熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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令和元年台湾鉄路九百公里(3)

大改修中の高雄車站(Kaohsiung Station)。
最近できたばかり(らしい)新しい駅は、めちゃくちゃカッコイイ。



ホームは地下にあります。



駅前のホテルにチェックインしたら、道路が大変なことになっていた。



これ、もちろん、バイク専用道ではありません。自動車もバイクも走る道路です。この前後の信号がバイク用と自動車用に分かれていて、バイク用が青信号になった後は、こういうことになります。これは夕方の写真ですが、朝はもっとバイクだらけの道路になってました。

バイクが溢れる道路橋を挟んで、奥にあるのが現在の高雄車站(高雄駅)、手前に見えるのが歴史的建造物としてこの場所に移築された旧高雄駅站の駅舎。



旧高雄駅站の建物は、曳家によりこの場所に移築された由。高雄駅站周辺の再開発が終了する頃には、この建物が上の写真の左側に移動し、再び駅の玄関口として使われることになるそうです。

旧駅舎は「高雄鐵路地下化展示館」という展示施設になっています。入場無料。…ということを文字で説明するのと合わせて、この建物の手前にある入口の写真を載せるのがこのブログのいつものパターンなのですが、どうやら入口の写真は撮らなかったらしい。たぶん、暑くて頭がまわってなかったのと、歩行者があまりに多くてカメラを構えているような余裕がなかったからだと思います。

中に入ったら、服務台(Information)のおばさまが声をかけてきた。



「Where did you come from ?」
「from Japan」
「あー、わたし、日本語、話せません…英語と日本語で説明します…ここは、seventy eight years ago、できました…just a moment」

そう言ってバックヤードに消えたおばさまは、しばらくしてから(あれ?どうしたんだろう?と思うぐらいの時間が経ってから)、何かを手にして、戻ってきました。

「ここは、seventy eight years ago、日本の方が、つくりました。日本、ありがとう。これは、おみやげです」

わざわざバックヤードまで行って(おそらくはかなり探して)持ってきてくれたのは、「高雄鐵路地下化 107年10月14日」の文字と、路線図と、イラストが描かれたクリアファイルでした。裏には「交通部鐵道局南部工程處 Southern Region Engineering Office,Railway Bureau,MOTC」の文字。中華民国107年10月14日というのは西暦2018年10月14日のことで、それが地下化が完成した日であり(つまりまだ1年も経っていない)、そのときに配布された非売品なのでしょう。

鉄道愛好家(収集家?)的に嬉しいという気持ち以上に、片言の日本語で、「日本、ありがとう」と言われたことが、嬉しかったです。じーんと来ました。この建物を未来永劫まで駅舎として残そうと判断した台湾の人々への感謝の気持ちで一杯になりました。こちらこそ、ありがとう。

この建物がすぐ下に見下ろせる高雄駅前のホテルの朝食、饅頭が美味しかった。



27年前に台湾に来たときは、台北の市街地でも、朝になると、そこらじゅうで饅頭やお粥を食べていて、そこらじゅうで湯気が上がっていたものですが、今回は、そうした光景は、もう、なくなってました。

高雄といえば、世界初の全線にわたって架線のない路面電車(高雄輕軌=LRT)も楽しみだったのですが、まさかの15分間隔運転に、ぼくが高雄の街がこんなに大きいことを理解していなかったこともあって、停留所で充電するところを見ただけで、今回は乗ることができませんでした。高雄は、高鉄(新幹線)を使えば台北から1時間半、あるいは新千歳空港からの直行便もあって、その気になればすぐに行ける場所ですから、そのうち、架線レスLRTが延長開業したら、または高雄駅站周辺の再開発が完成したら、いや、それより前でもいいんだけど、また行けばいいや。



そう思って帰ってきてから、札幌マラソンのサイトの右下に「2020 KAOSHUNG MARATHON」の文字があるのを発見。バナーをクリックしたら「2020高雄マラソンに無料で参加できます」との案内が!

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