熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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続・北海道マラソン2019

昨日の北海道新聞によると、今年の北海道マラソンの完走率は84.5%、完走者数は13,457人(過去最多)であった由。去年は完走率が81.2%、完走者数は12,971人だったから、完走者数は500人弱、増えたことになります。やっぱり、涼しくて走りやすかったんだな。

大会前夜、川内優輝選手にあやかって、カレーを食べました。




最初はコロンボに行ったのですよ。ところが、土曜日は閉店が早くて、「ごはんなくなっちゃったんです、ごめんね〜」と言われて、狸小路へ移動した次第。マラソンの前日はカレー(それも庶民的なお店のカレー)と考えるランナーは少なくないらしく、この(およそ観光客など入りそうもない)お店にも、道外からのランナーと思われる方々がいらっしゃいました。

もっとも、およそ観光客など…というのは、もしかすると先入観の決めつけなのかもしれません。券売機には、中国語(繁体字)という選択ボタンがありましたから。ぼくがときどきそばを通る「ひのでそば」では、最近は、外国人観光客と思しき方々がスタンディングジャパニーズヌードルを楽しんでいらっしゃる姿をよく見かけます。

大会当日。

雨なんて聞いてないよ!

我が家は幸いにして会場までわりと近いので、雨が上がるのを待ってから出かけたのですが、また降ってきて、しかも、今度は雨脚が強まっていて、北1条の地下道の入り口で、しばし、雨宿り。

午前8時09分


手荷物預かりの受付時刻は8時30分までということになっているので、少し小降りになったタイミングで大通公園へ移動し、手荷物を預けた後、しばし、ぶらぶら。

8時34分、ステージが無人状態だったので、写真を撮ってみた。



北海道マラソンは、これまで、ショートソックスのみで走ってきたのですが、今回は気温が低そうだったので、カーフサポーターを着用しました。これがあると、ふくらはぎの疲れが違うのです。

直前まで悩んだのは帽子。天気予報の通り、曇りだったら、帽子はいらないと思ってました。風が強そうだから、むしろ、邪魔になるかもしれない。だけど、朝、雨が降っているのを見て、雨除け代わりの帽子を着用したのでした。

8時38分、整列場所へ。



なんだよ〜、結局、こんなことになるのかよ〜、やっぱり北海道マラソンは暑くなるんだ〜(と、思ったんですけどね、このときは)。

Eブロックの真ん中より少し後ろに並んで、スタートラインまでのタイムロスは5分47秒。右端を走って、札幌市の秋元克広市長とハイタッチ、さらには、北海道の鈴木直道知事ともハイタッチ。笑顔の新知事、じつに爽やかです。

走りはじめてすぐに、右側の歩道上に知人を発見。大きな声で呼びかけたら、気づいてもらえてました。すすきのを過ぎて、中島公園の入口で左に曲がってからは、幌平橋駅の前にいると言っていた知人に挨拶するために右端をキープ、したのですが、これがまあ、ストレス溜まりましたねえ。道路の端は、雨水がたまるんですねえ。そして、後ろから来て無理な追い越しをしようとする人の多いこと。中には歩道に上がって追い越していく人もいるんですが、それはいくらなんでも、どうなのさ。

幌平橋を渡って中の島から平岸へ入っていくと、あらら、雨が落ちてくるではないですか。落ちてくるとかいうレベルじゃなくて、ざーっと降ってくるって感じ。ところが、南7条大橋を渡って中央区に戻るあたりでは、雨が上がって青空がのぞき、今度は蒸し暑くなってくる。いやいや、この状況で創成トンネルは勘弁してくれ…といっても、創成トンネルをくぐらないと、先へ進めない。

10kmを過ぎて、札幌駅北口の合同庁舎の前を通過する頃から、また雨が降ってきて(そんな中でも沿道で応援している知人の姿を見つけられたのはよかった)、北大の脇に出ると、もう、ザーザー降り。路面には轍があるから、一直線に水たまりができていて、ランナーはそこを避けて走るんで、さらに走路が狭くなる。

この、降ったりやんだりしていた雨は、マラソンに関係ない札幌市民にはインパクトが強かったようで、昨日(北海道マラソン翌日)、いろんな人から「雨は大丈夫でしたか?」と聞かれました。気温は、この時期としては低いものの、そうはいってもまだ8月ですからそれなりであって、ゆえに、雨が降ってもただ体が濡れるだけで、むしろ気持ちがいいぐらいなのですが、ランナーでないみなさんがそういう心配をするぐらいに、この日の札幌の雨はゲリラ的に激しかった、ということです(こういうのは気象観測の記録には出てこないのでここに書いておく)。

個人的なことをいえば、去年の函館マラソンは5時間近くも大雨に打たれましたから、べつにどうってことないんですが、沿道で応援してくださっている方々や、ボランティアのみなさんが、気の毒でした。それでも沿道に立っていてくれるのだから、本当にありがたいです。これが、北海道マラソンのよさ、なのですね。

