熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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台風回避

礼文島から帰ってきました。

テレビ塔の時計は午前5時26分

もともとの予定では、今ごろはまだ、宿でゆっくりと朝食をとっているはずでした。朝の稚内行きは、3連休の最終日とあって混みそうだから、午後の船に乗って、稚内からは飛行機で帰ってくる予定になっていました…が、北海道の日本海側が台風のコースになりそうだったのは出発前からわかっていたことで、もしかするとこんなことになるんじゃないかと、札幌〜稚内の都市間バスの回数券は、あらかじめ、持って出てきていたのでした。

バスの回数券と荷物札

上の写真の「バス」というのは、荷物札の裏面です。大通バスセンターで降車するから「バス」。終点の札幌駅前バスターミナルまで乗る場合は「エキ」。大通バスセンターで降車したら、ぼくの荷物は、トランクルームのいちばん手前に置いてありました。

礼文島から最終便(香深港17時05分発→稚内港19時00分着)で帰るのも、行きも帰りも夜行バスを使うのも、「あのとき」以来です(<わかる人だけわかればいい)。そんなわけで、ようやく、「あのとき」の禊を終えた気分です。長かった。

日没が早くなっているので、最終便で稚内に着くと、もう、真っ暗。

夜の稚内フェリーターミナル 船の上から

海面を見ればわかるように、昨夜の稚内は、穏やかでした。風はなく、それほど寒くもなく、快適に感じるぐらい。礼文島を出るときは、曇ってはいたものの、利尻富士は上から下まできれいに見えてました。15時頃までは晴れていて、船に乗っちゃってからはテレビのニュースを目にすることもなかったから、札幌に着いたら雨が降っているということのリアリティが感じられなくて、バスを降りたときに体が濡れたことが、なんだか不思議な感覚でした。

タクシーの窓にたくさんの水滴 向こう側にバスセンター

以前には、「明日になると船が出ないかもしれないから今日中に出たほうがいい」と言われて最終便で出て稚内に泊まったら翌朝は晴れていた、ということも、ありました。だから、今回も、もしかしたら明日は船が出るかもしれないんだし、もう1泊してから…とは、ならなかったのは、今回は、到着直後からずっと天気がよくて、やるべきことはやった感があって、それと、2日前には、ANAから「手数料なしで払い戻します」という連絡も来ていて、変更を決断しやすかったから、でありまして、さらに、もう1泊したところで雨が降るのは確実なのだから残ってもあんまり意味がないわけで、そんなわけで、昨日の朝には、稚内からの夜行バスを予約して(その時点でもう2号車になっていて決断が遅かったらたぶん乗れなかった)、宿には「明日の最終で帰るわ」と伝えたのでありました。

そうはいっても、同宿の(20年以上も前から知っている常連客である)Iクンは、けっこう、ギリギリまで、迷ってたんだよねえ。彼はぼくみたいに気軽に年に何度も来られる身じゃないし、昨日のうちに帰るとなったら1泊しかしないで帰ることになっちゃうから、迷うのは、わからないではない。そのうえ、彼は、最終便で島を出たところで、そこから先、東京へのフライトは翌日までないから、最終便に乗っても早く帰宅できるわけでもなく、もし朝の船が出るのであれば、それに賭けたくなるのも、わからないではない。

昨日の朝の時点で、宿主さんの見解並びにぼくの見解は、「明日(=現時点での今日)の朝の初便だけは走るんじゃないか、その後は確実に欠航」。ただ、台風の速度はわからないもの(その時点ではこんなに速度が上がるという予報ではなかった)、台風のコースが直撃コースである限りは、遅かれ早かれ影響は受けるわけで、万が一、明日(=現時点での今日)の朝から欠航になっちゃったら翌日も帰れなくなっちゃうかもしれないよ…と、Iクンを、さんざん脅かして(?)最終便に乗せたのでした。

今朝、バスの中で「おはようございます、バスはただいま札幌市内に入ってまいりました」とのアナウンスに起こされて、もう関係ないんだけどなと思いつつ、ハートランドフェリーの運航情報を開いてみたら、すでに全便欠航が決まってました。

全便欠航のお知らせ

天気予報によると、今日の波の高さは「3メートルのち6メートル」。3メートルなら、風向き次第では出るはずなんだけど、「のち6メートル」では、出たはいいけど途中でアウト、なんてことになっても困るから、やめたのでしょう。明日も「6メートルのち2.5メートル」ではあるものの、風向きも考えると、終日欠航の可能性は大。仮に出るにしても朝の便は出ないだろうから、帰ってこられるのは早くても明日の夜になっちゃう。

そんなこともあってか、昨日の礼文島からの最終便は、この時期の最終便にしては、よく乗ってました。ボレアース宗谷の船内の座敷席はほぼ一杯(詰めればまだどうにか入れるぐらいのレベル)、デッキ部分にも結構な人数が乗ってました。

やっぱり、こういうときは、早めのリスク回避だなあ。せっかく来たんだから、なんて言ってないで、さっさと帰る、あるいは、今回みたいに台風接近がわかっているときは旅行そのものを中止する。そういう行動が大事なのです。

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