本線」の終了報告を受けて

クラウドファンディングプロジェクト「#頑張れ宗谷本線!手ぬぐいを振って観光列車を皆で歓迎したい」の終了報告が、プロジェクトページに掲載されました(2019年08月05日 皆さんの手ぬぐいが宗谷本線を彩っています)。素晴らしい文章なので、ぜひ、ご一読いただきたく、ご紹介する次第です。

このCFプロジェクトは、単に、手ぬぐいを作るものではないし、さりとて、宗谷本線を廃線危機から守りましょう!というものでもありません。そもそも、宗谷本線を守りましょう、という目標の立て方が、ちょっとピンぼけです。焦点を合わせるのは、そこじゃない。

人口が減り、地域社会の維持が難しくなっていくなかで、どうやって地域を守っていくのか。最近のはやりの表現を使えば、SDGs、すなわち、持続可能な世界をどのように実現していくのか。

究極のゴールは、地域を維持していくこと、そして域内の人も域外の人も、みんなが楽しく生きていくことです。そのときに、強力なツールとなる可能性を秘めているのが、鉄道=宗谷本線であり、今回の取り組みはその可能性を最大限引き出すためのきっかけなのだと、ぼくは考えています。

極論すれば、こうした取り組みを行なっても、宗谷本線には域外の人を呼び込むような魅力はない、という結論になってしまえば、廃線という結果になっても、やむを得ないと思っています。でも、ぼくは、宗谷本線には、まだまだ引き出されていない魅力がたくさん隠されていて、国内外から多くの人や投資を呼び込めるだけの可能性があると考えています。だから、このCFプロジェクトを、応援してきたのです。

こういう話になってくると、公共交通をどうデザインするか?という話とは、少し、違う話になってくるように思います。地域をどうするかという話があって、その中に鉄道の活用方法があって、その鉄道の活用方法の一部が公共交通のデザインの話に重なってくる、という感じでしょうか。

そのときに見せるべきは、悲壮感、危機感ではなく、楽しさ、キラキラ感。あ、なんかおもしろそうだな、と思う人を増やしていって、応援してくれる人たち、一緒にやってくれる仲間を増やしていく。その入口として、5色のカラフルな手ぬぐいって、いいアイデアだったなと思います。

#頑張れ宗谷本線

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真夏の魚介

Feedly経由でこちらのブログカテゴリ:グルメ)やこちらのブログ(先月から新館オープン)を読んでます。お店選びの参考になるのはもちろんなのですが、それ以上に、読みものとして面白い。

たまにはこのブログでも真似てみようかと思い、出てきたものを写真に撮ってみたのですが、諸先輩方のブログのようには参りませぬ。きっと、被写体=料理に対する愛が足りないのでしょう。

お通し


牡蠣と岩のりのアヒージョ


鯖の燻製とミモレットのポテサラ


白桃と白糠酪恵舎モッツアレラのカプレーゼ


皮付きヤングコーンのグリル


どれもとても美味しかったのですが、お酒が飲めないぼくがとりわけ嬉しかったのは、料理に合うソフトドリンクがあったこと。最近は砂糖の固まりみたいなコーラやジンジャーエールは注文せずに(たまには飲むけど)、糖分のない飲みものを選択することにしていて、そうすると自動的にウーロン茶になってしまうのですが、ひたすらウーロン茶を飲み続けるというのも、ゆるくない(冷たいウーロン茶をたくさん飲むとお腹はゆるくなる)。その点、このお店は素晴らしい。

クラフトジンジャーエール


自家製コーディアルのレモンスカッシュ


ジンジャーエールは辛く、レモンスカッシュは酸っぱくて苦い。どちらも、子どもは無理な味です。甘みはまったく感じません。これが、料理に、じつによく合うのです。

もっとほかにもいろいろ食べてみたかったけれど、ウェイトオーバーの現状でもあり(といってもこういうものを食べている限りはそんなに太りませんけど)、先週来の睡眠不足蓄積が完全解消されていない中あまり遅くなるのもよろしくないので、夢の中へ連れて行かれないうちに、適度なところで切り上げました。

