熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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北海道大停電(まだ続いてます)

※9月7日12時30分追記:我が家の電気・水道は復旧しました。

地震発生は昨日の午前3時8分ごろ。縦揺れなのか横揺れなのかわかんない。寝てて起きて「あ、これ、うちが潰れて死ぬんじゃないか」と、一瞬、思いました。

あちこちでガシャンガシャンと音がしていたので、家の中を確認したら、ガラスや瀬戸物が割れたところはなさそうだけど、本棚の中身がごそっと落ちてる。

でも、今になってみると、(亡くなっている方もいるので表現が難しいのですが)そんなのは、たいしたことじゃなかった。

すぐにテレビをつけて、状況がわかってきて、パソコン持ってきてネットにつないでいたら、まずテレビが消えて、ほんの少しのタイムラグがあって家の中の電気が消えました。正直、停電というのはまったく想像してなかった。ただ、あの東日本大震災のとき以来、寝るときはかならず枕元に懐中電灯(最近は充電式のランタン)と乾電池式ラジオを置くことにしていたので、まずはランタンで最低限の灯りを得て、iPhoneで情報収集。

午前3時台の段階で、フェイスブックのお友達情報から、函館や釧路まで停電していることがわかって、ぼくのまわり(インフラマニア多数)では、もう、その時点で、苫東厚真発電所がアウトなのだろうと言われてました。それがわかってたのに、翌朝になって、まだ、当日夜の会合の開催可否の決定はお昼まで様子をみてからにしよう、なんて言ってたのだから、最初は、その程度の認識だったのです。

もちろんその日の夜の会合なんて中止ですし、お昼頃には、もう、携帯電話がほとんどつながらなくなっていて、ショートメールのやり取りすらままならない状況で、中止決定の判断のための打ち合わせも、その伝達も、難しくなってました。

明るくなるまでは、不安だったなあ。

でも、地震発生後の最初の朝の時点では、まだ、それほど深刻に考えてなくて、どっちかというと、二晩続けて寝かせてもらえないのかよ…だったんですよね。みんな忘れかけてるかもしれないし、道外の人はまったくわからないでしょうけど、その前夜も、午前2時頃から、台風の風の轟音で、眠れなかったのです(関空が水没した台風のことです〜その影響で一昨日=地震の前日=は倒木が撤去できず電車は止まってました)。

明るくなって、そのときはまだ携帯電話の電波は正常だったからアプリでNHKニュースを見ていたら、ぐらぐら揺れはじめて、それからほどなくして緊急地震速報。ニュースは厚真町の現場ばかりで、停電の話がぜんぜん出てこない。どうも、自分の感覚とずれている。これはマスコミ批判ではなく、マスメディアというのはそういうものなのでしょうね。

北海道内全域が停電していて、その原因が厚真火発だというのがニュースになったのは、だいぶ後でしたけど、でも、自分のまわりでは、停電から30分後には、もう、そんなことじゃないのか?という話になってましたから。

朝の時点で考えたのは、それなりに体力がある(一応はフルマラソンを2週連続で完走した)ぼくが力尽きるようになったときは、もう、みんなダメになったときだろう、だから買いだめはやめよう、水や食料は必要な人が使えばいい。ぼくはできるだけ体力を使わないようにじっとしていればいい、ということ。山で遭難したみたいなものですね。動かなければいいんです。

食料は、冷蔵庫の中に、納豆とかチーズ(安平町産)があって、こんなもんどうせダメになるんだから食べてしまえばいい。水は備蓄(毎日汲み替えている)が2リットルある。昨日買った豆乳も2リットルある。1日か2日ならどうにかなる。そもそも、体力あるんだから、1日や2日、何も食べなくたって死なないって。

それで昨日一日過ごしたんですけど、午後の早い時間帯で、近所で電気が通ったという情報を聞いた後、いくら待っても電気が復旧せず、暗くなってきたときは、さすがにへこみました。あー、また、この状態で夜を過ごさなきゃいけないのか…

その間もかすかな救いだったのは、多くの方々からメッセージもらったことでした。ふだん付き合いの薄い人からも、たくさん、メッセージが来て、ご近所さんからは「水を持っていきましょうか」と言われたり。いちいち泣きそうにはならないけど、たくさんの人とつながっている、ということで、だいぶ、救われました(書いてて気持ち悪いけど、そうなんだから仕方がない)。

夜は寝るしないよね。暗いんだから。

外を見れば、前夜は曇っていた空がきれいに晴れて、札幌の星空という珍しいものを見ることができました。これもまた貴重な機会だと思ってましたが、今後しばらく、星空を見ると、嫌な気持ちになるのかなあなんて思ってみたり。

ラジオでは「今夜中には奈井江発電所も復旧させて」と言っていたから、朝になればどうにかなるんだろうと思ってたのに、朝、起きたのは、外が明るくなったからで、電気はやっぱりついてない。ただ、通信状態はだいぶ改善されて、普通にやりとりができるようになってて、フェイスブックを開いたら、あちこちから「電気復旧」の知らせが入っている、けれど、まだ、3分の1ぐらいだとラジオで言っている。

広い北海道の、3分の1、ですよ。

札幌市内だけてみても、何々町の何丁目が復旧、ではなく、何々町の何丁目の中でみても復旧してるところとそうでないところがあったりする。どういうことなんですかね?

こんなところにいるよりは、すべて復旧した会社に行ったほうが楽だろうと思い、充電できるものすべてと、空のペットボトルを持って、歩いて会社へ向かったら、なるほど、我が家から数百メートルのエリアは、自販機が普通に動いている(水を買いました)。途中のコンビニは、開いていたり開いていなかったりで、中には開店を待って並んでいるところもありました。

普通に営業しているセブンイレブンで、すぐ食べられるものを購入。



これだけあれば、まあ、明日ぐらいまでは、しのげる。
さすがに明日までには電気は復旧するだろう(と思いたい)。

そんなわけで、会社に出てきて、充電して、トイレ使って(自宅は流れないですから)、水を補給して、という現状です。フルマラソンを2週続けて完走するぐらいの体力はあるんで(<しつこいよ!)、健康状態は問題ありません。

電気や水道が復旧したみなさんから「何かあれば遠慮なく」との連絡も、たくさん、いただいてます。本当に、ありがとうございます。体力は問題ないから、気持ちの問題だけです。折れずにやれるのは、みなさんのおかげです。

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