手首の金属プレートを抜く
さる事情によりヘビーな骨折をして以来、粉砕してしまった骨をつなぐために、右の手首に金属プレートを入れていたのですが、このたび、手術をして、無事に、金属プレート1枚とスクリュー9本を抜きました。
なんでわざわざこんなことを書いているかというと、不安で不安で仕方がなかった手術前、ネット検索して多くの見知らぬ方々の骨折手術体験記を読んだことが不安を和らげてくれたからです。ここで自分の経験を綴ることは、そうした見知らぬ人々へのお礼になるのではないかと思いながら、書いてます。
手術前の最大の不安は、術後の痛みでした。
結論からいうと、プレートを抜く手術では、術後の痛みは、ほぼ「ない」といっていい程度の、わずかなものでした。全身麻酔から覚めた後の気持ち悪さもなく、病室のベッドに戻って5分後には、iPhoneで関係先に手術完了報告を送ってました(ある人からは「そんなことしてないで安静にしなさい」と叱られましたが(^^;))。
思えば、プレートを入れる手術を受けた日は、それまでに経験したことのない激しい痛みに襲われたのでした。夜になっても、あまりに痛くて眠ることができず、時間の経過もわからないまま、いつ収まるのかわからない激痛にひたすら耐えること半日、結局、朝までほとんど眠れず、汗びっしょり。
それ以来、プレートを抜く日が来るのが怖くて、何人かの経験者に話を聞いてきましたが、みなさん異口同音に「抜くときは楽ですよ」。とりわけ、骨折経験豊富なAさんの「抜くときの痛さは入れるときの10分の1ぐらい」という言葉には、説得力がありました(実際に数値化できるかどうかはともかくとして、定性情報を定量的に語られるとこんなにわかりやすくなるのかと、これは別の意味で勉強になりました)。
そういう話を信用してなかったわけではないけれど、でも、やっぱり、直前になれば、怖いです。でも、実際にやってみたら、みなさんのお話の通りでした。
今回の手術では、担当医も気楽な雰囲気で(最初の手術時と違って長いお付き合いになっているからでもあるのでしょうが)、手術室に入って手術台に上がった直後に言われた「おおくまさん、金属持って帰る?」は、まるで「最初、ビールでいいよね?」みたいな調子でした。
もっとも、時間の短い手術だとはいっても、スクリュー(ネジ)が骨にめり込んで外れない、スクリューを外している途中でドライバーの先が折れて体内に残ってしまう、スクリューを抜く途中で周辺の骨が砕ける、等々の事故の可能性もゼロではないそうで(そういう説明を手術前日に受けました)、多少の緊張はありました。
抜いたプレート等の大きさを、マッチ棒と比較。
「あれっ?こんなに小さかったの!?」が、受け取ったときの第一印象。検査のたびに見ていたレントゲン写真の印象、あるいは、自分の手首の傷(最初の手術で切開した部分)の長さから、プレートのサイズは、もっと大きなものを想像してました。とはいえ、実際にこれを手首にあてがってみると、手首の中で感じていた固いものの大きさはこんなものだったかなとも思えます(手首の中のこの部分に何かが入っている、というのは、軽く体を動かした後=体内の血の巡りがよくなる?=には、はっきりと意識できました<抜いた後はどうなのか?は、現時点ではまだ手術直後で手首が固定されているため、わかりません)。
というわけで、いまはまだ、右手は包帯でぐるぐる巻きで、手首は動かせない(固定されていて動かしたくても動かせない)状態です。でも、こうして普通にブログ書いてるんで、本人的には、すこぶる元気です。
なんでわざわざこんなことを書いているかというと、不安で不安で仕方がなかった手術前、ネット検索して多くの見知らぬ方々の骨折手術体験記を読んだことが不安を和らげてくれたからです。ここで自分の経験を綴ることは、そうした見知らぬ人々へのお礼になるのではないかと思いながら、書いてます。
手術前の最大の不安は、術後の痛みでした。
