熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
<< December 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 先生 | main | 【読書】北海道開発局とは何か−GHQ占領下における「二重行政」の始まり >>

【言葉】たぶんこれからも色んなことをあきらめていくんです

前のエントリーを書きながら思い出したことというのは、同じくえのきどいちろう氏の文章でして。

小迷惑相談室 vol.2
小迷惑相談室 vol.2
しりあがり 寿

どうもamazonのこの仕組みはよくわからんです。この本の正式なタイトルは『人づきあいの小迷惑相談室2』であり、著者は「えのきどいちろう」「酒井順子」「しりあがり寿」です。「1」のほうは、ちゃんとそういうタイトルで表示されるし、著者の名前も3人並んでいるのですが、「2」は上記のような情報しか登録されていないから、「人づきあいの小迷惑相談室2」で検索しても「1」しか出てこない。でも本の現物が手元にあるんだから「2」がないはずがない、と、「えのきどいちろう」で検索して、上記データにたどり着いた次第です。

ちなみにこの連載(私には縁のない雑誌なのでふだんは目にすることはないのですが)、女性回答者は変わったものの、えのきど氏はまだ続けているらしい。
で、私が思い出したのは、ここのところ。

 S・Oさんは若い方だから、あんまりリアルじゃないかも知れませんが、たぶんこれからも色んなことをあきらめていくんです。もう若くないとあきらめたり、皆から好かれるのはムリだとあきらめたり、自分に期待することをあきらめたり。もっと現実的には友達が結婚して、気楽につき合ってくれる時間がとれなくなってくることをあきらめたり。
 あきらめるというと寂しいことのようですが、それは自由になることでもあると僕は思います。皆から好かれようと頑張って生きてるのはキュークツですよ。
 僕は本を「一生の友達」にした日のことを思い出したなぁ。ずっと昔、忘れてしまったけれど、たぶん僕は何かに失望したんです。深く失望した。本は最高の友達です。開くと必ず面白い話をしてくれるし、閉じると黙ってくれる。悲しいときも、得意なときも、どこにだってついて来てくれる。教えてくれるし、叱ってくれるし、笑わせてくれる。


この素敵な文章は、この後、あら、そっち行っちゃうの、な方向に急展開するもので、そこは書かないでおきますが、もはや若い方ではない私は、やっと、あきらめていくってことがわかってきたように思います(<「遅いよ!」と突っ込まれるかも)。何かをあきらめなければ、別の何かを手にすることはないんです。
言葉 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

この記事に対するコメント

コメントする









この記事のトラックバックURL
http://work.kuma-i.com/trackback/1092466
この記事に対するトラックバック