熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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Prepare for the disruption

この週末の大雪に関して、昨日のブログで《いつもなら巧みに回避するような方々も、もろにはまって》と書きましたが、はまったといっても、どこかで夜明かしするようなことになった人は、ぼくのまわりには、いません。みなさん、その時点では最善の判断をしている(ように見える)。

大事なことは、受け身にならないこと。考えた結果として当初の予定通りの行程をとるのならともかく、自分の予定はこうなっているのだからなんとかなるだろう、予定を変えたらお金がかかるから、などと思っていると、あっという間に、身動きがとれなくなってしまいます(と書きながら気づいたんですけど、これって、旅行に限った話ではないですね)。

参考:Divert to Hakodate.|いすみ鉄道社長ブログ 2016.12.23

今回のぼくのケースは、どうだったか。

まず、21日18時27分に、こんなメールが来ました。

《【AIRDO】12月23日北海道地方降雪による航空券の取り扱いについて−オオクマ様の予約便は、北海道地方降雪のため運航便に影響がでる可能性がございます。今後の運航につきましては、運航の見通しもしくは発着案内をご確認下さい。運航状況及び運賃種別にかかわらず、お客様がお持ちの航空券は手数料なしで、弊社の空席のある便へ変更または払い戻しが可能です。インターネット、予約・案内センター、空港カウンターにて承ります》

この時点では「ふーん、そうなのか」ぐらいでしたが、翌22日の午後になって、札幌市内大豪雪、市内は大渋滞。これはまずいかも…と思って、えきねっとで札幌→新函館北斗→東京の空席状況を調べてみたら、こちらはまったく問題なし。

それから数時間後、仕事が一段落したところで、再びえきねっとにアクセスしてみたら、なんと、新函館北斗→東京間の新幹線が、夜まで全便満席になってる!

正直、この時点で、いったんは、出かけるのを諦めかけましたが、そうだ、この手があるじゃないかと思い出して、新函館北斗→仙台と仙台→東京に分けて照会したら、どちらも△の表示。同じ列車に乗ったまま仙台で席を移れば、東京での会合に間に合う。

あとは、AIRDOをどうするか?で、その時点ではその日の新千歳空港はほとんど欠航になっていたものの、翌日は飛ぶかもしれない、けれど、少なくとも自分が予約している便にそのまま乗れる可能性はほぼゼロだろうし、朝早くに空港へ行って乗れる便に振り替えてもらうにも、今日乗れなかった人も溜まっているうえ、AIRDOの機材は座席数が少ないから、早い便に変更してもらえるかどうかは、かなり怪しい。そもそも、飛ぶかどうかもわからない。

ここで迷ったのは、飛行機を鉄道に切り替えると、ものすごくお金がかかることと、当初の予定よりも半日早く出発しなければならないこと、なんだけど、当初の予定にこだわって空港に行ったはいいがそこでいつ乗れるか(いつ飛ぶか)わからない飛行機の出発を延々と待つ(かもしれない)のは、時間の無駄だし、ものすごいストレスになるに違いない…と、そんなことを考えて、といっても、迷っている間に新幹線の空席がなくなっちゃうかもしれないから、考えたのはせいぜい1分間ぐらいだと思うのですが、出発前夜にして、飛行機をスパッと諦め、鉄道利用にしたのでした。

23日の朝に札幌駅へ行ってみれば、午前中の函館行き特急は全列車指定席完売。乗ってみれば、隣の人も「札幌市内→横浜市内」の乗車券を持っていて、新幹線の指定券の表記は盛岡で席移動になってました(この後に乗った新幹線の車内でも「同じ席に座ったままではダメですか?」「おそらく別の方が買っていると思うので指定券に表示された席に移動していただけますか」といったやり取りが聞こえてきたので、こういう人は少なからずいたのでしょう<こういう売り方をできる駅員さんがあちこちにいるというのは、頼もしいことです)。

