熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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北海道は「新たなステージ」

7都府県への緊急事態宣言発令をああいうふうに扱われるとまるで日本中が対象になってるみたいに見えちゃいますが、対象はあくまでも7都府県。国にも法律にも関係なく1ヶ月以上も前に知事が緊急事態宣言を出した北海道は、いま、「新たなステージ」に入っています。そこは、勘違いしちゃいけない、大事なポイントです。

昨日の日刊スポーツウェブ版「サッカー現場発 − 北海道はすでに前へ、札幌は苦悩しながらも見学再開」の中で紹介されているコンサドーレの野々村芳和社長の言葉は、じつにわかりやすい。

「誰のどのコメントに従えばいいのか、果たして正解なのか難しい」と野々村社長は苦悩も明かす。「(感染が拡大する)東京の温度感に引っ張られてしまう人は『まだ早いだろう』って感じると思う。北海道に住んでる人でも東京や大阪の温度感を見て大変な状況だと感じて『まだそんなことやるの早いよね』って思うかもしれない」と、時期尚早という意見も想定していた。そんな声に考慮して、公開自粛を続けるのは簡単だ。だが、それでは北海道一丸での動きに水を差すことになると決断した。


そういうことです。東京の温度感に引っ張られてしまう、というのは、たとえば、全国放送のテレビ番組だとか、ネットだとか、そうした媒体に接している頻度が高いと、そうなりやすいのだろうと思います。だけど、東京だって、ずっとこんな感じで行くわけにはいかない。どこかで自粛を解かなきゃいけないときがくる。だけど、それはいつなのか、何を根拠にすればいいのか。これって、全国に先がけて緊急事態宣言が出ていた北海道内では、いま、わりと多くの会社や事業所で、みんな、迷ってることです(そういう話をあちこちで聞きます)。早くから警戒感を強めていただけに、自粛疲れという話ではなく、たとえば変則的な勤務体制をいつ元に戻せばいいのか、そこは、すごく悩ましい。

そこで、3月18日の鈴木直道北海道知事からの発表です。

2月28日から実施してきた緊急事態宣言について、当初懸念された爆発的な感染拡大と医療崩壊による命と暮らしを守れない状況は、現状として回避されたと考えているため、当初の予定どおり3月19日をもって終了いたします。

その上で、新型コロナウイルス感染症の危機克服に向け、道民の皆様や事業者の皆様と一丸となって戦っていく新たなステージに移行いたします。
(中略)
緊急事態宣言は、道民の行動スタイルを変えるきっかけとして有効に機能したと考えておりますが、国内外の状況を踏まえれば、感染拡大防止に向けた取組が引き続き必要であり、これまでの取組を継続しながら、社会・経済活動への影響を最小限にしていく必要があります。

このため、道民の意識や行動の変革を持続させることのみならず、その意識と具体的な行動をベースに感染拡大防止の取組を行いつつ、社会経済活動を行う「北海道モデル」の確立に取り組んでまいります。

3月20日からは「新型コロナウイルス感染症の危機克服に向け道民や事業者一丸となって戦っていく」新たなステージに移行していきます。

道民の皆様には、3月20日からも気を緩めることなく、外出するときは必ず次の3つの点を確認していただくとともに、 引き続き徹底していただくようお願いいたします。  
(以下略)

(全文は北海道庁のホームページに掲載されています)

誰かが何かをしてくれることに期待するのではなく、自分のことは自分でやる。困っている人がいたら自分で助ける。自分ができないことをやっている人にはすべからく感謝する。それだけのことです。

ぼくらは、2月の終わりから3週間、ライフスタイルを大きく変えながら、みんなで、感染拡大を抑えてきたのだから、自信を持ってやりましょう。注意すべきことにはしっかり注意しながら、また、テレビやネットの情報(≒東京の温度感)に惑わされることなく、無理のない範囲で、普通の生活に戻していけばよいのです。

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