熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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それでもぼくは楽しかった



まだ引っ張りますか、このネタで。
そして、試合を重ねていくと、結果は、不思議と実力通りに収斂してくるものだ。アジア最終予選のA組もB組も、いくつもの番狂わせがあった。…しかし、終わってみれば、…あまりにも順当な結果だった。同じ十チームを集めて、いろいろな方式で何度大会を開いたとしても、ベスト4の中での順位は毎回異なるだろうが、この四チームがベスト4を占めることはほぼ確実と言っていいだろう。
(後藤健生『アジア・サッカー戦記 フランスW杯への長き道』)

そういう意味では、年間通じて一度もプレーオフ圏内の6位以内に入れなかったことも含めて、今季のコンサドーレの8位という最終成績は、妥当だったと思います。ただ、あそこまで行ったのだから、最後は勝ってほしかったし、勝たなきゃいけなかった、けど、まだそこまでの力はなかったと言われれば、まあ、そうなのでしょうと納得せざるを得ない1年でした。

だけどさ、去年のことを思えば、ずっとずっと、楽しいシーズンでした(というか去年ほどの暗黒なシーズンはそうそうないだろうとは思う=思いたい=のですが)。経営上の問題から中堅以上の選手をたくさん放出せざるを得なくなり、いくらなんでもこれでJ1昇格は厳しいだろうなと思わざるを得ないところから始まったものの、昨年12月のJユースカップで優勝した直後のヒーローインタビューで中原彰吾が口にした「ぼくたちの力でJ1に上げたいと思います」は希望のよりどころになったし、開幕戦では得意のフクアリで激勝スタート。

そこからしばらくは苦しかったけど、初夏の頃からわけわかんないほど得点する超攻撃的チームになってきて(思えばその片鱗は5月のホーム京都戦で見せていたのでしたが)、日高拓磨と上原慎也の両サイドバックはどちらかが残るなんてことは考えずにどちらも高いラインまで上がり続けて(コンサドーレユース的スタイル)、ショートパスとポジションチェンジの連続で4点取ったアウェー松本戦なんてまるで夢を見ているような楽しい試合でした。

だからといって勝てるわけではない、とはいうものの、これで負けたらもうおしまいというところでは、たとえば9月の厚別での長崎戦でレコンビンの点取り屋的ゴールがあったり、10月の札幌ドームでの山形戦で砂川誠の頭で蹴るフリーキックがあったりで勝利を収めて踏みとどまり、残り試合はもう全勝しかないと言いながらも開幕前の日程発表時から山場だろうと思われていた終盤の千葉戦と神戸戦はさすがに厳しかろうと思いきや、(もろもろの幸運はあったにせよ)連勝して、最後の最後に長崎と徳島の直接対決が漁夫の利をもたらす…ことには、残念ながら、ならなかったけど、あんなおもしろいことになるなんて、日程くんはさすがです。

チームも力をつけたし、個人としても、上原だったり、荒野拓馬だったりといった選手たちが、びっくりするほど伸びました。上原はすっかりサイドバックになったし(最終節は以前のようなメンタルが出ちゃったのが残念だけどそれも経験だ)、荒野なんてあんなにやるとは正直思ってなかったです。やっぱり、試合に出なきゃダメなんだね(07年〜08年の西大伍もそうだったもんなあ)。

自分の行動的には、長崎や松本に行けたのが楽しかったです。じつは、来年はJ1だからもうしばらく長崎に来ることはなかろうと思って帰ってきたのに、その長崎に先を越されそうなのは、自分の不明を恥じるばかりです(諫早のうなぎは超うまかった<あれだけのためにまた長崎に行きたいぐらいだ)。

今年の荒野のブレイクを受けて、来年は荒野の次の10番だった神田夢実の活躍に期待しましょう。上里一将に続いて深井一希も大きな怪我をしてしまったので、その次の10番のひろゆきもがんばれ(その前に君たちにはまだJユースカップが残っているぞ)。あ、もちろん、俺らの10番ミヤザワヒロキも(来季こそは)。

11月24日で終わっちゃうと、シーズンオフが長いなあ〜
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