熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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遅い人の函館マラソン(その4)− 風が語りかけます −

不思議なんだよなあ。20kmから30kmまで、すっかり気持ちが切れちゃってたのが、30kmを過ぎて跨線橋を渡りきった先、ともえ大橋の上り口の手前の第10エイドでスナッフルスのチーズオムレットとコーラをもらったら、元気が戻ったのです。

スナッフルスのチーズオムレットって、有名ですけど、これまで食べたことがなくて、ここで初めて口にしたのですが、冷え冷えのを(テーブルの上からではなく)お皿に載せて胸の高さに出してくれたのを手に取って口に入れたら、これがうまいんだわ。気持ちのよい冷たさと、ニュルっとした感覚、適度な甘さが、すべて、いい!

それで元気が出たわけでもないとは思うのですが、ともえ大橋の、長く、だらだらと続く上りに差し掛かったら、ほとんどの人が歩いている中で、ぼくは、なぜか、走り出したのです。橋の中盤からは、陸連登録のゼッケンを付けていた道外のランナーと、いろんな話をしながらしばらく並走。あちこちで走っているらしいこの方が「このコースはきついですよ」と言っていたのだから、やっぱり、きついのでしょう。



あとから思えば、このとき左下には函館駅があって、ともえ大橋の歩道は函館駅側にはないから、これはともえ大橋から函館駅構内の写真を撮ることができる貴重な機会だったのですが、このときは(疲れではなくて)走るのが気持ちよくて、キハ183が見えたり、列車の音が聞こえたりしても、立ち止まろうとは思いませんでした。

あとから思えば、を、もうひとつ。

この長い橋の上で、Y氏と四度目のすれ違いがありました。お互いに姿を確認したら中央に寄って、二人してガッツポーズのように握りこぶしを掲げて健闘を誓い合った、のですが、ぼくがここで急に走り出したのは、彼とすれ違うときにとぼとぼ歩いてるとカッコワルイと思ったから、かもしれません(というか、たぶんそうだ〜はっきりとは覚えてないけどたぶんそんな気がする)。

いったん走り出せば、不思議なことに、また、走れるんですね。ともえ大橋を下りきって、赤レンガ倉庫群の石畳の道に入ると、ここにも橋があって、小さなアップダウン。ふだん観光客が行き来するぐらいだから、たいしたアップダウンではないはずなんだけど、それですら、上るのがきつい。でも、上らないと、先に行けない。ここも、大勢のランナーが歩いている中を、颯爽と(でもないか?)走って追い越していく。

実際に、記録をみると、30kmから35kmでは、60人も抜いているんですよねえ。だから、やっぱり、体力の問題というより、意識の問題、脳の司令の問題だと思うわけですよ。

まもなく右へと曲がるランナーの姿が見えてきて、ああよかった、緑の島のエイドに間に合ったと安心したのも束の間、緑の島へ曲がるT字路まで来たら、なんとコースはまだ先に続いている…こんなことだって、事前にコース図を見てればわかっていたことで、いや、コース図は見ていたはずなのに、その場になってみるとすっかりわからなくなっているんだよなあ。少しでも楽をするほうを選択したくなっちゃってるから、当然、ここで緑の島へ入るものだと思いこんじゃってるんだよなあ。

緑の島のエイドを楽しみに、そこからしばらく先まで走って、35km地点で通算四度目の折返し。残り7キロちょっと、制限時間まではまだ1時間以上あるから、さすがにもう大丈夫だろう。ここからはもう躊躇なく歩ける(笑)。

第5折返しのすぐ手前、緑の島の第12エイド。



メロン、漁火がごめ丼、本格的はこだて冷やし塩ラーメンの三連発!



漁火がごめ丼はもうなくなっていたらしく、一口サイズの海鮮丼が大量に用意されてました。「おかわり自由ですよ!二つでも三つでも!」と言ってたから、一口サイズのほうは、かなり余っていたのでしょう。

この写真だとわかりにくいですが、ウニとカニとイクラが乗っかった、小さなお寿司みたいなものです(こんな小さなものをたくさん用意してくれるのは=作る手間のことを考えると=本当にありがたいことです)。



函館マラソンの全エイドでいちばん美味しかったのが、この「本格的はこだて冷やし塩ラーメン」。玉子が入っていて、チャーシューまで入っていて、サイズもちょうどいい。サブ4ランナーのYさんは食べなかったそうですが(箸を使わねばならないからこれを食べると確実にタイムロスです)、これは食べないともったいないです。



(続く)

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