熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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北海道観光列車モニターツアー@室蘭線

昨日(11月30日)、北海道鉄道活性化協議会の事業の一環として、室蘭線の苫小牧〜岩見沢間で、観光列車モニターツアーを催行しました。苫小牧を朝8時50分に出発して岩見沢に12時01分に到着する午前コースと、岩見沢を13時30分に出発して苫小牧に17時に到着する午後コースの2コースで運行し、おかげさまで、盛況のうちに、無事、終了することができました。

どうして苫小牧〜岩見沢で観光列車なのか?は、鳥塚さんのブログで説明されているとおりです。道の観光列車検討会議の最初の頃、鳥塚さんが「観光列車をやるなら苫小牧〜岩見沢」と発言され、さらに、3年間続いた会議の最終回でも、鳥塚さんは、同じことをお話になりました。今回はモニターツアーという形ですが、実際にやってみて、なるほどこういうことなのかと、とてもよくわかりました。

午前コースは「甘味大好きコース」。沿線各地の銘菓が続々と登場。



苫小牧東小ブラスバンドのみなさんによる苫小牧駅ホームでの歓迎。



こんな車両です。北海道の恵みシリーズの、道央花の恵み。今回は観光列車仕様として、各ボックスにテーブルを設置して運行されました(テーブルは取り外し式で、つい最近、設置可能になりました)。



苫小牧を出て、まずは、ラブフルート奏者「ここぺりーな」さん&スリットドラム奏者「おっしー」さんによる演奏(と、さらっと書きましたが、ラブフルートもスリットドラムも、今回、初めて知りました)。



追分駅で最初の下車、道の駅あびらD51ステーションへ。



D51 320が置かれている資料館(追分機関庫)は、現在は冬の閉館時期に入っているのですが、今日だけ、特別に開けていただきました。



次の停車駅の由仁駅では、由仁保育園と三川保育園のお子さんたちのお出迎え。



列車を下りたお客さま一人一人に、子どもたちからのプレゼント。



駅の建物内での地元特産品販売。
観光で来ているみなさんは、何かを買いたくて仕方がないのですね。
とにかく売れるんだ、これが。



列車に戻るときにも、また、子どもたちからのプレゼント。
ひとりひとりに「由仁町にまた来てください!」と声をかける子どもたち。



そんなことされたら、おじさんおばさんたちは感激します。
感激しすぎて、寒いのに、窓を開けちゃいます。



この由仁町の子どもたちの歓迎で、それまで硬かった車内の雰囲気が、一気にほぐれました。今回、歓迎に出てくれた由仁保育園と三川保育園は土曜保育があり、この日は通常の保育時間帯の中で対応可能だったとのこと。

次は栗山駅に停車。



小林酒造さんで社会科見学。



栗山駅からは小林酒造の小林専務が列車に乗り込んで、この時期にしか呑めないお酒のサービス。車窓の雪景色には日本酒がよく似合います。



12時01分、岩見沢駅に到着し、午前コースは終了。



午後コースは、北海道教育大学岩見沢校の学生さんによるサックスの四重奏に送られてスタート。



駅のホームで列車に乗り込む場面で演奏してもらえればもっとよかったのですが、外は雪、そして岩見沢駅の1番線ホームは狭いうえに直前に別の定期列車も入っていたため、岩見沢駅内のホールを貸していただき、このような形になりました、が、むしろ、こうしたことによって、ホールに音がよく響き、華やかな出発を演出することができました。

午後コースは「辛党ほろ酔いコース」。



栗山駅で下車して小林酒造見学、由仁駅で下車して特産品お買い物、追分駅で下車して道の駅見学、という行程は午前コースと同様ですが、提供されるのはお酒、お酒、またお酒。



由仁町の隠れた逸品・鮭キムチ。うまいんだな、これが。



すっかり日が暮れた終盤、ここぺりーな&おっしーさんの演奏で締め。



今回は、旅行会社が企画して沿線市町村に協力を求めるという形ではなく、夏の時期から、何度も、沿線の関係者のみなさんと会議を重ねて、企画を練ってきました。それによって、沿線の関係者が同じ方向を向いて、それぞれのマチの強みを出そうとする、という動きが生まれ、さらにその先には、行政区分という単位とは違う、鉄道の路線という単位が、新たな価値を生み出す可能性があることが、少しずつ、見えてきたように感じています。

ご参加いただいたみなさま、円滑な運行にご尽力いただいたJR北海道のみなさま、さまざまなイベント等で楽しませてくれた沿線自治体や関係者のみなさま、ありがとうございました。

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