熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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バフランあらためマスクランアンドウォーク

毎度おなじみ、6ヶ月前午前0時からの東横インの会員予約のため、夜更かししてます。これもまた無駄な努力になるのだろうと思いつつ、11月15日の神戸マラソンの前日宿泊の確保です。今年は、これまでに、同じようなことを、3回、やってますが、そのうち2回=函館と金沢=は大会が中止となり、無駄な努力となりました。

神戸マラソンは、仮に開催されたとしても、金沢以上の高倍率の抽選という難関がありますから、無駄になる可能性はさらに高いのですが、もし開催されて抽選に当たった場合には安宿探しに苦労することになりかねないから、そのときに後悔しないためには、今のうちに、やれることはやっておかねばなりませぬ(といっても、東横イン、最近は、意外に安くないんですが)。

それにしても、午前0時まで起きているのは、ツラい。

ランネットに掲載されている「社会に認められながら健康に走る!コロナ禍のランニングエチケット10」では、第一に、「お勧めは断然『早朝ラン』」とあり、「走る格好で寝る作戦」のイラストが添えられています。ぼくは、さすがに走る格好で寝ることこそしてないものの、起きたらすぐに着替えられるようにウェア類を揃えたうえで、空腹で出ることがないようにドリンクゼリーを用意してから寝てます。それで、毎日ではないけれど、朝の5時台から6時台に、走ってます。

だから、午前0時まで起きているのは、ツラいのよ。

テレビ塔の時計 5時59分の表示

社会に認められながら健康に走る!コロナ禍のランニングエチケット10」の2番め「人気(ひとけ)が少ないコースを選ぼう」も、そのとおりで、たとえば、豊平川の河川敷まで行くじゃないですか。

朝の河川敷

さすがに5時台だとそれほどでもないんですが、6時を過ぎると、そこそこ、人がいます(走る人・散歩する人・自転車に乗る人)。そういうときは、サイクリングロードには下りずに、引き返すか、上を走ることにしてます。

社会に認められながら健康に走る!コロナ禍のランニングエチケット10」の3番め「人がいる場所を走る時はマスクやフェイスガードを」については、少し前にこのブログで書いたように山中伸弥さん推奨のbuff(バフ)を使っていたのですが、最近は、普通のマスクを使ってます。マスクで走ると息苦しいので、あえて、ゆっくりと、ほとんど歩くみたいな速度で走って(歩いて)ます。これは函館マラソンの中止が決まったことの影響が大きくて、当面の目標であった「函館での制限時間内の完走」がなくなったから、今は長い距離に耐えられるだけの脚を作ることに徹しようと、考え方を変えました。速く走るトレーニングは、もう少し、先でもいいでしょう。

北海道マラソンのゴール地点=オリンピックでは序盤で2周するルートの舗装は、すっかり、きれいになりました。しかし、今年はオリンピックもなければ北海道マラソンもない。札幌マラソンが開催されれば、ここを走れるんですが。

きれいに舗装された道路

さすがにこんな時刻まで起きていては、明日(日付としては今日)の早朝ランはパスです。「社会に認められながら健康に走る!コロナ禍のランニングエチケット10」の9番め「『睡眠』『栄養』をより一層意識しよう」のとおり、ランナーである前に、まずは健康体であることが最も重要なことであり、無理は禁物です。

今日の札幌の日の出は4時12分です。
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礼文からの手紙

礼文島民宿海憧からステッカーが届きました。

切手と礼文香深の消印

ぎりぎり貼れるだけのスペースはある。

パソコンにステッカー

ステッカーの上の部分に描かれているのは、民宿海憧の前に見える風景。

ステッカーに描かれたトド島と夕日

実際の風景。

トド島の脇に沈む夕日

地図を見ていただくとわかるのですが、礼文島の北側、スコトン岬の先には「海驢島(海馬島、トド島)」という無人島があって、さらにその南西には岩礁(グーグルマップの表記では「タタキ島」、Yahoo!地図では表示されない)があります。上の写真で夕日が沈んでいるのは、その間です。上の写真をよく見ると、右側の島(トド島)の上に何か立っているのがわかりますが、これは灯台です。

