熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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北海道マラソンまで16日

「道内道外、いろんな大会があって、いろんなところに出てますけど、北海道マラソンは特別なんですよ!そうですよね!!」

テレビ塔の下のビアガーデンで、ジンギスカン鍋を前に、跳ね返りの油でべとべとになりながら、彼は、そう言ったのである。

これまでに打ち合わせの席で何度か顔を合わせてはいるものの、ちゃんと話をするのは、これが初めて。もともとは、彼の上司がランナーである、というところから始まって、今年も北海道マラソンに出るそうですねと(その上司の名前を上げて)話を振ったら「私も出ます」という流れで、そこから、マラソン話が盛り上がり、二人して、トイメンにいる(「私なんか1キロも走れないですよ」などと言っている)人たちに、マラソンについて、語り始めてしまったのである。

「みなさんわからないと思いますけどね、オークマさんとの間では通じてるんですよ!ね!!わかりますよね!」

それはたとえばこういうこと。

UHB「みんなの北海道マラソン2018」8月8日放送分から:


そうなんだよ!新川通は「難所」なんだけど、あの、沿道に人家がほとんど見えなくなるあたりでも、途切れなく、応援の人がいるから、走りきれるのだ。応援のみなさんの中には、飲み物やら食べ物やらを提供してくれる人までいるのだ(ぼくも去年は新川通で沿道の方が貸してくれたコールドスプレーをふくらはぎにシュッとやってだいぶ助かった)。

そういうのをいちいち説明しなくても、走った人ならわかる。
走った人にしかわからない「行間」を前提に、話ができる。

というか、
話しているうちに、あ、この人は自分と同じ「行間」が読めるんだなとわかる。

あー、ホント、去年、いっぱいいっぱいになりながらも、4時間台で完走できてよかったよ。あれがあるから、今年はEブロックなんだもの。彼は、持っている記録からすればCブロックなんだけど、仕事が忙しくてしばらく走ってないそうで、ゆえに北海道マラソンの申告対象である直近2年間の公認記録がなくて、今年はぼくより一つ後ろ(実質的には二つ後ろ)のFブロックからのスタートである由(EとFの間にはファンランの前のほうのグループ=オレが一昨年の大会で宗男先生と一緒に走ったグループ=があるから、ギリギリ完走を目指すレベルだと、EとFでは大違いなのだ)。

「いま大通公園ビアガーデンやってるじゃないですか。あれは終わると北海盆踊りがあって、その次には、あそこが北海道マラソンの荷物預かりになるんですよ」「そうそう、棚がたくさん並んでね」

そんな会話の終盤に出てきたのが「北海道マラソンは特別」との言葉。ああ、そうなんだ。それでいいんだ。オレ一人で勝手に盛り上がってるみたいな気がして、まわりの人たちからみればこの人やたらとマラソン大会出てるから北海道マラソンも出るんだろうな、ぐらいなんだろうけれど、違うんだよ。北海道マラソンは、やっぱり、特別なのだ。

去年、ゴールした直後から、もう、来年のことを考えていたもんね。ゴールしてメダルをもらって完走証を受け取って、傾き始めた西日を浴びながら自宅へ戻るバス停へと動かない脚を引きずっていたあのとき、早くも、来年のことを考えていた。

その「来年」が、あと、2週間ちょっとでやってくる。

その割には練習不足は否めず、去年よりはたくさん大会に出て経験を積んでいるとはいえ、それらの大会での結果はいずれも去年の北海道マラソンに及ばないのだから、けっして自信にはつながっておらず、むしろ、不安しかない。でも、不安とともに、走れる喜びも感じているのだから、スタートしちゃえば、不安なんかどこかに消えちゃうんだろうな。

今年の春から、豊平川(ハーフ)、黒部(フル)、礼文(10km)、函館(フル)、釧路(30km)と参戦してきて、それは、いつも、同じなのね。スタートラインに立ったときは練習不足で不安で仕方がないのに、2キロか3キロぐらい走ると、楽しくなってきちゃう(そこで調子に乗ってペースを上げちゃうから後半で走れなくなるのもまたいつものこと〜そろそろ反省しましょう)。

あー、楽しみだ!!!

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