熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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子供の世界

「おーくまさん、寂しくないですか?前は、くまさんくまさんって、懐いてたのに」
「子供は成長するんだから、いいのよ、これで」

礼文島のいつもの宿の子供たちが二人とも小学生になって、友達が遊びに来たり、友達のところに遊びに行ったりするようになって、数年前まで子守役だったぼくの存在感が薄れたのは、それだけ子供たちが成長したということなのだから、いいんです…と思えるのは、ずいぶん前に自分の身内で同じような経験をしているからで、子供というのはそういうものです。そういうものでないと困る。

だからといって子供たちがぼくのことを無視しているのかというとまったくそんなことはなくて、ぼくが帰るときには、日曜日の早朝だというのに、わざわざちゃんと着替えて、見送りに出てきてくれるわけですよ。以前だったらパジャマのままだったりしたのが、ちゃんと着替えてくるところが、嬉しいじゃないですか。

礼文の宿の子供たちのことは、ぼくの親も(まるで身内のごとく)気にしているので、報告用に写真を残さねばと、上のお姉ちゃんにカメラを向けたら「あ、ちょっと待って、いま寝ぐせ直すから」。

こっちからみれば、ついこの間生まれたばかりだったじゃないかと思うけれど、子供の側からみれば、たった1年でも、ものすごく長い時間が経っている。だからこそ、こちらの思いを押し付けるのではなく、子供たちの気持ちになって、というのは無理にしても、子供たちの気持ちを慮って、適度な距離感で接してあげなきゃいけない。

それが、大人の旅人の役割というものです。

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