熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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鉄道ジャーナル2019年10月号

昨日の北海道マラソンはやはり完走率が高かったようですね、とか、さすがに今朝はあちこちが痛いです、とか、まあ、そういう話は、また追々書いていくとして、今朝のお話は先週発売された鉄道ジャーナル2019年10月号の巻頭記事「夏の北辺『風っこそうや』」について。



特集は「並行在来線 北陸編」なんだけど(これも北海道の鉄道にとっては大事なテーマです)、特集とは無関係の「風っこそうや」の記事が、巻頭に載ってます。単なる列車の紹介にとどまらず、記事の冒頭にいわく《北海道の地にJR東日本や東急の列車を走らせる異色のプロジェクト》について《このできごとの真相を探る》という、かつての鉄道ジャーナルらしさ全開の記事です。

記事本文には、以下の小見出しが付されています。

運転初日の「風っこそうや」に乗って
始まりは「道内に豪華列車を」の声から
第三者による列車運行を国が提唱
相互扶助として風っこを提供したJR東日本
クルーごと北へ出向くTHE  ROYAL EXPRESS

こういう切り口でまとめられた記事は、これまで、ネット媒体も含めて、ほとんどなかったと思います。とてもわかりやすくまとまっているので、ぜひ、読んでください。

記事の最後は、以下のように締められています。

《宗谷本線も釧網本線も日本離れした風景の中を走るうえ、一度なくしてしまえば二度と線路を通すことなどできない国立公園(釧路湿原)内の区間もある。そうした代えがたい財産を活かせる手法として、鉄道が再生され、今回のアイデアが引き継がれていってほしいものである。(中略)ここまで来た以上、国の命令に従って実行したが思う成績が残せなかった、道も沿線も協力したがむずかしかった、国の支援にも限界、経営はJRの責任―とさまざまな理由を挙げ、事業も路線も廃止といったシナリオには進んでほしくない。》

これは、痛烈です。鉄道ジャーナル誌の立場としてはこれでいいんだけど、ぼくらは、そういうことを言っていられる立場ではありません。そうしたシナリオに進んだとしたら、その責任の一端は、ぼくらにもあるのです。北海道に暮らす者、北海道の鉄道を愛する者は、JRではなくとも、国交省の人でなくとも、道の職員でなくとも、みんな、当事者です。
 

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