熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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1999年発行 釧網本線の魅力を紹介する本

北海道 釧網本線 のタイトルが入った ほぼ正方形の冊子

オールカラー132ページ。一見すると写真集のようですが、写真集らしいのは31ページまで。その後は、釧網本線の歴史、乗務員座談会、各駅の紹介、機関車配置の推移、年度別列車編成表、などなど、ものすごく中身の濃い資料集になっています。

大きなサイズということもあって、ぱらぱらと眺めているだけでも楽しい。

SL冬の湿原号が走り始めたばかりの頃、標茶駅で買ったんじゃないかと思います(ISBNコードは付いてないから一般の書店流通はしていないと思われます)。発行者は「グループ169.1」(有志による集まり)、問い合わせ先として須田製版の釧路営業所の名前が入ってます。

SL冬の湿原号の初年度の標茶駅(たぶんこのときに買ったのでしょう)

標茶駅停車中のSL冬の湿原号
 
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この記事に対するコメント

2000年のSL冬の湿原号乗車の時に、釧網線沿線で購入されたとのこと。誠にありがとうございました。私はこの書籍の編集・発行責任者です。付属のビデオの撮影と編集も行いましたが、懐かしく思い出しています。1996年頃から、およそ3年間をかけて、道東・釧網線沿線を巡り歩き、眠っている資料を掘り起こしては、本文に起こしました。当時は、やっとパソコンを手に入れて、ワードで原稿打ちをしていましたが、いつしか道東の鉄道仲間が集まり、さらに出版への話が持ち上がって、現在の釧路新聞社の社長さんと私が中心となって、制作にとりかかりました。そのような中で、突然降って湧いたSL列車復活の話。ところが、私は、アメリカに転勤(1999年4月)となり、以後この本の発行までは、アメリカから指示を出していました。1999年12月にやっと国内発売。そして間もなく、釧網線で待望のSLの運転が始まりました。夢のような話でした。帰国したのは2002年でしたが、私が復活したSL列車に出会えたのは、そこから1年先のことでした。自費出版であったため、資金集めも大変でしたが、多くの方にお買い求めいただき、赤字を最小限に抑えることができて、ほっとしたことも懐かしい思い出です。ありがとうございました。最後に、自慢話のようになってしまい、申し訳ありませんでした。
N.SCHOBL | 2018/12/02 11:32 PM
貴重なお話、ありがとうございます。このような記録を残していただいたことに感謝申し上げます。当時は思いも寄らなかったことに、現在では、星さんとも親しくお付き合いさせていただいております。
issei | 2018/12/03 8:50 AM
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