熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
<< October 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 熱帯夜、のち、恋夏 | main | 木彫 仁吉展 仁吉が彫る猫とその仲間たち >>

夏は短し歩けよ御手洗池(字余り)

ひさしぶりに、読んだのである。

森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』

なぜならば、ついに、待望の、糺の森へ行くことになったからなのである。

思えば、森見登美彦の話をしながら森見登美彦と同じような学生時代を京都で過ごした案内人と京都の町を歩いたのは、もう、10年も前のことなのだ。あのとき、下鴨神社や糺の森の話はしたけれど、現地へ行くことはなかった。

あれから10年。

その間、京都へ行く機会は、何度もあった。その気になれば下鴨神社ぐらいは行けたはずだ。が、行かなかった。そもそも、下鴨神社がどこにあるのか、わかってなかった。

糺の森、というぐらいだから、すごく山奥にあるのかと思ったら、出町柳の駅から歩いてすぐだった。




出町柳と聞くと、鉄道がつながってなくてすごく行きにくい(けれどそれであるがゆえに魅力的な)始発駅、というイメージが(いまだに)あるのだが、鴨川沿いを走っていた京阪電車が地下に潜って三条から出町柳まで新線が開通したのは、もう30年も前のことだ。いまの30歳の人は、鴨川沿いの地上を京阪電車が走っていたのを知らないのだ。いまさら言うまでもないことなのだが、オレ、年取ったんですね。

下鴨神社に行った、というよりは、みたらし祭に行ったのだ。



不機嫌そうな顔をしているのは、暑くてへろへろなのに急にそこへ立てと言われてカメラを向けられたからなのだが、神様の前で、ましてやお祭りの場でこういう顔をするのはよくない。機嫌よくしてないと、幸福はやってこない。

それなのに、ああ、またしても、不機嫌な顔をしているではないか!



混み合ってる中で急にカメラを向けられたから、なんか、戸惑ってるんですね。それに、背中に靴をくくりつけられて、ただでさえ重い背中の荷物がさらに重くなってるから、くたびれてる。そんなことより、この人、太り過ぎだよ。絞らなきゃ。

下鴨神社のみたらし祭とは、土用の丑の頃に御手洗池(みたらし池)の中に足を浸して無病息災を祈る「足つけ神事」。あまり調べずに行ったもので、池の中に足を浸すというから、子どもがビニールプールの中でバシャバシャやるぐらいのものかと思っていたら、池の中を歩く距離がそこそこあって、おまけに池の中の水が冷たくて深くてびっくりした。



この時期にしかない、いわば限定グッズ。



おまけに「健脚」なのである。予定外の支出なので予算を考えると足が出るのだが、健脚と言われれば、ランナーとしては手を出さないわけにはいかない。



ご参考までに書いておくと、足つけ神事のために並んだ時間は、20分ほどでした。

旅と鉄道 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

この記事に対するコメント

コメントする









この記事のトラックバックURL
http://work.kuma-i.com/trackback/1196232
この記事に対するトラックバック