熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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国鉄時代 vol.57 特集 東北本線



毎月買っている鉄道雑誌を買いに紀伊國屋書店オーロラタウン店に行ったら、この表紙が目に入ってしまったのが運の尽き(なのか?)。少しずつ荷物を減らしている中で、こういうのを買ってしまうというのは、糖質制限を続けて運動も続けている中で真夜中にパフェを食う、みたいなものだとは承知しつつ、57号なのだから会員番号57番としては買わないわけにはいかないだろうという意味不明の理屈を立てて、レジに差し出してから2,000円という価格に怯む。

そのぐらいのインパクトのある特集なんです、ぼくにとっては。

この特集記事には、蒸気機関車は登場しません。出てくるのは、電気機関車と、特急電車と、急行電車と、客車列車。ほとんどが、自分にとってのリアルタイム体験。幼年期から少年時代は、夏休みになると、大宮から東北本線に乗って、福島県の祖母宅に行ってました。最初の頃は親に連れられての急行まつしま・ばんだい(または急行まつしま・ざおう)、たまに特急ひばり(485系)、やがて自分ひとりで乗れるようになると、黒磯までは電車、黒磯からはドアが手動の客車列車になっていきました。

懐かしい…何もかもみな、なつかしい…

というのは、そうした列車そのものだけでなく、ここに収められている写真の色合い、風味が、これまたやはり、自分のリアルタイム体験なのです。とりわけバルブ撮影の夜間写真の色調や硬さは、これたぶんあのフィルムでこういうふうに撮ったんだろうなと想像がつくぐらいで(自分も同じようなのを撮ってましたから)、そうすると、そこから芋づる式に、いろんな記憶が蘇ってくる。出てくるのは、単なる出来事だけではなく、その時代の空気感。これが、写真の力、なのでしょうね。

それもこれも、この季刊誌が、大きなサイズであるがゆえ、です。まったくの趣味に特化した、写真をメインにした紙の本は、多少お値段が高くなろうが、これでいいんです。これは、電子書籍では、表現できないのですから。

『国鉄時代』の次号は第58号。58といえば、ひと世代上のみなさまには「C58」なのでしょうが、ぼくらにとっては「EF58」、で、次号の特集は「EF58」だそうです。おお、また、荷物が増えてしまうではないか(笑)
 

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