熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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遅い人の函館マラソン(その5)− 坂、坂、坂、坂 −

緑の島を出て、ふたたびベイエリアの観光地エリアへと入っていくあたりで、赤いゼッケンを付けた「最終ランナー」とすれ違い(そのすぐ前に参加者のランナーが一人だけ走ってました)。「最終ランナー」の後ろには自動車がついてきて、そういうのを目の当たりにできるようなところにいる自分はギリギリの位置なのだなあとあらためて実感しつつ、でも、オレは走ってるぞ!と、スピードを上げられるのが、これまた不思議(ペース配分がうまくできていないともいえる)。

さっき通ってきた金森倉庫群の石畳を逆方向に抜け(もう反対側を走ってくる人はいない)、ともえ大橋への上り。体力的な問題というよりも、もうどうせ歩いてもゴールできるんだからまあいいかとの思いが勝ってしまい、たらたらと、歩いたり走ったり。

ともえ大橋を下りきったところの第14エイドは「ここが最後のエイドですよ〜」と呼びかけてくれるのがありがたい(こういうのがランナーには励みになるのです)。完全に立ち止まって、エイドの係の方や、同じように休息していたランナーを話をしながら、カステラ饅頭をいただいたのですが、これは正直きつかった。まるまる一つくれるのはありがたいんだけど、カステラが口の中でもさもさして、なかなか飲み込めない。もうさっさとスタートしたいんだけど、口の中にもさもさ感があるから、これを飲み込んでから水をもらって、と思うんだけど、飲み込めない(と文字にするとけっこう長い時間の出来事のようですがせいぜい1分ぐらいのことだったかと思います)。小さく切って出してくれたらもっとありがたかったんだけどな。

下りきったばかりなのに、すぐにまた跨線橋への上り。

下の写真の右の道路を走ってから下ってきて、また上るのよ。


これが最後の関門。閉鎖時刻は14時13分だから、まだ、多少の余裕はある。フィニッシュの制限時刻は14時30分。残りの2.295kmを30分弱、ということは、もう、全部歩いても間に合う。

そこから100メートル進んだ40キロも、まだ、上り坂



ここからゴールまではもうほとんど消化試合的な感じで、こうしてみると、最後に北大の構内や道庁赤レンガ庁舎の前を通って大通公園にゴールする北海道マラソンのコースはよくできているなあと思います。函館マラソンも、この最後の橋は厳しいけれど、港が見えるとてもよい場所でもあるわけで、ここからほど近い函館駅前がゴールだったりするともっと楽しいのですが、さすがにそれは無理だよなあ。そもそも、この観光都市で、この時期にマラソン大会やってること自体が奇跡みたいなもので、その中でさらにコースに注文をつけるのが無理だってことは、よくわかってます(でも言ってみました)。

跨線橋を下って平坦になってからは「これはとんでもないコースだったなあ、こんなところもう二度と走りたくないなあ…でもまた来年も走るんだろうなあ…オレ、おかしなヤツだなあ…」と振り返りながら、笑ってました(苦しいときは笑え〜!)。途中で限界を感じかけたこともあったけれど、制限時間いっぱいに使ってゴールするという意味では、ほぼ計算通りのレースができたのですから、ゴールタイムが5時間を超えちゃってるのはいかがなものかとは思うけれど、まあ、よしとしましょう。

ゴール直前、マラソンゲートの上からの応援は、最後の力になりました。



ゴールの先にY氏が待っていてくれたのは、前にも書いたとおりです。雨に濡れたまま、着替えることもなく待っていてくれたのは、ホント、嬉しかったです。フィニッシュラインを超えて、まだ自分がトラックにいるときに、コースを仕切るフェンス越しに握手して…ということができるのは、ゴールが陸上競技場内だからであって、そういう意味では、これをたとえば函館駅ゴールにしちゃったら、こういう楽しさは得られない。

(続く)

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