熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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古い茶封筒の中に

マラソンばっかりやってるわけではなく、仕事もしてますし、11月10日・11日に開催される「北海道の鉄道 過去、現在、未来」の準備もやってます。

そんなわけで、結構、忙しい毎日です。

先日、「北海道の鉄道 過去、現在、未来」の展示物の制作を進める中で、古い資料が必要となり、自宅内に積まれたまま少なくとも20年以上は開けていなかったダンボール箱のガムテープを剥がしたら、いろんなものが出てきて、ただでさえ忙しいのに、おもしろすぎて睡眠時間が削られる羽目に陥りました(笑)。

最初に見つけたのが、この切符。



昭和61年、国鉄最後の夏の、日本最北端の駅・稚内から日本最南端の駅・西大山への乗り継ぎ旅で使った切符です。経由を記した欄にある「東名」「広浜」は国鉄バス。途中下車印の中には「鬼志別」「浜頓別」「初山別」といった、もうとっくに(線路ごと)なくなってしまった駅の名前もあります。

このとき稚内までどうやって行ったのかは、ぼんやりとした記憶しか残っていなかったのですが、この乗車券が入っていた茶封筒の中に、答えがありました。



8月13日に上野19時21分発の急行八甲田51号に乗り、函館から札幌までは翌日の急行ニセコ号(函館14時55分発)、札幌で1泊して8月15日に「札幌→201km以上」の急行券で稚内行き(夜行)急行利尻の自由席に乗ったのです。

こちらはそのときの乗車券。



高崎から稚内、8月7日から13日間有効。経由は、信越線、小海線、中央東線、中央西線、東海道線、東北線、函館線、宗谷線。学割16,480円、池袋旅行センター発行。経路からはみ出す塩尻〜松本間の復路専用乗車券は右上にホチキス留め。

札幌から夜行急行「利尻」で早朝に稚内に到着した後のことは、わりとよく覚えています。午前中に稚内市内を観光した後、宿に入って、翌日からの旅=種村直樹レイルウェイ・ライター友の会のイベント=の準備をすべく、宿の食堂のスペースを貸してもらって、HさんとMクンと3人で、旅のしおりを作ったりしてました。

その宿は今はもうないのですが、隣には当時から別のホテルがあって、そちらは現在も営業しています。そして、ぼくが先月の日本最北端わっかない平和マラソンの前夜に泊まったホテルが、たまたま、そのホテルで、しかも、マラソン前夜にぼくが泊まった部屋は、その宿が建っていた場所に面した部屋だった、ということは、9月10日のブログにも書きました。

マラソン前夜のホテルの部屋がそういう場所だったことに加え、こんなものまで出てくるとなると、これは何かのメッセージなのではないかと考えてしまいます。よもや種村先生があちらの世界から呼んでいるということはまだないでしょうが…

種村先生が名刺や封筒などに使っていたフレーズは「未来の鉄道を考える」。これは、種村先生が毎日新聞社を退社してフリーとして開業したときの挨拶状に、磯崎国鉄総裁が寄せた言葉が元になっています。『きしゃ記者汽車 国鉄全線完乗まで』(1984年、創隆社)によれば、元になった言葉は―

《一〇〇年の歴史を踏まえ 未来の鉄道をつくりあげてゆくいま 彼の力が ぜひ必要だと思う》

元の言葉は「考える」ではなく「つくりあげてゆく」だったのですね。

種村先生の独立開業から45年経って、今は、また、新たな形の未来の鉄道をつくりあげてゆくときです。11月10日・11日に開催する展示博覧会「北海道の鉄道 過去、現在、未来」が、みんなで未来の鉄道を考え、つくりあげてゆく一助になればいいなあと思いながら、日々、準備作業に邁進しています。

さて、展示博覧会「北海道の鉄道 過去、現在、未来」では、ステージイベントも多数企画していますが、10日の午前中には、同じ会場で、日本都市計画学会北海道支部さんによるセミナーも開催されます。ここでは「鉄道遺産・鉄道資産を生かしたまちづくり」をテーマに、釧路市立博物館の石川学芸員(2018年島秀雄記念優秀著作賞特別部門受賞「釧路・根室の簡易軌道」制作で中心的役割を果たした方)による基調講演や、増毛町の堀町長、陸別町商工会の杉本事務局長(廃線跡を活用してふるさと銀河線りくべつ鉄道を運営)を交えたパネルディスカッションなどが予定されているとのことです(参考記事)。