礼文島は全域が礼文町で、その礼文町からは《今は、断腸の思いで島外の皆様には「どうか、礼文島には来ないでください!」と言わざるを得ません。この先の状況を見通すことはできませんが、5月31日(日)までは、引き続き来島の自粛をお願いいたします》というメッセージが発信されておりますので、当面は行くことはできませんが、旅行解禁となった折には、ぜひ、礼文島民宿海憧をのご利用をお願いします。なお、当面は、一部屋に多人数で宿泊することが難しいと思われるため(感染拡大防止のため)、大人数で行くのは避けていただいたほうがよろしいかと思います。

ちなみに、隣の利尻島は、行政区分でいうと、利尻町と利尻富士町の2町に分かれていて、正式な表記の順番(国=総務省の定める市区町村コード番号順)でいうと、礼文町・利尻町・利尻富士町の順番になります(その割に国立公園の名称が「利尻礼文サロベツ国立公園」なのはなぜなのか?は長年の疑問だったりするのですが〜昔から「利尻礼文」または「利礼」だったのはわかるのですが、利尻礼文サロベツ国立公園の制定は市区町村コードの制定より後なんですよね)。

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金沢中止正式発表

金沢マラソン2020 開催中止のお知らせ

7日(木)に「翌日(8日)からのランナー募集開始を再延期する」旨のお知らせが出て、おっ、金沢、粘るね、なんて言ってたんだけど、9日の地元メディアでの中止報道(これはHクンから教えてもらった)を経て、募集開始再延期から4日目にして開催中止決定。

去年の大会、倍率3倍以上の中で当選したのは幸運でした。

翌日の北國新聞の紙面と完走メダル

金沢はまだ申込前だったんでいいんですけど、個人的には、直近で参加費を払い込んだ6大会のうち4大会が中止になってます。金沢マラソンの2週間前の東北・みやぎ復興マラソンが台風で中止になり、金沢の翌週の作.AC真駒内マラソン(非公認コース)を経て、今年3月1日の東京マラソンは一般の部が中止、4月19日の第1回あおもり桜マラソンも中止、津軽海峡を挟んで反対側の函館マラソンも中止。東京マラソンの中止以来、マラソン大会中止というとすぐお金が返ってこないんでしょう的な反応をされるのがめんどくさいんですが、支払済の参加費は、青森は一部返金、函館は来年の大会に繰り越し扱いです。

北海道内は春から秋がマラソンのシーズンで、4月19日の伊達ハーフに始まって、5月5日の豊平川ハーフ、5月18日の洞爺湖フル、6月は美瑛ハーフに北広島30kmにサロマ湖100km、7月に入って函館フルに士別ハーフに北オホーツク100km、などなどが予定されていましたが、いずれも中止。

あと1ヶ月もしないうちに札幌マラソン(ハーフ)のエントリーも始まるはずなんだが、はたしてどうなることか。

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銚子からの手紙

雨の日曜日、銚子電鉄から荷物が到着。

荷物の箱

お手紙付き。

手紙とグッズ

この度は弊社商品をご購入いただき厚く御礼申し上げます。
昨秋の台風襲来以降、厳しい経営状況が続いておりましたが、追い打ちをかけるようにコロナ禍に見舞われ、かつてない程の苦境に直面しております。
こうした折、オンラインショップを通じての温かいご支援を賜り、心より感謝申し上げます。
厳しい環境下ではありますが鉄道の灯を守るべく力を尽くしてまいります。
今後共、何卒よろしくお願い申し上げます。

銚子電気鉄道株式会社
代表取締役 竹本勝紀


中学高校時代に「利根川歩行」という名の、中学1年から高校3年までの6年間かけて利根川の上流から下流に向けて歩いていく学校行事がありました。ゴールは利根川の河口、銚子。それがぼくにとっての初めての銚子でした。そのときは学校行事だったからバスで学校に戻ったはずで、銚子電鉄に乗ったのは、平成になってからです。

