熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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第2回日本最北端わっかない平和マラソン(2019年9月1日)

去年に続いて、北海道マラソンと2週連続のフルマラソン。先週の北海道マラソンで望外の記録が出たことで、正直なところ、モチベーションはダダ下がりだったんですけど(先週Hクンとパフェ食べながら「稚内行かなくてもいいんだけどねえ」とまで言ってしまったほど)、せっかく申し込んでるんで(というよりも本音を言うと早割で取った飛行機やホテルのキャンセル料が結構高いんで)、行ってきました。



去年は北防波堤ドーム前だったバス乗り場が、手前の公園に変わってました。それはありがたいことなんだけど、手荷物預かり所もここに移したのは、なんでなんだろ?これ、宗谷岬で荷物預けた人は、ゴールした後どこで受け取ればいいかわかんなかったと思うよ。こんなところまで取りにくるのは面倒なので、ぼくは、ホテルに預けましたけど、ゴールから手荷物預かり所へ行くよりもホテルのほうが近いというのは、なんか、へんだな。

6時50分過ぎのバスに乗って、宗谷丘陵を抜けて、7時35過ぎに宗谷岬へ。

「平和」マラソンがこの日に開催されることには理由があるのです。





ここで1時間半待たされるのは去年と同じで、これだけ時間があれば一通りの宗谷岬観光ができるからありがたいんだけど、雨だったらどうするんだろうなあ…という不安は、やはり、残ります。ぼくは荷物は稚内のホテルに預けてきていたので、ここではもう着替えることはせず、ランナー姿の上にレインコート(捨てる前提の108円商品)を寒さ対策として羽織っていたのですが、そんなの着てると暑いぐらい。

でも、風は強い。今年もまた、向かい風。



お約束の最北端の碑での記念撮影。



スタート前セレモニーは、爆笑(失笑?)の渦。川内優輝選手は登壇の紹介受けたのに「川内選手は、まだ、お姿が見えないようです」とのことで、遅れて登場。その辺のゆるさや、時折会場から笑いが漏れるあたりも、この大会の魅力です。



人数が少ないので、スタートのロスタイムはほとんどなく、スタートラインを越えたら普通に走れます。



なんか後ろからたくさん足音が聞こえてくるなあと振り返れば、4時間のペースランナーが引っ張る集団でした。ありゃ、オレそんなところ走ってんのか、いくらなんでもそれは速過ぎるし、後ろから追われてるみたいで気になるので、ペースを緩めて集団をやりすごしたのですが、でもここまで気持ちよく走れてるんだし、今年は去年ほどには向かい風が強くないし、このコースはそれほどのアップダウンがあるわけでもないので、行けるところまでこれに付いていこう!と考え直し、そのまま集団にくっつきました。



この集団の中で走るのは、楽でした。集団の後ろで走っているサポートランナー(作.AC北海道のSさん)が、「日差しも出てきてるんで給水取ってくださいね〜、もうすぐ給水所ですから一列になってくださ〜い」とか、「風が強くなってきたので集団の中に入ってくださいね〜、前の人を風除けにしてくださ〜い」とか、都度、アドバイスをくれるのもありがたい。

しかし、さすがに、ぼくには、このペースはきつかった。無理すればまだ付いていけそうではあったものの、こんな最初のほうで無理しちゃったら最後まで持つわけがないので、14キロ過ぎで離脱しました。

離脱すると、こうなる。



風は避けられないし、前後にほとんど人がいないから、走りづらくて仕方がない。4時間15分というペースランナーがいればそこに付いたんだけど、4時間の次は4時間半で、先週4時間24分台で走った身としては、4時間半のペースメーカーに付くのはつまらない。

国道からいったん外れて第一折り返しまでの狭い道は、去年は風がなくなって快適に感じた場所。ところが、今年はそっちの道に入った途端、暑くてたまらない。風がなくなったら、ものすごく蒸し暑い(路面が濡れているのが不思議で、途中で沿道のスタッフに聞いたら、この少し前に、この辺だけ雨が降った由)。