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豊浦町「秘境小幌」フォトコンテスト2018 もうすぐ締切です

日本一の秘境駅「小幌駅」 第2回豊浦町『秘境小幌』フォトコンテストを開催中(豊浦町)

以下、豊浦町ホームページ(上記リンク先)から

豊浦町「秘境小幌」エリアは、日本一の秘境駅として知られる「小幌駅」や、円空が5体の観音像を納めた「小幌洞窟」、断崖に囲まれた小さな入江「小幌海岸」、手付かずの自然に生息する多様な野鳥や植物など、あらゆるものが魅力ある写真撮影スポットです。四季折々に変化する「秘境小幌」エリアの風景等を題材にした写真を募集し、応募作品の中から、厳選なる審査の上「秘境小幌フォトカレンダー」に採用する他、豊浦町のホームページや広報媒体に使用いたします。》

「応募作品の撮影時期は問いません」とのこと。

締切は10月19日(金)。今週末は天気がよさそうですから、一日散歩きっぷで小幌撮影ハイクなんてのも、いいかもしれません。



表紙が小幌駅です
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カレンダー「オホーツク鉄道ガイド2019」

理屈じゃないんだ!



縦に長い壁掛け用カレンダーです。



「なつかしい硬券ホルダー風」というのは、こういうこと。



月ごとの網走の日の出と日の入り時刻も載ってます。下の写真は9月のページ。オホーツク網走マラソンが開催される頃は、日の出が5時18分、日の入りが17時07分(なので、北浜駅16時59分着の列車から降りると美しい夕焼け空が見られるのです)。



美しい写真と遊び心満載のこのカレンダー、札幌市内だと、大丸藤井セントラルと紀伊國屋書店札幌本店で売ってます(両店とも特設売り場に並んでいるのを確認済)。東京都内では書泉グランデで売っているそうです。

ぼくはセントラルで買いました(1階の入って右側の奥に見本とともに置いてあります)。

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写真展「33年前―岩内線最後の日」今月28日まで開催中

岩内町の木田金次郎美術館にて、写真展「33年前―岩内線最後の日」が開催されています(今月28日まで)。

以下、チラシから引用:
《1985(昭和60)年6月30日、国鉄岩内線が最後の日を迎えました。(中略)この最後の日を、全線にわたって写真に収めた人がいます。岩内町大浜在住の目黒伸廣さん。SL(蒸気機関車)が走る頃から、自宅の側を通る岩内線の姿に目を向け、記録してきました。この展覧会では、目黒伸廣さんが岩内駅をはじめ沿線各駅で撮影した「岩内線最後の日」の写真を、関係資料とあわせて紹介します。岩内の歴史とともに歩み、産業や人々を支えてきた鉄路の最後の姿を見に集まった人たちの姿を、岩内駅の跡地に建つ木田金次郎美術館でご覧いただきます。》

【日時】2018年9月29日(土)〜10月28日(日)10時〜18時(入場は17時30分まで)月曜休館
【主催】木田金次郎美術館(岩内町教育委員会・NPO法人岩内美術振興協会)
【協力】北海道鉄道観光資源研究会

入場無料。

木田金次郎美術館は、道の駅いわない・岩内バスターミナルから徒歩1分です。

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今年もやります!「北海道の鉄道 過去、現在、未来」

北海道鉄道観光資源研究会では、11月10日(土)11日(日)の2日間、北海道庁赤れんが庁舎で、展示博覧会「北海道の鉄道 過去、現在、未来」を開催します。昨年11月に開催した「パネル展」の内容を拡充し、今回は講演会やパネルディスカッションなどのステージイベントも予定しています。

【日時】2018年11月10日(土)(10時〜18時)、11月11日(日)(10時〜16時)
【場所】北海道庁赤れんが庁舎2階 1号・2号会議室

昨年は1号会議室のみでしたが、今年は廊下を挟んで向かい側の2号会議室も使って、講演会等のステージイベントを開催します。入場無料。

多くのみなさまのご来場をお待ちしております。

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