メガネに雨粒がつくのが気になってきたので、メガネを外してユニホームで拭いたら、中途半端に水が広がってかえって見づらくなってしまった、のに、18kmでHさんが写真を撮ってくれると言っていたことを思い出して15kmでまた同じことをしてしまい、また見づらくなったのですが、その18kmでは、そんなことしなくても前が見えていたし、写真を撮ってくれるのならということで帽子を脱いだぐらいで、雨は上がっていた…と思ってたんですが、この写真を見ると、沿道のみなさん、まだ、傘さしてます。



左側の人がいないところは、復路の走路。
遠くに見えるのは、向こう側へ向かっているトップレベルのランナーです。

18kmで左に曲がったところから風が気になりはじめて、新川通に入ったら、もろに向かい風。この風は数日前からの天気予報で想定できたことではあったのですが、いざ、真正面から受けると、これはきついです。6km走れば折り返しだ、そこまでがんばろうと、センターライン寄りを走って反対側を走ってくるコンサドーレのユニホームの人とエール交換したりしながら、ひたすら耐える、走る(そうそう、今年よくわかったことの一つは、コンサドーレのユニホームを着ていると、沿道の人からかなり応援してもらえる、ということでした)。

そのうちに今度は日差しが強くなってきて、なんだよこれ、どういう天気なんだよ!と文句を言ってみてもどうなるものでもなく、この辺でなんと直前のランナーが突然バックしてきて激突するというアクシデントもあったりしたのですが(沿道にいた知り合いに気づいて戻ったみたいなんだけどコース上でバックはあり得ないだろ!)、そこも文句は言わずにまあまあどうもどうもとやり過ごし、石屋製菓さんのエイドで白いバウムが3切れくっついてきちゃってちょっと苦労し、30kmのエイドにバナナが残っていたことに驚き、だんだんと反対側の車線を走る人の姿が減ってきたと思ったら、前面に「収容」の文字が大きく描かれたバスが、10台ぐらいかなあ、かなりの隊列で登場。

で、そのバスの隊列を写真に収めようと、わざわざセンターライン側(走者の数は少ない)に出て、立ち止まって、カメラを向けてる人がいるわけですよ。だけどさ、そのバスには、やむを得ずリタイアとなってしまったランナーが乗ってるんですよ。そこにカメラを向けるっていうのは…うーん…自分が逆の立場だったらと考えたら…まあ、1万5千人もいれば、いろんな人がいるってことなんだろうなぁ…

新川通の復路を離れて、35kmまでが、いちばんきつかった。37.5kmの給水所ではボランティアに出ているはずのHさんを探すも見つけられず(というほど探したわけでもないのですが…いいペースで走ってましたんで)、徐々に沿道からの「コンサがんばれ〜」の声に応じる余裕がなくなってきて、もう歩いちゃおうかと思ったんだけど歩いている人がいないから走り続けて(5時間ぎりぎりのペースで走ってると35km以降はそこらじゅうで歩いてるんですけど)、北大構内でコース脇にいた知人(今回は出てないけどランニングが趣味の人)に「4時間半切れるよ」とワケわかんない言葉をかけて(それは沿道から声をかける人の台詞だろうとあとから思った)、北大の外に出てヨドバシの脇を走っているときは「キモチイイなあ〜」と声に出してしまったほど、楽しかった。

ゴール前後は、なんか、とても、へんな感じ。あれ?こんなタイムでゴールしちゃったよ!でもぜんぜん疲れてないぞ、苦しくもないぞ、なんだこれ、もう終わりなの?終わりだよね、ああ、オレ、よく頑張ったなあ…とか、いろいろ考えてましたけど、思わぬことが起きてしまうと、嬉しいとかすごいとかいう感情は出てこないんですね。そりゃ、嬉しくないはずはないんだけど、感情の高ぶりでいうならば、前日の札幌ドームでジェイの同点ゴールが決まった瞬間のほうが大きかったですもん。

3時間10分台でゴールしていたHクンと合流し(待たせて申し訳なし<ゴール後から完走証受取までの大行列の長い待ち時間はなんとかならんのか)、テレビ塔の下へ。

午後2時46分


このビアガーデンはお昼からやっているし、クラシックはあるし(ぼくは飲まないけど)、ジンギスカンもあるし、なにより北海道マラソンのゴールから近いのがいい。けっこうな席数があるのに、そこらじゅうに北海道マラソンを走り終えたランナーがいて、そこらじゅうで「かんぱ〜い!」してて、ほぼ、満席。すごく、幸せな空間。

Hクンが「パフェが食べたい」というので、4丁目の地下の石屋製菓さんのカフェに行ったら席がなくて、Hクンはそれでもどうしてもパフェを食べたかったらしく、「雪印パーラー」という名前が出てきたので「雪印パーラーは最近引っ越したんだよ」と教えてあげながら(「最近」ではないかも)、ぼくにとっては初めての雪印パーラーへ。

午後4時20分


そんなふうにして、今年の北海道マラソンは終了しました。



今回は、下鴨神社のみたらし祭でいただいた期間限定の脚のお守りをランニングパンツのポケットに入れて走りました。冷たい御手洗池に足を浸してきたおかげで、無事、走り切ることができました。ありがとうございました。

なんだかんだ言って、また、来年も出るんだろうな〜

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