結論からいうと、プレートを抜く手術では、術後の痛みは、ほぼ「ない」といっていい程度の、わずかなものでした。全身麻酔から覚めた後の気持ち悪さもなく、病室のベッドに戻って5分後には、iPhoneで関係先に手術完了報告を送ってました(ある人からは「そんなことしてないで安静にしなさい」と叱られましたが(^^;))。
思えば、プレートを入れる手術を受けた日は、それまでに経験したことのない激しい痛みに襲われたのでした。夜になっても、あまりに痛くて眠ることができず、時間の経過もわからないまま、いつ収まるのかわからない激痛にひたすら耐えること半日、結局、朝までほとんど眠れず、汗びっしょり。
それ以来、プレートを抜く日が来るのが怖くて、何人かの経験者に話を聞いてきましたが、みなさん異口同音に「抜くときは楽ですよ」。とりわけ、骨折経験豊富なAさんの「抜くときの痛さは入れるときの10分の1ぐらい」という言葉には、説得力がありました(実際に数値化できるかどうかはともかくとして、定性情報を定量的に語られるとこんなにわかりやすくなるのかと、これは別の意味で勉強になりました)。
そういう話を信用してなかったわけではないけれど、でも、やっぱり、直前になれば、怖いです。でも、実際にやってみたら、みなさんのお話の通りでした。
今回の手術では、担当医も気楽な雰囲気で(最初の手術時と違って長いお付き合いになっているからでもあるのでしょうが)、手術室に入って手術台に上がった直後に言われた「おおくまさん、金属持って帰る?」は、まるで「最初、ビールでいいよね?」みたいな調子でした。
もっとも、時間の短い手術だとはいっても、スクリュー(ネジ)が骨にめり込んで外れない、スクリューを外している途中でドライバーの先が折れて体内に残ってしまう、スクリューを抜く途中で周辺の骨が砕ける、等々の事故の可能性もゼロではないそうで(そういう説明を手術前日に受けました)、多少の緊張はありました。
抜いたプレート等の大きさを、マッチ棒と比較。
「あれっ?こんなに小さかったの!?」が、受け取ったときの第一印象。検査のたびに見ていたレントゲン写真の印象、あるいは、自分の手首の傷(最初の手術で切開した部分)の長さから、プレートのサイズは、もっと大きなものを想像してました。とはいえ、実際にこれを手首にあてがってみると、手首の中で感じていた固いものの大きさはこんなものだったかなとも思えます(手首の中のこの部分に何かが入っている、というのは、軽く体を動かした後=体内の血の巡りがよくなる?=には、はっきりと意識できました<抜いた後はどうなのか?は、現時点ではまだ手術直後で手首が固定されているため、わかりません)。
というわけで、いまはまだ、右手は包帯でぐるぐる巻きで、手首は動かせない(固定されていて動かしたくても動かせない)状態です。でも、こうして普通にブログ書いてるんで、本人的には、すこぶる元気です。
この記事に対するコメント
手術後は何日間位したら手は完全に動かせれますか????
手首をまた固定されてしまいますか?
文字とか書けない状態ですか?
それが出来ないと仕事を休まないといけないですね・・
事故で頭も打っていて脳挫傷で以前の記憶が一切残ってないので私の中では初めての手術なのです。
怖いなぁ…
CTで見えた以上に砕けていたようで
親指側プレート、小指側針金で寄せ
という事でした
昨日の14時30分から麻酔が覚め始めての
今朝までの激痛はもう体験したくありません
これもう一回やるの?と思ったら
悲しくて仕方なく、スマホで検索して
拝読させていただきました
浮腫んだ指も心配です
手術が恐ろしく痛かったので、調べておりましたらたどり着きました。
そうなんですね!勉強になります!除去も痛いのかと思っていたのですが、詳しく書いて頂け安心致しました。
記録に残して下さった事感謝しております!
ありがとうございました!