熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
<< December 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< レブンアツモリソウとフラワーマラソンの頃 | main | 強風と波浪と濃霧と低温の注意報が出ています >>

30年目の、おかえりなさい

ミュージック・ポートレイトなら、BOYS CRIED(あの時からかもしれない)が流れるところだ。

ボレアース宗谷のデッキ席

ウィキペディアによると(便利な時代になったなあ)、渡辺美里の「BREATH」の発売日が1987年の7月15日だそうで、ぼくが初めて利礼航路に乗ったのは1987年の7月下旬だから、なるほど符合するわけです。「BREATH 」の1曲目が「BOYS CRIED〜あの時からかもしれない〜」。船に乗ったら座るところがほとんどなくて、やむを得ず、この、吹きさらしの席に腰を下ろして、7月の下旬だというのにものすごい寒さを耐え忍んだ、という記憶と、イヤホンから聞こえてくる「ぼ〜〜〜いずくらぁ〜い」は、頭の中の同じ場所に保管されています。

あの時から、今年で、満30年。

札幌から稚内へのバス回数券

30年前は、札幌駅を22時過ぎ(だったと思う)に出る夜行急行列車「利尻」の自由席でした。今回は(夜行列車はもうないので)札幌を23時に出るバスです(上の写真の回数乗車券には「特急バス」との表記がありますが、バスの車内アナウンスの表現は「都市間バスの深夜便」です。

沓形便欠航のお知らせ

今朝の稚内では沓形便のみ欠航でしたが、ぼくが朝一番の船で礼文に着いて、宿に落ち着いた頃、昼以降の船の全便欠航が決定。ぼくが乗った船も、「時化だから船内を歩かないように」との注意喚起放送が何度か流れたぐらいで、自分史上の利礼航路の揺れ具合をいちばん揺れたときの10からまったく揺れなかったときの1までの中でランク付けするとしたら、今朝乗ってきた船は8ぐらいでした。上層デッキまで波をかぶってましたから。

時化のため、香深港ボーディングブリッジは使用中止。

タラップを下りる人々

迎えの車に乗るなり「マラソンは中止でないかい」と言われて、そうですねとも言えず、いや、しかしだ、予報通りならば明日の朝はこれよりさらにひどくなるわけで、さっき香深で船を下りたときだって大粒の雨が痛いぐらいに横から身体に刺さってきたのだから、個人的にはこのぐらいならなんとか頑張ってみたいと思うものの、関東地方の真冬の雨よりひどい状況下で走るのは、その後のダメージを考えると、厳しいような気もしてくる。

フラワーマラソンの案内 雨天中止の場合ありとの表記

とはいえ、今回はゲストランナーを呼んでいることでもあり、まあ、やるんでしょう。

あまりに寒くて、ストーブなしでは過ごせません。

ストーブとハナ

お昼いただいてから、せっかくなんで、レブンアツモリソウ群生地まで行ってみましたが、アツモリ感謝祭の幟は立っているものの、テントはなく、ボランティアのみなさんも監視員の待機小屋の中(でもぼくが行くとちゃんと案内をしてくれて温かい昆布茶も勧めてくれました)。そりゃね、こんなに寒くて風も強ければ、人は来ないし、テントなんて危なくて立てられないわな。駐車場に車を入れたはいいが、風に押されてドアが開かなかったぐらいなんだもの(スコトンなんてどういうことになっているのやら)。

そんな天気だから一眼レフは持たず、iPhoneでレブンアツモリソウを撮ってみましたが、それなりに撮れるもんだな。

レブンアツモリソウ

群生地の上のほうはもうほとんど終わってましたが、下の木道には、まだまだたくさん。



そして雨と風がより強まる中、震えながら車に戻って、そんな中でもリュック姿の歩いている人たちはいるわけで、みんな偉いなあ…なんて言いながら(=ひとりごと)宿に戻ってきたら「マラソン中止ですって」。



ひゃー。多少の覚悟はあったものの(だって今日はもう全便欠航なのだからゲストランナーや島外からの参加者の多くは来られないんだもの)、明日の朝の天気を見てからってことになるんだろうな、ゲストランナーだって最悪は明日の朝の船で入れば間に合うんだし…と思ってたもので、けっこう、ショック。欠航になるより結構なショック、とかダジャレ言ってる場合じゃないか。

(メールも来てました)


もっとも、今日のぼくの移動が朝出発の昼移動だったら、稚内で足止めを食らったうえにマラソンも中止というどうしようもない状況になっていたわけで、それよりは、まだ、島に渡れただけ、よかったかもしれない…と、合理的に考えてみようと思ったものの、今回はマラソン大会と彩北航路フォトコンテスト用の写真撮影が目的だったのが、両方ともダメになっちゃったんだから(とても写真を撮れるような天気ではないのですよ)、ぜんぜん、よくない。

はたして、稚内まで来てからフェリー欠航で島に渡れないとなったら、ぼくは、どうしていたんだろうか?そのまま稚内にも泊まらずに帰っていたのか?この調子だと、明日の朝の船だって出るかどうかわかんないわけで、稚内に泊まっても礼文に行けるかどうかわかんないし、仮に行けても、最大目的であるマラソン大会には参加できないわけですよ(参加できないというか、大会そのものが中止なんだけど)。

フラワーマラソンのポスター

ま、そんな、仮定の話をしても、仕方がないですね。

これはこれで、またネタができた、ってことにしておきましょう。
礼文に来て、みなさんと会えたのだから、よかったのだ。

先月の特急大雪運休といい、ある意味、持ってるよなあ(笑)。

こちらに視線を向けるハナ

旅と鉄道 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

この記事に対するコメント

コメントする









この記事のトラックバックURL
http://work.kuma-i.com/trackback/1195355
この記事に対するトラックバック