熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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ひみつのモードチェンジ

2月29日の某スポーツ紙が一面の大見出しに政権批判を掲げて話題になった直後、ある方がラジオ番組で「あれはスポーツ新聞にとっては苦肉の策でもある、スポーツがみんな中止になっちゃって現場へ取材に行くこともできなくなって、スポーツのことを書きようがないからああいうふうになった、という面もある」と語っていたことがありました。新聞やテレビは、ネタがないから今日はお休みです、とはいかないから、それでいて枠の大きさは決まっちゃってるから、何かで埋めなきゃならない、ということになると、そういうことにもなるわけですね。

その点、ネットというのは、枠の大きさが決まってないから自由になんでも書けるし、ネタがなければ何も書かなくてもいい、のに、(ほぼ)毎日ブログを書かなきゃいけない!という、不思議な強迫観念(または習慣)に囚われると、むりやりネタを探そうとすることになって、そうすると、このご時世、あの2月29日のスポーツ紙の一面のようなことを言いたくなったりするんだが、そんなことを言っても何の解決にもならないし、さりとてそうした人たちに対する反論を書いたところで何の解決にもならないのは同じこと。

そもそもどうしてぼくはブログをやっているのか?というと、ときどきやめようとしては理論武装を施して続けてきているものの、基本的には、子どもの頃から変わってない、誰かに何かを話したくて仕方がないという性格によるものであるとしか思えない。子どもの頃から、学校でも家庭でも可愛がられた(笑)のは、ぼくがなんでも(聞かれてないことでも勝手に)喋ってくれるからまわりの大人たちはこいつがいればどこで何が起きているのかわかって便利だったから、というのは、大人になってからわかったことであります。

《幸いなことに昔からお喋り好きだったし、それに旅行すると観光地そのものより、その道中の土産物屋が気になって仕方ない。》(みうらじゅん『ひみつのダイアリー』)

そういうことだ。ついでにいうと、旅行すると云々、のくだりも、よくわかります。だから、誰かと旅行するのは苦手なんだけど、それでいて一人だと寂しいのだから、じつにワガママだ。



平時は、いいんですよ。何を書こうが、誰も気にしないし、自分でネタを作ろうとしなくてもネタなんていくらでも出てくる。だけど、こういうことになると、旅行できないのはもちろん、日常生活の行動範囲、交友範囲も狭くなるから、リアルなネタになるような出来事が減るし、刺激が少なくなるからなのかアイデアも出てこない。そういう中でむりやりネタを絞り出そうとするのは苦しい。

だったら、やめれば?

なんといっても、やっぱり、今は、平時じゃないわけだ。男だったら一つに懸ける、というわけにはいかないのだ。何が起きるかわからないのだから、いろんな可能性を考えておかなきゃいけない。平時ならば銭が飛ぶけれども、今は、そういうこともない。

《私は、こういう時はモードを変える必要があると考えています。》(モードを変える必要性 | えちごトキめき鉄道社長(いすみ鉄道前社長) 鳥塚亮の地域を元気にするブログ 2020.04.06)

モードを変えるというのがどういうことかは、上のリンク先をご覧いただくとして、(ほぼ)毎日ブログを書くのをやめてみる、というのも、モードを変えることの一つだと気づきました。こういうときだから世の中的にはネットのアクセス時間が増えて、書き込みも増えるんだろうけれど、そういうときだから何かを書こうとするとへんなふうに気を遣う。ならば、べつにやらなきゃいけないことじゃないんだから、モードを変えて、やめればいいのだ。

そんなわけで、スパッと完全にやめることはないんですけど(昨今どうも極端に振れがちですが1か0かという発想は危ない)、ネット全般、FacebookやInstagramも含めて、アクセス時間を減らしていくモードに切り替えました。

モードを切り替えると、また違う世界が見えてくるんだなと感じる今日このごろ。



 

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