熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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ジャンプ台2つ(3つ目は断念)

《2012年(平成24年)5月、コンサドーレ札幌の練習がオフの水曜日、札幌駅近くの借住まいを出た中山雅史は、ロードバイクのハンドルを西南西に向け、ペダルを漕ぎつづけた。やがて道路はゆるやかに上り始め、いくつかカーブを越えると、前方に大倉山の濃密な緑が見えた。ペダルを踏み下ろすごとに緑は視界のなかに広がり、やがて生き物のようにうねる大倉山のジャンプ台がすがたを現した。》(『魂の在処』幻冬舎,2014年)

大倉山へ行くと、ときどき、この文章を思い出します。
ぼくの場合は、ロードバイクではなく、ランニングシューズですが。

本日の大倉山。



《ロードバイクを降りた中山は頂上につづく林道に向かった》(『魂の在処』)

ぼくもそうしたかったんだけど、まだ、クローズでした。



《緑の天蓋を抜けると、標高300メートルの大倉山の山頂だった。眼下に190万人が住む札幌市を乗せた石狩平野が広がり、その向こうに石狩湾が見えた。中山は悠々と広がるこの景色が大好きだった。》(『魂の在処』)

どうしてもその景色を見たければ、お金を払ってリフトに乗ればいいんだろうけど、ぼくにとっては登山道を歩く(走る)ことが目的なのであって、べつに山頂に行きたいわけではないから、そのまま引き返すことにしました、が、まっすぐ帰るのもつまらないので、宮の森ジャンプ競技場にも行ってみました。



大倉山は90m級(ラージヒル)、こちら宮の森は70m級(ノーマルヒル)と、サイズが違うのは、目の前で見れば、一目瞭然です。47年前の札幌オリンピックで日の丸飛行隊が活躍したのは宮の森なんだけど、観光客が向かうのは大倉山。今日も、大倉山には大勢の観光客がいましたが、宮の森は皆無でした。



宮の森のジャンプ台は市内からは見えにくい、ということは、ジャンプ台から見た景色も大倉山のほうが広がりがある、ということで、そりゃ、まあ、観光客は、大倉山に行きますわね。大倉山には大きな駐車場もあるし、売店や食堂だってありますから。

しかも、宮の森は、行くのが大変なんだ。車で行くならどっちでもそんなに変わんないかもしれないけど、走っていく身にとっては、大倉山のほうがずっと楽。宮の森は、バスの終点からの上り勾配がきつくて、こんなところを走っている自分は何をやってるんだろうと思う…のですが、この時期になってくると、あそこは(大倉山への道と違って車がほとんど通らないこともあって)ロードレーサーの人がトレーニングに使っている光景に、しばしば、出会います。今日は、ぼくが下っている途中で、お父さんと小学校低学年ぐらいの子どもが自転車で上ってきて、どこから来たのか知らないけど、あの小さな子が自転車を漕ぎながらここを上がってくるのはすごいなあと感心してしまったよ(「こんにちは」と挨拶をしてきたのもエライ)。

宮の森から戻って、大倉山との分岐点から坂道を下っていく途中では、大学生らしき自転車部隊と遭遇。いちばん後ろの子が明らかにへろへろで、ぼくとすれ違った後すぐに先頭の人が「いったんストップ〜」と声をかけてました。春になって雪解けが進むと、みんな、動き出すんですね。

下りの途中から逸れて荒井山のジャンプ台まで上がれば、この界隈の3つのジャンプ台を制覇できるところだったんですが(制覇といっても自分が飛ぶわけじゃないですけど)、さすがにそれは面倒なんで、やめました。

やっぱりもうちょっと体重を落とさなきゃいかんな。

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