ぼくが乗った函館行き特急は、渡島砂原経由とあって、えらく時間がかかる(もちろんぼくはあえてこの列車を選んだのですが)。そのうえ、車内販売がない。これは辛いです。乗車時間が3時間を超えた頃、隣の人は、通路越しの同行者と「新幹線、グリーン車っていくらなんだろう?」「空いてないかな?」と話し始めましたが、もちろん、もう、空いてないです。

《ディスラプションの時こそ、上級座席が効果を発揮するというのが私の考え方です》Divert to Hakodate.|いすみ鉄道社長ブログ 2016.12.23

ぼくも同じです。だから、新函館北斗から先は、グリーン車を買ってました。北海道・東北新幹線は、新函館北斗寄りの最後尾がグランクラス、その前がグリーン車、その前に普通車指定席という編成ですが、ぼくが乗ったグリーン車のすぐ前の車両は、デッキまで人が溢れていました。

というわけで、ここまでが、往路の話(正確には東京経由でさらに京都まで行っているのですが、それはまたあらためて別の機会に)。

復路は、欠航が決まった時点では、ANAのラウンジにいました(これはラッキーでした<出発カウンターだったらかなり待たされた可能性大)。すぐに、ラウンジのカウンターに文字通り走ったら「今日はもう乗り継ぎ便を含めて全便満席、振り替えるなら明日になる、最終便のキャンセル待ちを入れることも可能」と案内を受けて、まずは翌日の振替便を確保(直行便は17時35分発まで空席がないとのことで乗継便を選択)。

さらに、当日の最終便のキャンセル待ちを入れてもらったものの、なにしろぼくの前の便も欠航なのですから、予約で満席の最終便にキャンセル待ちで乗れる可能性はきわめて小さいと考えざるを得ない。

最終便にも乗れない、ホテルもとれない、なんてことになったらどうしようもないので、すぐに最終便は諦めて、iPhoneから近くの安いホテルを予約したのでありました。またしても余計な出費なんだけど、ここでホテル代をケチったら、悲惨なことになりかねない。

ただ、心配だったのは、振替便が福島空港での乗り継ぎだったことで、時刻表をみれば伊丹→福島と福島→新千歳は同じ機材であるようにも思えるんだけど、万が一、福島行きが遅れました、福島発はもう出発してしまいました、なんてことになると、福島→新千歳は1日1便しかないから、福島空港で足止めを食らってしまう。それは、振替便もらったときにすぐに気づいたことなんだけど、ラウンジのおねえさんがなんだかやたらといろんなことやって確保してくれてる間、後ろに待ってる人もいたもんで、福島は嫌だから別の乗継にしてくれとは言えなかったのです。

一夜明けて、いや、まだ夜は明けてなかったんですが、25日の早朝に、福島行きは1時間遅れます、という案内が来ていることに気づき、そうかそれなら8時過ぎに空港に行けばいいんだな、もうちょっと寝ていよう…と考えてから、ふと思い立って伊丹→新千歳直行の初便の空席を調べたら、残席4になっている!

急いで身支度を整えて伊丹空港に向かったのですが、その途中で満席になってしまい(当然だよなあ)、でも、せっかく来たのだからと、2階のプレミアムカウンターへ行ってみました。1階のカウンターは長蛇の列だったのに、こちらは待っている人はおらずに、すぐにご案内(こういうときはスーパーフライヤーズカードが役に立つ<思えばたくさん乗った年にちょっと頑張ってSFCを手に入れたのは、キャンセル待ちの優先権を手に入れたかったからだったのでした)。

そして「福島行きは遅れるみたいだから別の乗り継ぎにしてください」とお願いして、伊丹7時05分発の羽田行きと、羽田9時ちょうど発の新千歳行きの乗り継ぎに変更してもらい、結果的には、福島乗り継ぎよりもかなり早く、帰ってくることができたのでした(といっても、当初の予定よりは半日以上の遅れなのですが、なんだか得したような気分なのが不思議(^^;)。

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