熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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「超」整理手帳2010エレファントA5

これはいいです。すばらしい!

「超」整理手帳2010エレファントA5
「超」整理手帳2010エレファントA5
野口 悠紀雄

私は「超」整理手帳をずっと愛用してきています(以下、まずそれが大前提にあることをお忘れなく)。最初は普通に販売されている手帳ホルダを使っていましたが、「超」整理手帳を自分で勝手に進化させているうちに物足りなくなり、ノグラボストアのオンラインショップで国立商店のオリジナルカバーを買ったのが、いつだったかなぁ…(現物は5年前の今ごろに取材を受けたアントレ誌の記事(これ=PDFファイル)の中で確認できる、ということは、少なくとも5年前は、それを使っていたわけです−当時「赤と黒だからこれを選んだのか」と思われた方が少なからずいらっしゃったようですが、この商品がたまたまこういう色だった、というだけです)。

これはこれで便利だったのですが、マジックテープで固定されているため、飛行機の機内で開くと「べりべりっ」とけっこうな音がするのが玉に瑕ではありました。

そして次に買ったのが、オーソドキシー製の、自分的には清水の舞台から飛び降りるつもりで買った、革のカバー。値段が高すぎて売れなかったのか(?)、ノグラボストアでディスカウント販売されているのを見て、値段が値段だけにさすがに迷ったものの、購入しました(これに関しては、黒地に赤色のベルトが入っているというデザインも大きな決め手になったことは否定しません)。

現在も使っているオーソドキシーのカバーは、横幅が「超」整理手帳の倍の大きさ、すなわち、A5サイズです。愛用のロディアのオレンジ色のノートを収めるのにちょうどよい大きさなのがとても気に入っている(というかそれがこれを買った最大の理由である)のですが、ここに「超」整理手帳のスケジュールシートを入れてA5サイズで利用しようとすると、どうしても、中央部に折り目のあるスケジュールシートが、ベコベコになってしまって、とても使いづらいのです。ぶらぶらしないように、何かで固定すると、今度はカバーのほうが着ぶくれ状態になってしまいます。

そこへ登場したのが、この「超」整理手帳2010エレファントA5でした。だいぶ前に店頭で見かけてはいたのですが、外側(手帳ホルダ)は不要なんだよなあ、アイデアノートA5もいらないしなあ、でもA5サイズのカンガルー・ファイルはほしいなあ(<私は似たようなものを独自に作って使っていたのです)、などなど、気にし続けること1ヵ月の末、ついに購入。

そしたら、いいんですよ、これが。

スケジュールシートが中央で折れていない(A5での使用を前提に作られている)というだけで、こんなに気持ちのいいものかと思うほど、嬉しいです。一方で、カンガルー・ホルダならぬカンガルー・ファイルのほうは、ちょっとだけ、横幅が大きすぎる感じがします(このセットに含まれている手帳ホルダと、私が使っているオーソドキシーのカバーとを比べてみたら、1センチ弱の幅の差がありました)。これだと、初期のカンガルー・ホルダのような、ファイル部分が壊れるおそれがあります(が、まずはとにかく使ってみなきゃわからんですがね)。

2400円のうち手帳ホルダとノートが不要とか考えると、かなり高い買い物をしているような気分になってきますが、それでも、A5サイズで「超」整理手帳を使っているならば、ケチらず、こっちを買いましょう。そのぐらいの価値は充分にあります。

2011年バージョンでは、A5サイズのスケジュールシートのみ販売が実現することを期待します(<鬼も笑わないほど先の話だ)。
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