熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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岡田斗司夫「ノート術」

ちょうど1週間前に東京都内某所で開催された《ガッキィファイター「日垣式」ノウハウ全公開講座》では、参加者への事前アンケートがあって(MLだったので各人の回答は全参加者が共有)、その中に「毎月の書籍購入額は現在いくらぐらいか、理想はいくらぐらいか」という項目がありました。ほとんどの人の答えが「現実の額<理想の額」だったのに対し、なかには「現実の額>理想の額」だった方もいまして、そのうちの一人が、オタキング岡田斗司夫さん。

講座の中で発言を求められた岡田さんいわく、

食えるだけ食ったら太る、だから食べたら運動するのと同じように、アウトプットする当てもないのに本ばかり読んでいるのはどうなのか、あまり本は読まずに1冊読んでから咀嚼して考えるほうが大事なのではないか。

ただ、そう言う岡田さんは、毎月の本の購入費用が10万円ぐらいで、理想は5万円ぐらい、ということで、世の標準レベルからするとかなり高いところにあるのではありますが(5万円分の本だって1ヵ月で読むのはけっこう大変なことです)、なるほど、そういう考え方もあるなと思って岡田さんのツイッターのアカウントをフォローするようになって、それで出会ったのが岡田さんのノート術の講演でした。

 2009年12月18日「ノート術」−岡田斗司夫ひとり夜話

これ、とてもおもしろいです。youtubeの動画が12本、全部見ると90分ぐらいの長編ですが、全部見ることを強くおすすめします。ノート術というノウハウそのものもともかく、岡田さんの言っていること(仕事やお金に対する考え方)がおもしろい。

もっとも、PCの前に座って90分間の動画を見続けるのは、忍耐力テストみたいなことになってしまうわけで、私はiPhoneで(細切れにはなりましたが)電車・バスなどの移動中や、寝床、ソファーの上(に寝転がって)、などなどで見ました。youtubeはかならずしもiPhoneには最適化されていないから、見づらいところもないではなかったですが、基本的には音声が聞き取れればなんとかなる内容だったので、見る中身よりも、見るときの快適さを優先させました。

そして、こういう経験をしてみると、iPadが待ち遠しくなります。あのでかいのを使って電車の中で動画を見るのはちょっとどうかと思いますが(それもそのうち慣れの問題になる可能性もありますが)、リビングで、あるいは寝床で眺めるなら、iPhoneでもなくノートパソコンでもなくiPadでしょう。それでiPadのユーザーが増えれば(まるで古いテレビ映像のアーカイブのようになってしまっている)日本におけるyoutubeの使い方がさらに広がる…といった具合に、想像が膨らんでいきます。

そうやって考えていくと、やっぱり、キンドルよりiPadなんだよなあ…ま、それはともかく、リンク先の岡田さんの講話、ぜひ、ご覧あれ。
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