また、行かなきゃいけないところが増えました。
いつか再訪できるよう、もっともっと、頑張って働きます。

銚子電鉄のぬれ煎餅オンラインショップ
 

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もとマラソン課長からの手紙

4月30日に出された「札幌市民は都市封鎖に相当する外出自粛を」との北海道知事の言葉を生真面目なほどに守って外に出ない日々を過ごしていたらランニングに出るのが億劫になってきて、そうか、人はこうして走るのをやめるのか、なんて考えるようになっていたところへ、函館マラソン大会実行委員会事務局からの封書が到着。

中に入っていたのは、函館マラソン大会実行委員会委員長名での、「2020函館マラソン」開催中止のご連絡について、という紙が1枚。

封筒と書状

内容は、すでにホームページで公開されている通り、今年の大会は中止、エントリーした参加者には来年の大会の出場権を無料で付与する、来年の大会に参加できない人には参加記念品等を送る、というもの。なんだ、これならわざわざ封書で送るほどのことでもなかろうにと、雑がみ箱に放り込みかけてから、裏にも何か書いてあることに気づいた。

A4の紙に文字がびっしり

「前略 もとマラソン課長です。」で始まる長い文章は、函館マラソン公式サイトで「前略 マラソン課長より」を執筆されていた函館マラソン大会実行委員会事務局次長(函館市教育委員会生涯学習部次長)の池田敏春さんからのお手紙でした。前半は、2020函館マラソンを中止せざるを得なかったことについてのランナーへのお詫びで、ここまでは、想定の範囲内。

「ランニング」。

その1行から下の後半部分ですよ、素晴らしいのは!

今のこの状況下でのランナーの気持ちに寄り添ったこの言葉がいかに素晴らしいかは、ランナーでない人には伝わりにくいかもしれません。でも、それで、いいんです。だって、このお手紙は(ホームページ上で広く訴えかけているものではなく)函館マラソンを走ろう!と思った人に送られたものなのですから!

2019函館マラソンの完走メダル

…と書いていたら、横浜マラソン(11月1日開催予定)の中止のお知らせが届いて、もともと期待してなかったんだけど、金沢マラソン(10月25日)が受付開始日を再延期するというお知らせが昨日あった直後だっただけに、なんだかなあ、な感じ。各地の大会が抽選受付を先送りする中で、横浜(と神戸)は、しれっと受付を始めて、大丈夫なの?という声も少なくなかったんですが、やっぱりというか、なんというか。抽選申込しただけなんでお金を払っているわけではないものの、意地悪な見方をするとローソンチケットの会員に登録させるために抽選受付したのか?と思ってしまったりもして(横浜マラソンは珍しいことにローソンチケット受付なのです)、なんかチグハグで、あんまりいい感じしないなあ(と言いながら、また来年も申込するかもしれませんが)。

かように、マラソン大会といっても、いろいろであるわけです。

そろそろ、東京マラソンの再受付のお知らせも来るんだろうなあ。
2021大会か2022大会のどちらかを選択するわけですが…うーむ…
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礼文島 民宿海憧がネットショップを開設

長年にわたりお世話になっている礼文島の民宿海憧が、ネット通販を始めました。

通販サイトのページ→KAIDO shop

本来であれば礼文島はそろそろ観光シーズンに入る時期。でも、行政(国や道や町)が「離島には行かないでほしい、来ないでほしい」と言っている中ではお客さんを呼べない(呼んでも来ない)から、当面は休業するしかない。休業してもやることがないから、その時間を使ってネットショップを開いた、ということらしい。

初めて民宿海憧を訪れたのは33年前(当時は礼文島船泊ユースホステル)
船泊ユースホステルの建物

'87ユースホステルハンドブックの礼文島船泊YHの紹介ページ
船泊ユースホステルの説明文

長い付き合いだにゃー
猫と船泊湾

ただでさえ観光シーズンが短い礼文島にあって、その観光シーズンに島外との間の人の往来を止められていることはやるせないとしか言いようがないのですが、廃業を選択しても仕方ない中にあっても、ネット通販を始めるなど少しでも前に進もうとしている礼文島 民宿海憧を応援していただけますよう、長年の常連客の一人として、みなさまにお願い申し上げます。