ごちそうさまでした。


 
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8月6日

広島在住のKクンから「被爆復興電車」のポストカードをもらったのは、いまから約4年前、2015年の10月。



そのときは、広島空港発AIRDOの初便に乗って、AIRDOさんからもお土産をたくさんいただいたのですが、AIRDOの札幌(新千歳)〜広島は、このあと、わずか2年で消えてしまいました。



そんなことを思い出した、8月6日の朝でありました。
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『大人の鉄道趣味入門』と王選手の記念きっぷ

交通新聞社新書130『大人の鉄道趣味入門』(池口英司・著)は、とても気持ちのいい本でした。昔を思い出すと今はこんなふうに変わっちゃって…と考え始めると、昔はよかった、でも今は旅情がなくなって、といった方向に進みがちですが、この本は、いや、そうじゃないよね、たしかに昔の鉄道旅が持っていた良さは失われたけれど、こういうふうに考えれば今はこんなふうによくなっているんですよ、といった記述が、随所に登場します。

鉄道趣味は奥が深い、先が長い、無理しないで自分のペースで付き合っていけばいい、という話も、この本の中に出てきます。そうですよね。知識とか情報とか道具とかじゃない、そこがいちばん大事なところで、長く付き合える趣味であるからこそ、無理することはない。これ、すごく、大事なことです。

この本の109ページには、こんな写真が載っています。



《記念入場券や記念切符が、様々な話題とともに発行されたこともある。読売ジャイアンツ王貞治選手が世界記録となった756号ホームランを打った記念に販売された記念切符販売所に、長い列ができた。1977年9月19日、水道橋駅にて》

そうか、これは、父が、そんな苦労をして買ってきたものだったのか…




3年前に、自分が存在すら忘れていた古い切符を入れたアルバムが発見されて、その中に、この「王選手ホームラン世界新達成記念」の記念乗車券&記念乗車券セットも入ってました。東京山手線内〜青梅の乗車券440円に水道橋駅の入場券60円を合わせて500円。ワンコインではありません。500円が岩倉具視の青いお札だった頃です。

 

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3晩連続の熱帯夜、のち

月火水と札幌では観測史上初めての3日連続の熱帯夜があって、気温が下がらないだけでもきついのに湿度も高い状態が続き(北海道の人が本州以南に行って苦労するのは気温より湿度なのだ)、いつも言っているように北海道の住宅は厳冬期でも快適に過ごせる=熱を逃さないつくりになっているから、夜は寝苦しいどころかそもそも眠れなかった。徹夜ではないけれど、いつ寝たのかわからないぐらいにしか眠れず、ぼんやりとしたまま昼間の時間を過ごすから効率が上がらなくてさらに精神的に疲れるという、文字にすると実態以上に強烈な印象になっちゃいますけど、ボーッと生きてても許してくれと言いたくなるような週の前半でありました。

木曜から金曜にかけて、ようやく熱帯夜ではなくなり、湿度も少し下がって、さらに金曜から土曜にかけてはさらに気温も湿度も下がったようで、ああ、ようやくぐっすり眠れてよかった…とは、ならないのが、また、ややこしいところで、土曜日の朝は、4時過ぎに目が覚めてしまったのでした。それは加齢で朝が早くなっているからでしょうと言われれば、まあ、そういう面もあるんでしょうけど、窓を開け放ったまま寝ているから寒くなってきたのと、カーテンも閉めてないから明るくなってきたのと、両方が原因です。

とはいえ、明け方に窓を開けっ放しだと寒く感じるぐらいに気温も湿度も下がってきたのはありがたいことで、おまけに昨日の昼間は少し風もあって、室内にいて(=直射日光を避けて)じっとしている限りにおいては、冷房設備がなくても、まあまあ、快適に過ごせました。

ただ、やっぱり、暑いことは暑い。おまけに睡眠不足が蓄積している状態ですから、本当は、昨日は北海道マラソン22日前の炎天下新川通暑さ対策ランに出たかったのですが、やめておきました。そのために、わざわざ、前日の宴会を欠席し、ドリンクと補給食(セイコーマートの煉羊羹消費税込61円)まで用意していたのですが、まともな状態でも危険を伴う30℃超の直射日光を遮るものがないコースでのランニングに、寝不足で判断力が落ちている人が挑んではいけません。

