熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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いつか収束する日に向けて

9年前に故人となった元上司の本。1994年刊。

本の表紙

当時、世間的にみると、この方は景気予測の楽観派という位置づけでした。一方、ライバル社にやはりTさんというメディアに露出の多かった方がいらして、こちらは悲観派。景気の先行き、経済成長率は、という話になると、ぼくの上司のT氏がわりと高めの予測を出して、ライバル社のT氏は低めの予測を出すのが常でした。

その頃、ぼくの上司のT氏がときどき言っていたのは、景気というのは気持ちの問題なのだから高めの数字を言うべきだ、自分のような立場の人間がこれから暗い時代になるということを言ってはいけない、といったことで、正直にいえば、そのときは、いや、でも、それって、予測と言えるのか?とも思ったんですけど、あれから25年以上も経った今は、それでいいんだと、わかります。

ただ、世間の人たちは、なぜか、「日本経済は厳しい局面にあり、今後も…」みたいな話が好きなんですよねえ。「厳しい」と言われると、ああ、厳しいんだから仕方ないんだ、これでいいんだと、落ち着くってことなんでしょうね。

2月28日の北海道建設新聞に、いつもお世話になっている日本旅行北海道の永山さんのインタビューが載ってました(深掘り 日本旅行北海道新規事業開発室渉外部長 永山茂氏)。以下、引用。

観光ビジネスは元来、政情不安、経済危機、自然災害などさまざまなリスクを想定している。感染症もその一つ。近年でもSARS(重症急性呼吸器症候群)、鳥インフルエンザなどの例があり、決して未経験の事態というわけではない。

冷静な見方が必要で、感染症の流行はいつか収束する。あくまで仮定の話として言えば、もし流行が5月あたりまでに鎮まれば、それ以降で挽回して、結果的に去年を上回ることもあり得る。というのも北海道は例年、雪まつりが終わってから5月の連休明けまではもともと旅行客が少ない時期。五輪・パラリンピックのマラソンが予定通りに開かれれば7月から8月前半にかけて関係者や観客で満杯になる。これを避ける一般観光客が初夏や秋に分散して来てくれれば、トータルでは大きな入り込みになる。


全文はウェブで読めますので、ぜひ、ご覧ください。

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