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「清張スイッチ」がはいった連休

NHK的にいうと大型連休も今日で終了、といっても、明日も明後日も在宅勤務だからどこへも行かないことには変わりないのですが、とにかく、もともと外出を控えるようにとのお達しが出ている中で、4月30日には北海道知事から「日本では法律上都市封鎖はできないが札幌市民には都市封鎖に相当する外出自粛をお願いしたい」旨の話があり、これはそれまでよりも一段強い外出自粛要請(「自粛」の「要請」というのも言葉としてはヘンなのだが)だとして翌日には北海道コンサドーレ札幌もグラウンドでの練習をやめて選手全員自宅待機にしたと野々村芳和社長がラジオで言っていたこともあり、5月1日以降は、ほとんど、外出せずに過ごしてます。

そういうことになるちょっと前に読んだのが、この本。

清張鉄道1万3500キロ

本の表紙

この本(2017年11月刊)、以前から存在は知ってましたが、買ったのは今年の4月の半ばです。たまたま、ジュンク堂の1階に平積みで置いてあったのを見て、しばらくの間はどこにも行けないんだろうなあ、それならせめて机上での鉄道旅行を楽しむかと、手にとったのでした。

なんといっても、この、ぶどう色のEF58が描かれた表紙と、「清張鉄道」なる(まるで中国大陸の鉄道路線の名前みたいな)タイトル、さらに「1万3500キロ」が、どこへも行くことのできない現状にあっては、旅心を強く刺激します。

ちょっとユーモラスなモリナガ・ヨウ氏のカバーイラストは、じつに秀逸です。

本の裏表紙
(これが紙の本の良さなんだよね〜)

しかし。

読み始めたら、まあ、苦しいこと、苦しいこと。松本清張作品の中に登場する鉄道を追っていくという企画はおもしろく、また、よくここまで調べて整理したなあと感心する力作なのですが(だから単行本になってるわけですが)、登場する鉄道を紹介するにあたっては作品のあらすじについても触れないわけにはいきません。もちろんネタバレはないように紹介されているのですが、紹介される作品の中の登場人物は救いようのない悪いヤツばかりで、犯罪はみな暗く陰湿。

ただでさえ在宅勤務で外に出ることが少ないから気持ちが沈みがちだというのに、読めば読むほど、陰鬱な気分がぼくを包み込んでいく(笑)。

それでも鉄道の話はおもしろくて、また、知らない作品に出会えるのも楽しくて、最後まで読んだら、なんだか、へんなスイッチが入ってしまったらしい。

清張スイッチがはいる風景 の記事のページ
(「松本清張・黒の地図帖」(2010年刊)掲載)

2010年というのは松本清張生誕100年の翌年で、みうらじゅんの「『清張スイッチ』がはいる風景。」が掲載された「松本清張・黒の地図帖」(平凡社太陽の地図帖)と、ほぼ同じ時期には「松本清張地図帳」(帝国書院)も出ました。後者は帝国書院さんだけあって、昭和32年中学校地図帳の復刻が載っているなど、いくら見ていても飽きません。

松本清張地図帳

松本清張生誕110年記念と銘打たれた「みうらじゅんの松本清張ファンブック 清張地獄八景」は、昨年(2019年)の刊行。この中では、みうら氏は「清張ボタン」という言葉を使ってます。

清張地獄八景の表紙

元を正せば『清張鉄道1万3500キロ』がきっかけではあるのですが、今みたいに漠然とした不安が世の中を覆っているときは安定を求めたくなるのか、連休に入る前からずっと、ストーリーのわかっている松本清張の小説ばかり読んでます。『清張鉄道〜』で知った未読本をKindleに落としてあるのですが、どういうわけか、読んだことのある作品ばかり読んでます。始まる前から結末がわかっている水戸黄門がウケるというのは、こういうことなのかも。

『神々の乱心』上下巻の一気読み。読むだけなのに体力消耗。

本の表紙

この本は、やっぱり、難しいんですよ(おもしろいけど)。そういえば原武史さんが解説本を書いてなかったっけ?と、amazonで探して、Kindle版をポチる寸前に、あれ?この本、見たことあるぞと思い出して、探したら、我が家にあった。