りんぞうくんも暑かったと思う。



国道に戻ったら、まだ25キロなのに、先週の北海道マラソンの35キロみたいな感じになっちゃって、スピードがぜんぜん上がらない。先週、ちょっと走れたからといって、序盤で4時間のペースランナーにくっついたのは、やりすぎでした。

それでも、北海道マラソンだとランナーも沿道の応援もたくさんいるから、どうにか気力で走り続けられるんだけど、ここはランナーも応援もいないから、こういう状況に陥ると、簡単に気持ちが折れます(笑)。




そのうちに、どこかから、ジンギスカンの美味しそうな匂いが…

これでした。





ここで、がっつり休憩。もう、完全に、タイムがどうでもよくなりました。スタートしたときは、先週の北海道マラソンのタイムは上回りたいなあ、あわよくば4時間15分ぐらいで走れればいいなあ、なんて考えてたのに、そうした思いをすべて台無しにするジンギスカン(笑)。美味しかったです。稚内木馬館のみなさま、ありがとうございました。ごちそうさまでした!

国道から離れて海側の倉庫地帯に入り、33キロの給水給食ポイントの先で、ついに4時間半のペースメーカーに抜かれる。



ぼくがよほどキツそうに見えたのか、集団の少し後ろを走っていたサポートランナーが「大丈夫ですか?」と声をかけてくれて「大丈夫です」と答えたら「まだ4時間半いけますよ!」とエールを送ってもらいました。ホント、今回は、あちこちで、サポートランナー(作.AC北海道と北海学園大学のみなさん)にお世話になりました。

それとすごいのは沿道の応援です。数は少ないです。でも、途切れ途切れに登場する沿道の人たちが、みんな「がんばれ!」と言ってくれる。途切れ途切れなだけに、それが、すごく励みになるのです。ふだんの生活で、こんなにたくさんの人から「がんばれ!」と言われることなんてないでしょ。嬉しいよねえ。

右手に青い海、正面に百年記念塔。素晴らしい眺め!



36キロ。



うろこ亭さんの私設エイド。



去年は残ってなかったメロン。今年は(ぼくが早いから)たくさん残ってた。



もうタイムどうでもよくなってるし、メロンがあまりに美味しいので、しばらく立ち止まっておしゃべり。「去年のコースだったらあと少しだったのにねえ」「いえいえ、あと6キロですから、頑張ります!」

37キロ。



うまくタイミング合えばどこかで特急サロベツ4号とすれ違えるかもしれないと楽しみにしていたのですが、ぼくが想定外に速すぎて、特急サロベツ4号は、まだ、稚内駅を発車してなかった。

稚内駅前を過ぎると最後の関門(37.5キロ、スタート後5時間で閉鎖)があって、去年のコースはここで右に曲がっておしまいだったのが、今年はここからさらに4.6キロ、付け足しみたいなところを走ってこなきゃいけない。これはつらかった。沿道の人たちは変わらず声援を送ってくれるものの、走っている人の数が少ないから、どこに折り返しがあるのかが見えない。



折り返しに近づくと、その先にノシャップ岬の赤白灯台が見えてきて、テンション上がります。



この折り返しの後のラスト2キロちょっとは、よかったなあ。だんだん近づいてくるサフィールホテル(旧全日空ホテル)に、左は利礼ドーム。ぼく、しょっちゅう稚内行ってますけど、あのドームを裏側から見たことはなかった。背後から見ると、なるほど、あれは稚内桟橋駅を大波から守っていた防波堤なのだと、じつによくわかります。最後の最後に、ここが北への玄関口でもあることに思いを馳せることができるのは、とても嬉しいです。



コースが変わったおかげで、ゴールへの直線が長くなったのも、よかったです。たくさんの人が待ち構えている様子がかなり手前から見えて、すごく楽しかった。

というわけで、2週連続フルマラソン、無事、完走。



最後に少しだけ頑張って、結果、帳尻合わせみたいなタイムになりました。



ステッカーは、優勝した川内選手からもらいました。
アシックス履いてる人限定だそうです。



今年も楽しかった。ありがとう稚内。



また来年!

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