熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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函館マラソン(ぎりぎり)攻略法

「マラソンって、体力のあるうちにがーっと走って、あとは気力の勝負、って感じですか?」と問われたことがありますが、(たいした経験もないのにエラそうに言いますけど)そんなことをしたら、最後まで持ちません。

でも、ぼくも、それって、自分がやってみるまで、わかんなかったんですよね。チャレンジ2020の出場者の方の中には、ハーフマラソンですごい記録を持っているのにフルマラソンには出たことがないという方が(たまに)います(チャレンジ2020は42.195kmを複数人のリレー形式で走るのもOKだからフルが走れなくても大丈夫)。ハーフとフルは、別物なんですね。

《1キロ6分で走れるようなトレーニングを積んできて、今回もそのペースで走るつもりだった。でも、心身ともに絶好調なので1キロ5分30秒で行ってみよう、というのはマラソンにおいては”無謀”以外の何物でもありません》(金哲彦のマラソンメンタル強化メソッド (PERFECT LESSON BOOK) p.101)

先月の黒部のときのぼくは、まさしく、それをやっちゃったんですねえ。その前の豊平川ハーフのとき、たいした練習もしてないのに走り始めたら走れちゃったからそのまま行ったらそこそこ走れたんで、黒部でも、同じような調子で、事前に用意したペース表よりもかなり速いのはわかっていながら、まあいいや、これで行けるところまで行っちゃえ、と思ったら、20kmを待たずにダウンしてしまい、スタートから20kmまでで順位を256位も上げていたのに、20kmから30kmまでのわずか10kmの間に260位も落としちゃって、完全に貯金を使い果たしちゃった。最終的に、ゴールまでの間に、そこからさらに200人以上に抜かれてます(※実際にはマラソンのときに順位というのは気にしてないのですが、キロ何分といってもやってない人にはわかりにくいと思うので、あえて順位表示してみました)。

ハーフだったら、21kmで終わるから、行けるところまで行くぞ!で行けるんだけど、フルマラソンは、それはやっちゃダメなんです。いま思えば、シーズン当初でたいした練習もしてないのに豊平川ハーフでそこそこ走れたのは、昨年の蓄積が残っていたからで、ハーフならそれで対応できるんだけど、フルはそうはいかないってことなんじゃないかなあ(この辺は今年の経験を経て来年の今ごろに検証しなければならないところかも)。

でもね、キロ5分30秒で走れるのに、あえて6分30秒で走るっていうのは、大変なんですよ。北海道マラソンにしても函館マラソンにしても、制限時間内にゴールすることだけを目指すのであれば、キロ7分平均でOKなんだけど、キロ7分というのは(元気なときであれば)かなり遅いですから、それで走るというのは、相当に、我慢しなきゃならんのです。

でもでも、黒部の失敗(まあ完走はしたんですけど)があるんで、函館はそうならないように、コース図と高低図と関門の位置と関門の閉鎖時刻とエイド(フードの提供場所)を見ながら、ペース表を作ってます。

コース図と自分の計算メモ

去年の北海道マラソンも、今年の黒部のときも、5キロごとのラップを手元に用意したのですが、今回は、関門(全部で9箇所ある)ごとのラップ表にしようと思ってます(まだ作成中)。目標は(タイムではなく)完走ですから、最も意識しなきゃいけないのは、関門の閉鎖時刻であるはず。

函館マラソンは、9時にハーフマラソンがスタートして、フルマラソンは9時10分スタート。ぼくはフルマラソンのFブロック(後ろから2番目のブロック)だから、スタートラインを越えるまでに相応の時間がかかります。そこに、上り勾配がきつい第2関門から第3関門の間(函館空港へ向かうところ)は少しペース落ちちゃうだろうな、とか、そういう要素を加えながら、さらには、エイドで函館名物を食べる時間を確保することも考えて、関門に引っかからない程度のペースはどのくらいか、というのを、計算しておくわけです。

出場者整列図

スタート/ゴールの千代台競技場(上の図)の雰囲気がわかっていることは、少し、アドバンテージになるかもしれません。まったく知らない土地を走る楽しみというのもある反面、知らないところへ行くというのは緊張(=エネルギーの消費)にもつながります。その点、千代台は、コンサドーレの試合で何度も訪れているから、どんな場所なのかは、わかります。

ラップ表を作っていくと、じつはわりと厳しいのが最初の関門(第1関門)だったりして、ぎりぎり完走を目指すペースで走っていると、後ろからスタートするランナーは関門に引っかかりかねない閉鎖時刻設定になってます。第1関門の通過時刻がギリギリだったからと焦ってペースを上げたりすると、終盤に影響すると思われるわけで(なぜならば第1関門の4km先に全コース中で最大の上り勾配が待っているのだ)、これは、けっこう、難しくて厳しいです(ちなみに昨年の完走率は84%〜4,000人のうち600人ぐらいは途中でリタイアってことです)。

そんなわけで、今週はコンディション調整に注力いたしますので、夜のお付き合いには誘わないでください(笑)。

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