本の表紙

『神々の乱心』は、書き出しが《東武鉄道東上線は、東京市池袋から出て埼玉県川越市を経て》であり、川越で育ったぼくにとっては興味深い場面も多いのですが(物語の舞台の一つが東松山をモデルにしていることはすぐわかる)、原武史さんの本に「埼玉県松山町が東松山市になったのは昭和29年」とあるのを読んで、川越で生まれ育った父が東松山のことを「松山」と言っていたのは父の中では東松山ではなく松山だったのかと、今さらながらに理解しました(ぼくがいまだに「知床斜里」や「摩周」に違和感があるのと同じだったんだろうな)。東松山といえば牡丹園に箭弓神社に山口敏夫に吉見百穴、で、ぼくは、子どもの頃、箭弓神社のことを「野球神社」だと思ってました。

黒地に白い文字で書かれた言葉
(「松本清張・黒の地図帖」(2010年刊)掲載)

今のところ、在宅勤務は11日まで、ということになってますが、札幌市長の昨日の会見では「少なくとも15日までは外出を自粛してほしい」と話があったから、もうしばらく、続くのかなあ。とはいえ、ほとんど自主的ロックダウンみたいな生活はさすがにくたびれてきたので(生活のリズムもおかしくなってるし)、そろそろ解除しようかと思ってます。でも、やっぱり、少なくとも今月中は、札幌から外へ出るわけにはいかんのだろうなあ。まあ、それもまた、いい経験だ、ということで。

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写真集『札沼線の記憶』

ステイホームで片付けをしている方も多いようですね。
モノが減れば、また、スペースも生まれることでしょう。

新たにできた空間に、写真集『札沼線の記憶』はいかがでしょう。
ふだんからお世話になっている方々による、素敵な写真集です。

写真集の表紙

2020年5月6日は緊急事態宣言の(最初の)期限の日であるとともに、札沼線のうち北海道医療大学〜新十津川間の最終日でもあります(それにしても「宣言」の「延長」って、言葉として、ヘンだよな〜)。

写真集表紙の下に記された説明文

実態としては4月17日をもって廃止されたも同然なのですが、形式上は5月6日までは運休、5月7日が廃止日です。

5月1日に放送されたNHK(北海道ローカル)「ひるまえナマら!北海道」は、特集「さようなら!そしてありがとう…私たちの札沼線」でした。これも、その時点ではまだ列車が走っている、5月6日の最終運行が目前に迫っている、という前提で企画された番組だったのかもしれません。

テレビ画面

この地図には描かれていませんが、函館本線と札沼線の間には石狩川という大河川があります。明治時代に札沼線の敷設を国に陳情、請願した団体の名称は「石狩川右岸鉄道速成同盟会」でした。

しかし、やっぱり、函館本線との距離は、近すぎた。
田中和夫先生の名著『北海道の鉄道』(2001年)には、昭和10年の開業当初から、札沼線の末端区間は利用が少なかったとの記述があります。
 

開業当初(引用者注:昭和10年10月)の石狩沼田−桑園間113キロの所要時間は、客貨混合列車で4時間30分前後だった。石狩橋本駅付近と函館本線の滝川駅の距離は、石狩川を挟んでいるとはいえ、わずか3キロだった。このため自動車を利用して函館本線の駅から直接乗車する旅客や発送貨物も多く、中徳富(現・新十津川)−桑園間を除いた区間は乗降客も貨物の発着も少なく、閑散としていた。
そうした閑散さに目を付けられたのか、札沼線のレールを樺太(サハリン)東海岸北方の気屯線と古屯線の敷設に転用するため、石狩沼田−石狩当別間を昭和18年10月以降休止し、逐次レールが撤去された。
戦後、地域住民から復元運動が起こり、札沼線復元促進期成会が結成されて活発な運動が展開された。その結果、石狩当別−浦臼間が昭和21年12月、浦臼−雨竜間が昭和28年11月、雨竜−石狩沼田間が昭和31年11月に、ようやく元通りになった。10年がかりでの復元だった。
(田中和夫『北海道の鉄道』(2001年)p.213)


