熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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2019年シーズン 終了

本日は2019年J1リーグ最終節。

スポンサーさんから感謝のタオルをいただきました。



北海道コンサドーレ札幌は川崎フロンターレと対戦して、1-2で敗戦。点差以上の実力差があることを認めざるを得ない内容だったものの、その差は、以前に比べれば、だいぶ、縮まってきています。悔しくないことはないけれど、やれるだけのことをやっての結果ですから、試合後は、素直に、拍手を贈りました。

今季最終戦だったので、試合後に、ユースチームや女子チーム、バドミントンチーム、カーリングチームの紹介があって、野々村社長の挨拶があって、1年を振り返るVTR上映があって、ミシャ監督の挨拶があって(長かった(^^;))、選手やスタッフが場内を一周して、すべて終わる頃には、試合終了から1時間以上が過ぎてました。



昇格にも降格にも関係なく、去年の最終戦のようにACLがどうこうということもなかったから、淡々と、ああ、今シーズンは終わりなんだなあ、どころか、ああ、今年はもう終わりなんだなあと思えてきて、なんだか、ゆく年くる年を見ているような気分でした。

シーズンが終了したので、クラシックの安い店で、反省会。



外から見える席に、チャナティップのユニフォームを着たまま座っていたら、お店の外でキムミンテのユニフォームを来た人(ぜんぜん知らない人)がぼくのことを呼んでいて、外に出ていって、「ウィアーサッポロ!」と言いながらハイタッチ。順位は2桁に落ちたけど、今日の試合は負けたけど、今日はいい試合でしたよね!と言うキムミンテ(のユニフォームを着た人)。

はい、まったく、その通りです。

順位も、今日の試合の結果も、いいんです。ぼくらは、確実に、強くなってます。着実に、高いところへ上がりつつあります。だってさ、わずか3年前は、J2の最終節でツエーゲン金沢を相手に互いの利害が一致した攻めない引き分け試合やって、ようやく、J1昇格を決めていたようなチームだったんですよ。チームができて20年以上も経つのに、その間、J1でまともに戦えたのは、1シーズン(2001年)だけだったんですよ。それが、3年目のJ1を、降格を気にすることなく、前年までのチャンピオンチームと、堂々と渡り合って、普通に終えているんですよ。

たしかに、リーグ戦の順位は、10位です。だけど、今年は、ルヴァンカップで決勝戦まで進んだから試合数が他のチームより多かったし、主力選手が各国の代表に選ばれてチームを離れるという(これまでコンサドーレは経験したことのなかった)難しい状況も、シーズン中に、何度もありました。そういう中で、降格を気にすることなく10位でシーズンを終えられたことは、こういうレベルで戦うことが初めてのチームとしては、上出来です。

個人的なことをいえば、スカパーがJリーグ中継をやめた後はDAZNを契約することなく、もともと我が家にはNHK-BSもないから、去年からはJリーグの試合中継をほとんど見なくなっていて(見る機会がなくなっていて)、そのうえ近年はマラソン大会に出ることが楽しくなっちゃって、コンサドーレはホームゲームですら見ないことが多くて、以前はアウェーまで行っていたことを思えばすっかり熱が冷めてしまったような状態で、誤解を恐れずにいえば「濃い」「熱心な」サポーターの人たちが遠い存在に感じられるようになってきて、もう、シーズンチケットはやめようかと思ってました。どうせ見に行かないから、もったいないし、以前のような関心も持てないし、以前から親しくしている方々とは温度差を感じるようになってきていたし。

サポーター界(?)じゃない人から見れば、埼玉スタジアム2002まで決勝戦を見に行くようなヤツが何を言ってるんだよ、あんた十分に熱心なサポーターだよ、ってことになるんだろうけど。

試合を見に行くとか、ましてやアウェーまで時間とお金をかけて出かけるとか、ユニフォーム買うとか、そんな余裕があるなら、それは別のことにまわしたほうが、自分の将来のためになるんじゃないか。そんなことに時間をお金を使っている余裕は、オレの人生には、もう、ないんだよ!