春先、走り込み不足の状態で別所沼公園の42.195kmに臨むのが不安だったとき、某氏から言われた「趣味なのだから無理はしてはいけません」という言葉が、効いてます。そりゃ、北海道マラソンは完走したいけど(出場料だけで1万円以上も払ってるんだぞ!<そっちかい!)、自分の基本的な生活を犠牲にしてまでやることではありません(ただ、結局、あの春先は、別所沼走る前の1か月で、100km走ってるんですよね…それに比べると、7月の函館マラソンの後は、ホント、走れてないのよ…そういう意味では3日連続の熱帯夜が恨めしい、けど、これが北海道マラソンの直前でなくてよかった、と思うことにしておこう)。

暑い暑いというけれどすぐに秋が来て冬が来るんだよって、言ってたじゃないですか。昨日の夕焼け空は見事だったけど、あれはもう、秋の入口の空。暑くて眠れないのは勘弁だけど、短い夏を謳歌しようじゃありませんか。

それはそれとして、台風の進路予想が気持ち悪いな。頑張れ太平洋高気圧。

コンサドーレの試合でもらった扇風機、今年も活躍中です。

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『ふしぎな鉄道路線 「戦争」と「地形」で解きほぐす』



少し上の世代の鉄道ファンの方とお話したときに、「鉄道は地域の発展に貢献してきている一方で、戦争とも切り離せないものだった」と言われたのがずっと頭に引っかかっていました。

ぼくが子どもの頃から20代半ばまで暮らした家の裏は空き地でしたが、そこには太平洋戦争中のわずかな期間だけ線路が敷かれていたらしく(これは廃線跡探訪みたいな本を見てもほとんど出てこない話でそこに実際に列車が走っていたというのはぼくは自分の父の話以外には見聞きしたことがない)、父が言うには、戦争中だったから何を運んでいたかはわからなかったとのことなのですが、とにかく、そこに線路が一時的に敷かれたのは、戦争があったからです。

ぼくは自分の年齢の割に両親が年を取っていたので戦争中の話もわりと身近に感じていたのですが、学校教育的にいうと総じて戦争のことを語るのはタブーだったような空気もあり(もちろん戦争はよくないことだというのは徹底的に教育されてきましたから領土を戦争で返してもらえばいいなんて発想は理解不能ですが)、そこに鉄道が絡んでいるというのは、頭ではわかっていても、いまひとつ、実感できないまま、50歳を過ぎてしまいました。

そこで出会ったこの本は、とても、よい本でした。

鉄道路線、戦争、地形とくると、敵軍の攻撃を避けるために線路を海岸から遠ざけて敷いた、という話がすぐに頭に浮かぶのですが、なぜそこまで鉄道が攻撃されることにこだわったのか?というと、鉄道は、兵員輸送に最大の威力を発揮する道具であったからです。この本、タイトルが「ふしぎな」と妙に柔らかいのですが、その辺の記述は、骨太です(こういう内容が新書で読めるのはありがたい)。そこを「戦争と鉄道」だの「軍隊と鉄道」だのと、軍隊側から語ると、政治色が出かねないのですが(書いているほうがそれを意識していなくともそうなりかねないのですが)、この本は、あくまでも鉄道側から描いているので、そうしたむず痒さはありません。

そもそも、戦争というと、ぼくなんかは戦争=太平洋戦争だったりするわけですが(これは確実に自分が受けてきた教育の影響だ)、日本にはその前に日清戦争や日露戦争があって、この本の中で描かれている戦争は、主として、日清戦争や日露戦争です。この本では、その頃の国際情勢、日本国内の雰囲気を背景にした鉄道の位置づけといったことが、一次資料をふんだんに使って説明されています。

目次
第一章 西南戦争と両京幹線
第二章 海岸線問題と奥羽の鉄道
第三章 軍港と短距離路線
第四章 陸軍用地と都心延伸
第五章 日清戦争と山陽鉄道
第六章 日露戦争と仮線路
第七章 鉄道聯隊と演習線
第八章 総力戦と鉄道構想