太平洋戦争後に復元された区間のうち、新十津川−石狩沼田間は、昭和47年6月に廃止されました。復元完成から15年半、ですが、国鉄諮問委員会が廃止を勧告したのはさらにその4年前の昭和43年9月でした。昭和31年に敷いた線路を10年ちょっとで剥がすなんて、むちゃくちゃな話に見えますが、それは令和の時代から見た感想であって、当時はどうだったのかは、さまざまな文献などから想像するしかありません。

ぼくにとっての札沼線の記憶。

1987年7月22日。当時は「しんとつわ」でした。
(「しんとつわ」に改称されたのは1997年4月)
新十津川駅



2007年1月27日。雪晴れ。
窓の外の雪景色
新十津川駅 上の写真と同じ角度から
新十津川駅のホーム 上の写真と同じ角度から
新十津川駅の外観

2009年9月5日。大先輩お二人とご一緒させていただいた日。
昭和47年に廃止された雨竜駅の跡地を示す石碑
昭和47年に廃止された石狩追分駅の跡地を示す石碑

NHK「ひるまえナマら!北海道」の 特集「さようなら!そしてありがとう…私たちの札沼線」では、札沼線のミュージックビデオの紹介もありました。番組で流れたのは「伊藤すてじろう『左様なら』- Sutejiro Ito "Sayonara" MV 【学園都市線・札沼線の歌】 」で、YouTubeを見たら、これとは別に、フルバージョン(4分24秒)もありました。

もともと予定されていた最終運行日までは、あと、2日。
在りし日の札沼線に思いを馳せながら、静かに、5月6日を迎えたいと思います。

 
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えちごトキめき鉄道「自宅でまったり雪月花セット」が届く

えちごトキめき鉄道さんの#StayHomeキャンペーン特別セット「ご自宅でまったり雪月花セット」が届きました。

宅急便の箱
宅急便の送り状
箱を開けたところ

えちごトキめき鉄道が誇るリゾート列車「雪月花」のドリップコーヒー8パック(パッケージデザイン4種類×各2個)、ソフトクッキー6個(2種類×1個ずつのパック×2パック)、雪月花デザインのガラス皿1個のセットです。

コーヒーのパッケージ、クッキーのセット、お皿

雪月花の冬期運行のお土産で提供されていたという上越市(上越妙高駅前)「雪の香テラス」さんのソフトクッキーは3種類。まずは「ほろ苦の雪室抹茶とホワイトチョコの柔らかクッキー」MATCHA。

ソフトクッキー抹茶

雪室といえば北海道ではあんなところ、こんなところと、いくつか地名が浮かびますが、豪雪地帯である新潟県の上越地域でも産官学連携で「雪室推進プロジェクト」が行なわれていて、そのプロジェクトから生まれたのが雪室熟成したまろやかな味の茶葉−という話は、このクッキーを送っていただいてから、ネットで調べて初めて知りました。

「新潟県産コシヒカリの米粉を使ったチョコチップクッキー」Yukinoka Cookie。そうだよねえ、新潟といえば、コシヒカリ、だもんねえ。

ソフトクッキーチョコチップ

「雪室熟成の越後棒茶を使った香りが特徴の柔らかクッキー」BOCHA。

ソフトクッキー棒茶

このブログを書きながら、「MATCHA」だけ、いただきました。
むちゃくちゃ、美味しいです。
口に入れてすぐに「あ、これ、うまい!」と、ひとりごとが出たほど。

ガラス工房falaj(ファラジ)さんの、雪月花モケット柄のガラス皿。

ガラス皿と箱
ガラス工房ファラジの説明リーフレット

このガラス工房もまた、上越市なんですね。当たり前といえば当たり前なんだろうけど、沿線の事業者さんの商品でここまでやれるのは、羨ましい。

このところ在宅勤務続きでコーヒー(via特急列車ヘッドマーク付きマグカップ)か緑茶(viaC62 2デザイン湯呑)+おやつ写真がインスタとフェイスブックの定番になっているのですが、在宅生活はまだしばらく続きそうですから(一昨日と昨日は朝のゴミ出し以外まったく外に出なかった!)、雪月花セットで、まったり過ごします。

コーヒーを入れたマグカップとガラス皿にのせたクッキー
 

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