熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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27年目のJinlun Station

このたびのぼくの台湾旅行は、27年ぶり2回目の台湾訪問でした。27年前と言葉にすると、ものすごく前みたいに感じるんだけど、自分としては、それほど前のことだとは思ってない。でも、あれこれ考えると、やっぱり、ものすごく前です。

『28年目のハーフタイム』、我が家にあるのは、初版3000部のうちの1冊。

本の表紙

金子達仁『プライド』あとがきから:
《アトランタ・オリンピックが行われた1996年当時、その28年前に行われたメキシコ・オリンピックは、わたしにとって江戸時代や戦国時代に等しい存在だった。そこで起きたことや登場人物のことは知っていても、所詮はテレビや映画、書物の中での存在というか、とんでもなく遠い時代の出来事でしかなかった。(中略)かつて28年という年月をはるか彼方のようにとらえていた人間が、50歳を超えると20年という月日を手が届くかのように感じている。自分が生きてきた時間って、知識として理解してる時間とは、まるで別物なんですね。》

これ、以前にもこのブログで紹介したことのある文章ですけど、ぼくは、金子さんと同年代だから、この感覚、とてもよく、わかります。28年前に感じた28年前は歴史の中の出来事だけど、いま感じる28年前は、リアルな思い出です。

27年前に台湾を訪れたときの時刻表や切符類が発見されたのは今年の6月で、どうやらこれは貴重なものらしいということがわかった時点で、ぐちゃぐちゃだった資料箱(自分以外にはガラクタの山)から取り出して別の袋に入れて保管していたのですが、6月時点ではまさか9月に台湾に行くとは思ってもなかったもので、そうやって大事に仕分けたことなどすっかり忘れていて、昨日、たまたま、机まわりを片付けている中で、ふたたび、発見しました。

中を開けてびっくり。

時刻表の裏表紙

上の写真は、27年前に台湾で使った時刻表の裏表紙なのですが、ぼく、ついこの間の台湾旅行で、同じ場所を訪れてます。

駅を見下ろす

これ、ホントにたまたま、訪れた場所です。泊まっていた部屋の窓から道路が高くなっている場所が見えて、距離もそれほど遠くなさそうだし、あそこに行けば駅を見下ろせるんじゃないかと歩いていって、この写真を撮ったのです。この後、自分が乗る列車の前にこの駅を通過する列車が何本かあったから、その列車をねらってみようかと(撮り鉄用カメラは持ってきてなかったんだけど)、地球の歩き方に写真が載っていた場所へと移動して、撮った写真のうちの1枚が、これ。

鉄橋の上の列車と背後に海

この、上の写真は、9月20日発売(道内では本日発売)の『最新版 台湾鉄道旅行』の表紙の左上に載っている写真と、同じ場所ではないかと思われます。

「最新版 台湾鉄道旅行」の表紙

場所は、台東県太麻里郷の金崙(Jinlun)駅の近く。

2019年9月の金崙駅
駅の建物
駅のホーム

27年前の時刻表(裏表紙が「南廻鐵路景色」の写真)
時刻表

27年前の切符(裏に座席番号が手書きしてある)
台湾の鉄道の切符

 

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