第七章は、鉄道ファンの方ならすぐに想像がつく通り、新京成線の話です。ああ、それは有名な話だよねと思いながら読み進めていくと《俗説では、鉄道聯隊の演習目的でわざとカーブを多くしたとされている。だが、》と、有名な話を「俗説」としています(「だが」に続く部分は、本を買って読んでください)。

とても勉強になりました。おすすめします。

(ただし、Kindle版は、あまりおすすめできないです〜図表の文字が小さくて=大きくする方法あるのかな?=Kindle側のフォントを拡大しても、地図のところだけは拡大できず、厳しかったです〜なので、紙の本を買うことをおすすめします)

 

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木彫 仁吉展 仁吉が彫る猫とその仲間たち

礼文島の西上泊(澄海岬)で長年創作を続けてきた(個人的には礼文島でお世話になった)仁吉さんの展覧会、8月6日まで、札幌三越の1階、入ってすぐのところで開催中です。



今回は、札幌三越の「ねこづくしフェスティバル」の一環として開催されており、作品も、ネコ、ねこ、猫と、ねこの新作が多くなっています。




開催期間中は、仁吉さんも、ずっと会場にいらっしゃるようです。

毎日暑い日が続き、エアコンのない家庭が多い札幌にお住まいのみなさまにおかれましては寝不足で疲労も蓄積していることかと思いますが、週末、休める方は、無理に活動することなく、ゆっくりお休みください。

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夏は短し歩けよ御手洗池(字余り)

ひさしぶりに、読んだのである。

森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』

なぜならば、ついに、待望の、糺の森へ行くことになったからなのである。

思えば、森見登美彦の話をしながら森見登美彦と同じような学生時代を京都で過ごした案内人と京都の町を歩いたのは、もう、10年も前のことなのだ。あのとき、下鴨神社や糺の森の話はしたけれど、現地へ行くことはなかった。

あれから10年。

その間、京都へ行く機会は、何度もあった。その気になれば下鴨神社ぐらいは行けたはずだ。が、行かなかった。そもそも、下鴨神社がどこにあるのか、わかってなかった。

糺の森、というぐらいだから、すごく山奥にあるのかと思ったら、出町柳の駅から歩いてすぐだった。




出町柳と聞くと、鉄道がつながってなくてすごく行きにくい(けれどそれであるがゆえに魅力的な)始発駅、というイメージが(いまだに)あるのだが、鴨川沿いを走っていた京阪電車が地下に潜って三条から出町柳まで新線が開通したのは、もう30年も前のことだ。いまの30歳の人は、鴨川沿いの地上を京阪電車が走っていたのを知らないのだ。いまさら言うまでもないことなのだが、オレ、年取ったんですね。

下鴨神社に行った、というよりは、みたらし祭に行ったのだ。



不機嫌そうな顔をしているのは、暑くてへろへろなのに急にそこへ立てと言われてカメラを向けられたからなのだが、神様の前で、ましてやお祭りの場でこういう顔をするのはよくない。機嫌よくしてないと、幸福はやってこない。

それなのに、ああ、またしても、不機嫌な顔をしているではないか!



混み合ってる中で急にカメラを向けられたから、なんか、戸惑ってるんですね。それに、背中に靴をくくりつけられて、ただでさえ重い背中の荷物がさらに重くなってるから、くたびれてる。そんなことより、この人、太り過ぎだよ。絞らなきゃ。

下鴨神社のみたらし祭とは、土用の丑の頃に御手洗池(みたらし池)の中に足を浸して無病息災を祈る「足つけ神事」。あまり調べずに行ったもので、池の中に足を浸すというから、子どもがビニールプールの中でバシャバシャやるぐらいのものかと思っていたら、池の中を歩く距離がそこそこあって、おまけに池の中の水が冷たくて深くてびっくりした。



この時期にしかない、いわば限定グッズ。



おまけに「健脚」なのである。予定外の支出なので予算を考えると足が出るのだが、健脚と言われれば、ランナーとしては手を出さないわけにはいかない。



ご参考までに書いておくと、足つけ神事のために並んだ時間は、20分ほどでした。

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