熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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列車遅れましたことをお詫び申し上げます

新山口駅から乗ったSLやまぐち号が動かなくなったのは、全行程129分のうち40分ほどが過ぎただけの、本来の停車駅ではない、宮野駅、でした。



この先が強風のため運転見合せ、とのアナウンスが入り、停車している間に、向かい側のホームにはタラコ色の気動車が入線。



これは、SLやまぐち号の後を追いかけてきた新山口発宮野行きの普通列車。宮野到着後は折り返しで新山口に戻っていくことになっている、ということで、ここで旅行を取りやめる場合はこの列車に乗ってくださいとの案内があり、団体のお客さん(観光バスで新山口または湯田温泉まで来てから津和野までSLやまぐち号に乗った後に再び観光バスで移動の行程)をはじめ、大勢の乗客が、SLやまぐち号の旅を諦めて宮野で下車。

満席だったはずのSLやまぐち号は、ガラガラに。



SLやまぐち号の新型の旧型ふう客車には、ちょうど真ん中に当たる3号車にイベントスペースが設けられていて、「投炭ゲーム」や「運転シミュレーター」が楽しめるようになっています(よくできてます)。ただし、ゲームに参加できる人数は限られているため、参加者は車内での抽選で選ばれることになっているのですが(これもまた乗客を飽きさせないための工夫なのでしょう)、ガラガラになってしまったし、列車がいつ動き出すかわからないということもあってか、イベントスペースの女性スタッフから「どうぞ、やってみませんか」と誘われまして

運転シミュレーターに悪戦苦闘(笑)


ありがたいことに、新山口行きの列車が出発した後もSLやまぐち号のドアは開放されたままで、宮野駅のホームを自由に歩けたうえに、乗務員のみなさんがとにかく親切で、こんな写真まで撮っていただきました。



撮ってくれたのは、炭水車の上にいた、この方です



ホームの端から外に出たらまずいんじゃないかな〜と遠慮していたら、「撮りましょうか?どうぞどうぞ、そこに立ってください」と言ってくれて、遠慮なく、堂々と、ホームの端の外側へと下りることができました。

で、こんな写真も撮れちゃったり。



結局、宮野には、1時間半ぐらい、止まってました。
でも、ちゃんと、無事に、運転は再開されました。

ガラガラになったので、窓も開け放題、D51の煙は浴び放題。



混んでいれば窓を開けるのは躊躇しますが、ガラガラだから、まわりに人がいない席に移動してから窓を開ければいい。

上り勾配で煙がもくもくの区間では、沿線にカメラマン(いわゆる撮り鉄さん)もたくさんいますが、列車が通り過ぎるときに手を振ってくれる方も多くて、しかも、みんな楽しそうにしているのが、とっても嬉しい。これだけダイヤが乱れていれば、しかも、雨と風の中で、やまぐち号を待っているのは大変だろうに、そんな空気はまったくなしに、笑顔で手を振ってくれるのだから、こちらも自然と笑顔になります。

満員であれば記念撮影スポットとなるはずの地福駅でも



乗客が少ないから、好きな角度で撮り放題、煙も浴び放題。

ただし、結構な勢いで、雨が降ってます。



だからといって、いちいち傘をさしたりはしないんで、もう、ずぶ濡れなんですけど、むしろそれがまたテンション上がったりするわけで(^^;)

宮野までは長蛇の列だった3号車の売店もガラガラになり、売り子のおねえさんと会話しながら、思わぬ長い道中になってしまったがためにお菓子やら何やらを買い込んで、大きなテーブルに並べて、友人ともども、食べたり飲んだり。



そんなこんなで、終点の津和野駅到着は、定刻よりも1時間40分以上遅れて、14時40分過ぎ。ダイヤ通りならば2時間09分の乗車時間が3時間50分以上となり、駅のアナウンスが「本日は列車が遅れましてご迷惑をおかけいたしましたことをお詫び申し上げます」と放送するのは当然のことなのでしょうが、むしろ、当初予定していた時間をはるかに上回って、長い時間、楽しませてもらったのだから、お礼を言いたいぐらいでした(笑)。

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