熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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CF「#頑張れ宗谷本線」の終了報告を受けて

クラウドファンディングプロジェクト「#頑張れ宗谷本線!手ぬぐいを振って観光列車を皆で歓迎したい」の終了報告が、プロジェクトページに掲載されました(2019年08月05日 皆さんの手ぬぐいが宗谷本線を彩っています)。素晴らしい文章なので、ぜひ、ご一読いただきたく、ご紹介する次第です。

このCFプロジェクトは、単に、手ぬぐいを作るものではないし、さりとて、宗谷本線を廃線危機から守りましょう!というものでもありません。そもそも、宗谷本線を守りましょう、という目標の立て方が、ちょっとピンぼけです。焦点を合わせるのは、そこじゃない。

人口が減り、地域社会の維持が難しくなっていくなかで、どうやって地域を守っていくのか。最近のはやりの表現を使えば、SDGs、すなわち、持続可能な世界をどのように実現していくのか。

究極のゴールは、地域を維持していくこと、そして域内の人も域外の人も、みんなが楽しく生きていくことです。そのときに、強力なツールとなる可能性を秘めているのが、鉄道=宗谷本線であり、今回の取り組みはその可能性を最大限引き出すためのきっかけなのだと、ぼくは考えています。

極論すれば、こうした取り組みを行なっても、宗谷本線には域外の人を呼び込むような魅力はない、という結論になってしまえば、廃線という結果になっても、やむを得ないと思っています。でも、ぼくは、宗谷本線には、まだまだ引き出されていない魅力がたくさん隠されていて、国内外から多くの人や投資を呼び込めるだけの可能性があると考えています。だから、このCFプロジェクトを、応援してきたのです。

こういう話になってくると、公共交通をどうデザインするか?という話とは、少し、違う話になってくるように思います。地域をどうするかという話があって、その中に鉄道の活用方法があって、その鉄道の活用方法の一部が公共交通のデザインの話に重なってくる、という感じでしょうか。

そのときに見せるべきは、悲壮感、危機感ではなく、楽しさ、キラキラ感。あ、なんかおもしろそうだな、と思う人を増やしていって、応援してくれる人たち、一緒にやってくれる仲間を増やしていく。その入口として、5色のカラフルな手ぬぐいって、いいアイデアだったなと思います。

#頑張れ宗谷本線

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