熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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「現状打破」

ブログでは初公開の、川内優輝選手とのツーショット。


(去年の日本最北端わっかない平和マラソンのゴール後です)

この4月からプロランナーに転向した川内選手。彼がいかにすごいのかは、NumberWebの記事「公務員からプロ転向の川内優輝が、東京五輪よりも重視するものとは。」(2019年4月6日配信)で紹介されている通りです。

以下引用:
《定時制高校の事務として、平日は12時45分〜21時15分まで勤務し、時に残業もある。少ない練習量を補うために毎週のようにレースに出場し、有給休暇を消化しながら海外にも積極的に遠征した。仕事との折り合いをつけ、限られた時間の中で競技力の向上を目指す一方で、限界を感じることもあったという。》
(NumberWeb「公務員からプロ転向の川内優輝が、東京五輪よりも重視するものとは。」2019年4月6日配信)

それでいて、ボストンマラソンで優勝しちゃうんだから、すごいことです。ぼくは、去年、川内選手と、3回、同じ大会を走りました(豊平川マラソン、釧路湿原マラソン、日本最北端わっかない平和マラソン)。日本のトップランナーの一人でありながら、上の写真のように、気さくに応じてくれるこの人は、フルタイムで働きながらたくさんの大会に出ていることも含めて、けっして「雲の上の存在」ではなく、ああ、こういう生き方もあるんだなと感じさせてくれた人でした。

ふたたび、NumberWeb「公務員からプロ転向の川内優輝が、東京五輪よりも重視するものとは。」から:
《「合宿で引きこもって、大きなレースにフォーカスするのもプロの1つの形だけど、それは私のやりたいものとは違う。今まで通り、いろんなレースに出て、地域の人に喜んでもらえるような、本物の走りを見せていきたい。オンリーワンのプロランナーとしてやっていきたい。今までにいないプロになる」》

「いろんなレースに出て、地域の人に喜んでもらえるような」というくだりが、とても、好きです。川内さんは、本当に走るのが好きなんだな、走るのが楽しくて走っているんだなというのが、身近に接してみると、すごくよくわかる。

釧路市民陸上競技場にある、川内コーナー。



上の写真の右下にある色紙。



RUNNETコラム「川内優輝が語った「現状打破」」から引用:
《何年間も自己ベストが出ていないということはやはり犖従維持瓩亡鼎鵑犬討靴泙辰討い深分がいた。(サインなどを求められた際)色んな人に犖従打破瓩箸いΩ斥佞鮟颪い討い泙靴燭、それを書いている本人が公務員という職業で犖従維持瓩鬚靴討靴泙辰討い拭自分がもっと強くなる方法、もっと速くなる方法が頭の中で十分に思い描けているのに、それを実行に移さなかった。》

それを実行に移したのが、今回の、埼玉県庁退職、プロ契約、というわけです。

そうなんだよね。

現状維持は、相対的な後退なんです。年齢が上がってくるにつれて、今と違うところへ進むことが怖くなってきて(しかも厄介なことに「怖くなっている」とは思いたくないからそちらへ進まないことを正当化するための理屈を頭の中で自然に作り出してしまって)、現状をキープすることに執着しがちになってくるんですけど、違うんだよな。現状を壊さなければ、どんどん、後ろに下がっていってしまうのです。

川内選手、プロになって長期合宿ができるようになった今年の夏は、釧路で合宿を行うそうです(北海道新聞記事、2019年4月4日)。釧路湿原マラソン(7月28日)にも、出場するのでしょう。ぼくは、残念ながら、今年の釧路湿原マラソンはスケジュールが合わず難しそうなのですが、また稚内で会えるのを、楽しみしています。
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