熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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2010-J2-#12 北九州−札幌

2010 J2第12節 本城陸 2010-05-09 14:03/4,061人
ギラヴァンツ北九州 0 (0-1/0-0) 1 コンサドーレ札幌
[得点]3'キリノ(札幌)



[札幌]
 キリノ 近藤
岩沼 岡本 藤田
  芳賀  上里
西嶋 石川 藤山
     高原

[北九州]
    大島 池元
 ウェリントン     関
     佐野  桑原
日高 長野  川鍋 重光
        水原

[札幌]後半途中から
    キリノ 近藤
 砂川          藤田
     芳賀  上里
岩沼 石川  藤山 西嶋
        高原

[札幌]終了時
       キリノ
 藤田   砂川   古田
     芳賀  上里
西嶋 石川  吉弘 藤山
        高原

始まってすぐ、北九州が何もできずに札幌がうわーっと攻めているうちに、左サイドの岩沼からタッチラインと平行にグラウンダーのパスが出て、キリノがそれに反応してドリブルで裏へ抜け、角度のないところからシュートを放って先制(キリノはこういうシュートは得意)。開始3分。入るときはあっさりと入ってしまうものです。

ゴールが決まった直後、バックスタンドの端にいた札幌サポーターがどどっと前へ出てきたら、ピッチレベルの少し離れたところにいた警備員が両手を前に出しながら血相変えてものすごい勢いで走ってきたのは(笑っちゃいけないと思いつつも)ちょっとおかしかったです。あれはプロレスみたいなもので、みんなやってはいけないことはわかって寸止めしてるんだから、あんなに慌てなくてもいいのに(^^;)。

これで安心したわけでもないのでしょうが、その後はポゼッション、チャンスの数とも北九州が上回り、高原の活躍で枠内シュートを防いだ場面が二度、相手がはずしてくれたのが一度。札幌は、前節と同様に芳賀が相手の攻撃を寸断してくれるものの、攻撃の形はキリノを裏へ走らせるばかりだから、ボールは奪えても攻撃している時間は短くなってしまう。宮澤の故障でトップ下で先発した岡本はどこで何をしていいのかわからないといった感じでボールに絡むことすらほとんどできず、なんと前半が終わらないうちに砂川と交代。

砂川がいちばん向いているのはやはりこの中央の攻撃的なポジションなのでしょう。キリノを追い越す動きや、中央のポジションにとらわれずにスペースを見つけて左右に流れる動き、あるいはタメを作って味方に時間を与えるなど、岡本とはまったく違うプレーで、前半のわずかな時間とはいえ、危うくなりかけた流れを確実に引き戻してくれました(この交代は石崎監督のファインプレー!)。出し手にもなれて受け手にもなれる砂川は、やっぱりとても大事な存在です。

しかし、後半に入っても札幌の単調な攻撃(キリノ走れ)は変わらず(役割がシンプルになったキリノがぐいぐい簡単に抜けてしまうからでもあるのでしょうが)、そうするとボールを保持している時間が短くなるから、北九州に「持たせている」ように見えないこともないものの、連戦の疲労やら強い日差し(札幌的感覚でいうと真夏並み)やら強い風やらときおり押し寄せる砂埃やらで集中力がなくなってきて、自陣でのファウルやコーナーキックが多くなってきて、これだけセットプレーを与えていたらいつかどこかで失点するんじゃないか(守備力の問題ではなく確率の問題で)、と、はらはらし通しでした。

実際に何度か危ない場面はありましたが、今日は高原が当たっていました(高原は去年の出始めた頃に比べるとかなりうまくなっているように思えます)。それと、キリノの守備での貢献も大きかった。最後のほうはみんなへろへろになっている中で、キリノはまったくスピードが衰えず、相手ボールになれば自陣まで戻ってくる。そして、芳賀を筆頭に、上里、近藤など、今日はよく戦っていました。けっしてあきらめることのない球際の粘り、相手に食らいつく姿勢は、これまでとはちょっと違いました。

ただ、チャンスらしいチャンスは、キリノが左サイドをドリブルで抜けて中央へ折り返し、近藤が後ろにちょこんと出したのを砂川がフリーでシュートした(→枠をはずれた)場面ぐらいでした。あれは、入った!と思ったんだけどな。

終盤、あまりに動けない選手たちを少しでも楽にしようと、古田とキリノで前線でボールをキープしようとしたものの、彼らではフィジカルで負けてキープができない、なんてのを見ながら、3人目の交代で誰か入れられないのかなと思いつつ、でもベンチにそれらしい選手は残ってないんだよな…などと考えていたら岩沼が負傷退場してしまい、交代で入ったのはシーズン前の故障から復活した吉弘。後半途中から4バックになっていたため、この交代で左から西嶋−石川−吉弘−藤山の4バックと、4バックらしい4バックになりました。なんとなく嬉しいというか、安心できる4バック(根拠のない安心ですが、それはそれで大事なことです)。

最後の最後に高原が時間稼ぎ(ゴールキックのボールが左から送られてきたのに気づかないふりをして水を飲みながら右からボールが来るのを待った)で警告をもらったのはいただけませんが(こういうのはマリーシアなんでしょうかね?<嫌味とかじゃなくてどう考えたらよいのか純粋にわからないです)、4分と表示されたロスタイムが延びることもなく、1−0で終了、3月の岡山戦以来の勝利。前節のばかばかしいスコアレスドローで行くのをやめようかと(10分間だけ)悩みましたが、行った甲斐がありました。

内容に注文をつければキリがありませんが、何はともあれ連敗(正確には勝ちなし続き<こういうのはどう呼んだらいいんですかね?)から脱出できたことはよかった。なにより、過酷な条件の中、戦う姿勢が勝利につながったことを嬉しく思います。
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