熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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陸王

へんな時刻に書いてますが、昨日が鉄道記念日だったってことで(「鉄道の日」というより「鉄道記念日」のほうがしっくり来るんだよなあ)、本日のラジオ深夜便午前3時台「にっぽんの歌こころの歌」は「思い出の流行歌〜”鉄道” ”駅”の歌アラカルト」、ということで、たまたま目が覚めたこともあって、少し早起きかなと思いつつもせっかくなのでちゃんと起きて、ラジオ聴きながら、書いてます(「鉄道唱歌」〜「僕は特急の機関士で」〜「ああ上野駅」〜「地下鉄に乗って」〜「はつかり号は北国へ」と続いて、現在は「あずさ2号」が流れてます)。

さて、ここから本日の本題。

おもしろかった本としてベストセラーをあげるのはカッコワルイと思うようになったのは中学校の国語の先生が「ロングセラーはいい本が多いがベストセラーはダメだ」的なことを言っていたのを40年近くも自分の中の価値基準の一つにしてきたからで、素直な子供にとっては若い頃に教えられたことの影響はかように大きいのだから、生徒あるいは児童を相手にお仕事されている方にはそれなりの覚悟で臨んでいただきたいと思うわけであります(だからぼくはそんな難しくて責任の重い仕事は無理だと思って学校の先生という選択肢は人生のかなり早い段階で消し去りました)。

でも、もう、そんなことにこだわらなくてもいいのかなと思えるようになりつつあって(でもまだ「なりつつある」という程度で認めたくはないんですけど)、思いきって言ってしまえば、去年読んだ本の中でおもしろかったのは、『陸王』と『罪の声』だったわけですよ(感想も書きました)。いまさらそんなのあげるって、すごく恥ずかしいんですけど。

それでも、『陸王』は、ベストセラーになる前に自分で買ったから、世の中が少しざわざわしてきてから買った『罪の声』よりは、まだマシだ…とは思うものの、作者が池井戸潤で、テーマがマラソンなのだから、おもしろいに決まってるわな。自分がランナーになる前ならまだしも、自分自身がランニングシューズを愛用する身で、池井戸潤なのだから、読む前からおもしろいのは保証済みたいなもので、そういうのを「今年いちばんおもしろかった本」と言っちゃうのは、やっぱり、いかががものか(と思って、去年の年末は「今年読んだ本」みたいなブログ記事は書かなかったような気がする)。


kon-peki【紺碧】は、いまやぼくの使用頻度ナンバーワンのインクです)

『陸王』がおもしろく読めたのは、企業再生、中小企業金融、ベンチャー投資etc.の現場がすごくきちんと描かれていることで(そこはさすが池井戸潤です)、テレビドラマだとその辺はステレオタイプな登場人物に落とし込まれておしまいのような気がするんで(ましてや日曜夜9時では難しい話はやりにくいだろうし)、だからテレビドラマは見ないほうがいいのかなあと思いながらも、今回は、マラソンの話であることもあり、気になってます。

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