熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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フルマラソン世界最高記録 ついに2時間を切った!

今日の台風のニュースと明日のラグビーのニュースに埋もれてほとんど報道されそうにないので、このブログに書いておきます。

つい先ほどまでウィーンで行なわれていた「INEOS 1:59 Challenge」で、マラソン世界記録保持者のエリウド・キプチョゲ選手が、ついに、2時間を切るタイムで、42.195kmを走りました。

(以下、画像はすべてYouTubeのライブ配信から)


ただし、これは、非公認記録です。「INEOS 1:59 Challenge」は、国際陸上競技連盟が認めたコース・形式で行われた大会ではありません。でも、人間がついにフルマラソンを1時間台で走ったこと、これは、紛れもない事実です。

キプチョゲ選手はマラソンの世界記録(2時間01分39秒)の保持者であるとともに、非公認世界記録(2時間00分25秒)の保持者でもあります。非公認のほうは、2017年にNIKEが開催したF1サーキットでのタイムトライアルで記録したもので、国際陸連非公認とはいえ、これが人類最速のマラソンの記録でした。

今回は、無観客だった前回とは違って観客のいるコースでの開催、かつ、前回は3人の選手が記録に挑んだのに対し、今回はキプチョゲ選手だけが記録に挑みました。

それにしては上の画像で後ろにたくさんランナーがいるのはどういうことか?というと、これは、みんな、ペースランナーです。ペースランナーは7人で構成され、空気抵抗を抑えるためのフォーメーションを組んで走ります。さらに、7人のペースランナーは5組(7人1チーム×5チーム)が用意されていて、フルマラソンの距離の約5分の1ごとに、チームが交代していきます。

そのうちの1チーム(TEAM 4)には、KOTA MURAYAMA(JPN)。



上の画像には、ラグビーかサッカーみたいなフォーメーションが描かれていますが、これが、ペースランナーの隊列です。誰がどこを走るかは決まっていて、村山紘太選手が走る場所は前から2列目の右側、キプチョゲ選手の右斜め前です。上の画像で、ただ一人だけ、白いシャツを着ているのがキプチョゲ選手。ペースランナーは全員ピンクのNIKEの厚底なのに対し、キプチョゲ選手だけは別のシューズを履いてます。

ペースランナーの前には自動運転の車が走り、ランナーたちにペースを指示。



1キロ2分50秒で走り続けるとゴールタイムは1時間59分34秒、ということで、基本的なペースはキロ2分50秒。要は、キプチョゲ選手が最後までそのペースを保てるかどうか、だったのですが、途中で何度かペースが崩れたことはあったものの、大崩れはなかったどころか、最後はペースを上げてました。



この、41kmの2分49秒が出たところで、もう、2時間切りは確実になりました。残りの距離のカウントダウンが100メートル単位で始まって、キプチョゲ選手がペースメーカーにもういらないと手で合図してスパートを始めた瞬間は、iPadでYouTube見ながら、体が震えました。

いいもの見せてもらいました。
こういう瞬間をリアルタイムで共有できたのは、とても、嬉しいです。
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