熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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僕について語るときにボクの語ること

この本を読むのは三度目じゃないかと思う。

文庫本と海憧の2階からの風景

このブログで一人称を「ぼく」にしているのは椎名誠さんのマネなんですけど、村上春樹さんも「僕」なんですね。我が師であるレイルウェイ・ライター氏も「僕」が多かった。そういうことを考えはじめると、英語は楽だなと思う反面、つまんないなとも思ったり。

今日もまた、朝から雨が落ちていて、それでも一般の(?)宿泊客のみなさんは、上から下まで(高そうな)レインウェアに身を包み、リュックカバーを付けたリュックを背負って山歩きに出かけていくんだけど、以前はそういうのを見ながら「わざわざこんな日に行かなくてもいいのになあ、もっとのんびり旅すればいいのになあ」と思ったり、逆に、こういう人たちにとって(わいわいやってる)ぼくら常連客はどういうふうに見えてるんだろうか、ぼくらの存在がこういう人たちに不快感を与えているようなことはないんだろうか、なんて心配をしたりもしたんですけど、もう、どうでもよくなってきた。

どうでもよくなってきた、っていうのは、ちょっと違うか。そんなこと気にしなくてもいい、ってのと、そんなの気にしたって仕方がない、というのと、両方の気持ち。宿目線でいうと、すべてのお客さんを満足させることなんて不可能だし(この規模の宿でそこを目指していたらかえって立ち行かなくなる)、若い人はともかく、ある程度の年齢以上の人ならば、そういうことも含めて自己責任でいいんじゃないか。

若い人はともかく、と書いてはみたけれど、むしろ、若い人のほうが、コミュニケーションはとれたりするんですよね。わかんないことは積極的に尋ねてくるし、知らない人どうしでも普通にちゃんと挨拶するし。昨日のブログに書いた「常連さんなんですか?」と聞いてきたのも、若い人でした。

ふだん、札幌の自宅にいて、これといったイベントもない日だと、頭の片隅に仕事しなきゃって思いがありつつも動けずに、ソファーに横になってうたた寝をしてしまうことが多いんだけど(意図的に昼寝をすることもある)、ここに来ると、意外に、昼寝できなかったりするのが不思議です。涼しいし(むしろ寒いぐらいだ)、時間もあるし、自分の標準的睡眠時間を考えるとしばらく前から睡眠不足だから寝なきゃ持たないぞと思ってるんだけど、意外に眠れない。自分勝手に過ごしているようで、ホテルの部屋とは違うから(自分の部屋にいても)館内で何が起きているかはなんとなくわかるし、自分の部屋といっても他の常連客との相部屋だし(普通に泊まっている方々は相部屋ではありませんのでご安心ください)、雨は降っているけれど上がったらあんなことこんなことしようってのもあるからなのか、頭の中の一部はつねに緊張状態になっているのかもしれない。

まあ、いいんですけどね。そういうことは、自宅にいれば経験できないわけで、長年こういうふうに過ごしているのだから(近年は夏の礼文島で過ごす日々が短くなっているのではあるけれど)、そこで、ぼくの生活はバランスをとっているのでしょうね。

そんで村上春樹。どうして今回この本だったのかというと、いまのぼくの頭の中は、目の前にあるたくさんの仕事とその先にある大きな仕事、それにマラソン大会のことでいっぱいになっているからです。『走ることについて〜』を読んだのは最初が文庫化されたとき、二度目が自分がランニングを始めたとき。そして、今回、出発前に、島で本を読むことはないだろうなと(なんとなく)思って、でも何かは持っていこう、仕事ではない旅行の移動中に読むなら、あるいは、島で読むなら、単行本ではなくKindleでもなく文庫本だよな、それなら、ってことで、選んだのが、この本でした。三度目とはいえ(その間にも何度かページを開いたことはある)、『時刻表2万キロ』のように全文をほぼ覚えてしまっているほど読んでいるわけでもない。

そんなぼくが、いま(これを書いているとき)、いちばんやりたいのは、ランニングなんだけど、さすがに、この雨ではなあ。とはいえ、ずっとやりたかった香深〜船泊のランをやっちゃったんで(香深と船泊の間を走るなんて大変なことだと思ってたんだけどハーフに2つ出た後だとそんなに大変なことだと思わなかった<だってハーフよりも距離は短いんだもの)、まあ、いいか、とも思ってみたり。

お盆なんで、一昨年に亡くなった宿の父さんの墓参りもあるんですけど、それも今朝早くに済ませてきて、今日こそは昼寝だ!…とは、ならないんです(たぶん)。雨が上がるのを待って、あるいは、夕方、宿の風呂に入れる時間になってから、走りに行きたいと思いつつ、でも、予報通りだったら、今日は雨に当たらずに走るのは無理なんだよなあ。気温が低いから、雨に打たれながら走りに行く気にもなれないし。

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