熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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出てきた出てきた貯金通帳

山親爺の缶の中から、30年以上前の郵便貯金通帳を発見。

郵便局名のスタンプが押された貯金通帳

実業之日本社『種村直樹の汽車旅事典』1987年には「旅行貯金」という項目があり《郵便貯金通帳を用意して、旅先の郵便局で少しずつ貯金、通帳にゴム印を押してもらい記念にする楽しみ。》と説明されています。

その『種村直樹の汽車旅事典』が刊行された頃にレイルウェイ・ライター種村直樹事務所でアルバイトをしていたぼくは、当時、当然のように、旅行貯金をやってました。それが、上の通帳です。

その後、就職してから、ああ、なるほど、この趣味もまた「フリーの特権」(当時の種村先生の口癖の一つ)なんだなと気づいた=郵便局で貯金してハンコを押してもらえるのは平日の昼間に限られる=のと、都市銀行直系の会社にいるやつが郵貯の残高増に貢献するのはいかがなものかという妙な職業意識が働いたこともあり、ぼくの旅行貯金熱は自然消滅したのですが、この当時は、こんなふうに、旅先で郵便局を見つけると、100円を貯金して、局名の入ったゴム印を押してもらってました。

郵便局の名前がずらずらっと並ぶ中で、下のほうにある「船泊郵便局」は礼文島の船泊地区にある郵便局で、今でも年に数回は前を通る郵便局ですが、このときは「こんなところもう二度と来ないんだろうな」と思っていたのでしょう。

さらに下のほうにある沼ノ端、留辺蘂、丸瀬布、夕張本町は、種村先生と一緒に訪問した郵便局です(この旅のことは種村直樹『気まぐれ列車に御招待』(実業之日本社,1989年刊)に書いてあります)。郵便局にご一緒したことは、いまこれを見ても明確には思い出せなくて、留辺蘂に至っては下車したことすら思い出せないんですが、逆に、丸瀬布の駅前の薄暗い食堂だか居酒屋だかみたいなお店のことは、写真すら残っていないのに風景を脳内に再現できるぐらいに記憶が鮮明だったりするのが不思議です。

写真と乗車証明書

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