熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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祝 北海道コンサドーレ札幌 2018年もJ1残留決定

新聞各紙1面

スポーツ新聞のみならず、北海道内で最も発行部数が多い北海道新聞という一般紙ですら「コンサJ1残留」というカラー写真付きの記事を1面の上に持ってくるあたりが、北海道の特殊性だなあと思います。そんなことを考えてしまうぐらいに、意外に、冷静というか、醒めてます。興奮度という点では、去年の今ごろ、ウッチーのゴールでJ1昇格を確実にしたときのほうが、はるかに大きかった。今回は、どちらかというと、ホッとした、ってところです(そういえば、去年の内村スーパーゴールの週末も、札幌ドームは「嵐」でした)。

今季は、開幕から2連敗しても、そんなにひどいことにはならないだろうと思ってました。だから、J1残留は、想定内。とはいえ、なんだかんだ言って、最終節まで引っ張るんだろうなと思ってたんで、2試合を残して決められたのは、たいしたものだと思います。

ホッとしたというのは、少し長い目でみれば、現社長の就任以来、コンサドーレは、確実に、よい方向に進んでいるわけで、それが、ここでまたJ2に戻ったら、まわり道になっちゃう。べつに急がなきゃいけない理由はないけれど、せっかくうまく行っているのに、勢いが削がれるのはもったいない。J2に戻っちゃったら、J2での戦いとJ1残留を目指した戦いで、最短でも2年間の道草をしなきゃいけなくなる。

経営というのは環境や運にも左右されますから、過去の経営者がダメだったというつもりはないのですが、野々村さんが、優秀な経営者であることは確かです。同じ事業、同じ陣容でも、経営トップが替わると会社の業績はこんなにも変わるものなのか、という、好事例を、目の前で見せられていることは、たくぎん破綻後20年の北海道全体にとっても、よいお手本になるはずです。

思えば、今季は、夏の中断期間に入る直前、J2降格圏に落ちそうだったところで、0−2から福森晃斗がフリーキックを2本続けて決めて追いつき、どうにか降格圏の手前で踏みとどまったのが、大きなポイントでした。ああいう試合をやっていれば、神様は意地悪をしない、というか、やることやってたから、神様がああいう奇跡をプレゼントしてくれたのかもしれない。

来季もJ1で戦えることになって、嬉しくないことはないんですけど、過去にいろんな経験をしてきた身としては、もう、頭の中は、来季のことになってます(<おまえはチーム関係者か(^^;))。16年ぶり残留、という16年前のシーズンというのは、残留はしたけれど翌年がぼろぼろでぶっちぎり最下位のJ2降格となったわけですが、あのときとの最大の違いは、残留したシーズンの成績だと思っています。16年前のシーズンは、序盤の「貯金」があって残留できただけで、シーズン終盤は、かなり、苦しい戦いを強いられました。それに対して、今季は、むしろ、後半のほうが成績が上がっていて、中位以上のチームとも互角に戦えるようになっています。シーズンを通じてチーム力を上げてきているのだから、これを落とさないようにさえすれば、来季は、もっとやれるはずです。

ついでに言っておくと、16年前は、シーズン終了後に、ウィルと播戸竜二が抜け、野々村芳和と名塚善寛も抜けたところに、自らが起用した選手に責任を取ってもらうなどと発言してしまう新人監督が来ちゃったわけで、どうもあのシーズンは新人監督の印象が悪すぎてアレなんですけど、いま思い返してみれば、チーム編成からして、ダメダメでした(さらについでにいうと、あの残留の翌年のぼろぼろシーズン、コンサドーレのポスターには「コンサドーレは観客動員ナンバーワンを目指します」みたいなことが書いてあって、それは違うだろう、少なくとも観客に向かってアピールすることじゃないだろうと思ったことを覚えています)。その点、いまは、社長の顔が見えるし、現社長はそんなおかしなことはやらないだろうとも思える。だから「北海道から世界へ」の道半ばで、2年(以上)も寄り道をさせたくない、という意味で、残留決定に、ホッとしているのです。

ぼくらは、このクラブをサポートするだけでなく、いわば媒体としてこのクラブを活用しながら、このクラブとともに、みんなで大きくなっていけるはずです。そのためにも、まずは、お金を払って、試合を見に行きましょう(一応突っ込まれないように言っておけばぼくはシーズンチケットを持っているから今シーズン分に関しては追加でお金を払うことはないのですが)。今季の最終戦は12月2日土曜日14時から、札幌ドームでのサガン鳥栖戦です。

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