そんなことも考えてました。

それと、以前、といっても、もう10年以上も前ですよ、ぼくが、コンサドーレの仕事をしていたのは、もはや遠い昔の出来事です。あの頃にやりたくてもできなかったことを、いま、野々村社長がどんどん実現させていることには、複雑な思いを抱いていました。あの頃いろいろやったことが、結局、すべて中途半端に終わってしまったことは、けっこうな深さの、心の傷でした。ずっと続けてきたサポートシップスポンサーも数年前から切れちゃったし。

もう、自分の役割はここにはない、自分がいても仕方ない、なんていう、ものすごく思い上がった考えも、ありました。

でも、それは、もう、みんな、過去のことです。

何をつまらんことを言ってるんだ、難しいことをごちゃごちゃ言ってないで、スタジアムで、手拍子を打ち、声援を送り、みんなと一緒に一喜一憂すればいいじゃないか。ユニフォームだって、買えばいいじゃないか(高いけどね)。

いまは、そう思ってます。シーズンチケットも、また、買います。その分、時間やお金がかかることに対しては、別の何かで、時間やお金を捻出する方法を考えましょう。一度きりの人生、本当はやりたいことを、やりたくないようなふりして心をごまかしているのは、じつに、くだらんことです。

あの飲み屋の前で手を振ってくれた、初めて会ったキムミンテ(のユニフォームを着た人)の笑顔のおかげです。やっぱりね、楽しいんだよ、勝っても負けても、コンサドーレがあるってことが。20年以上も、ずっと、そばにあるんだもの。近くに寄り過ぎて嫌な思いをすることがあって、その反動で少し引いたらますます近寄りたくなくなった、なんてことも、たぶん、あったんだけど、もう、いいよ。

野々村社長の言うとおり、クラブにずっと関わってきた人=サポーターを含む人々=のメンタルも、変わっていかなきゃいけないんです。10年ちょっと前、自分が関わってた頃のことを思えば、いまや、すっかり別のクラブ、別の会社です。こんなわずかな期間でも、変わるんです。変われるんです。

みなさん、1年間、お疲れさまでした!
また来シーズン、スタジアムで、お会いしましょう!

来年3月1日の東京マラソンは、コンサドーレで走るぞ(^^)

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2019-J1-#32 北海道コンサドーレ札幌 1-2 ジュビロ磐田



自分たちが負ければ降格という場面には過去何度も直面してきたものの、自分たちが勝つと相手が降格というのは初めての経験でした。しかし、前節から2週間の間隔が空く中で、各国・世代別の代表の活動に5選手が参加していた札幌と、2週間しっかり休んで調整してきた磐田の差は、ここまで31試合を戦ってきたリーグ戦の順位の差を埋めるのに十分な材料であり(8位と18位とはいってもその程度の差しかないのだ)、88分にコーナーキックから深井のヘディングで追いついたものの、最後の最後に長いアディショナルタイムでPKを取られて負けたのは、今シーズンはもはやこれといった目標もない札幌と、勝たないと降格という重い荷物を背負っていた磐田との気持ちの差。サッカーの神様は、わずかな頑張りの差を見逃すことなく、頑張っているほうに微笑むのです。

スコア予想クイズ。当選者の中から抽選で50人に現金1万円プレゼント。



こういう結果になってみて気づいたんですけど、この企画、現金1万円を手に入れることを最優先に考えるなら、札幌の負けスコアで投票しておくほうが、当たる確率ははるかに高かったはず。1-0でも2-1でも3-0でも、札幌の勝利のスコアだったら、仮にスコア予想が当たっても、その先の現金1万円の50人に選ばれるためのハードルがもう一つあったに違いなく、その点で、札幌の負けという予想にしていれば、スコアさえ当たれば、ほぼ確実に、1万円がもらえたはず…なんだけど、そんな予想に投票したら、試合中、札幌のチャンスのときに「決めてくれ、でも外してくれ(1万円のために)」みたいになっちゃったのかも(笑)。

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夢の途中



そう簡単にはタイトルは取れないんだよ。

そんなふうに言われているような結果でした。後半43分に小林悠のゴールで勝ち越されたときは、まだ時間あるよ!と叫びながらも、正直、もう、負けたと思いました。その直前に、怪我明けゆえか本調子にはほど遠かったチャナを起点に、この試合で初めてといっていいぐらいきれいに川崎の守備を崩して武蔵がゴール前に抜けたのに武蔵がシュートを打ちきれなかったシーンがあって、あの時間帯のああいうところで決まらないとやられるんだよね、ああやっぱりね、小林はすごいね、なんて話を、隣りにいた友人としてました。

表示されたアディショナルタイムを過ぎて、もう、間違いなく、これがラストワンプレーになるであろう右からのコーナーキックで、ソンユンが上がってきたとき、川崎戦だからなあ、97年の第1戦も後半40分過ぎに突き放されてもうダメだと思ったら最後にディドが上がっていって追いついたんだよなあ、なんてことを思い出してはいたけれど、でも、これが跳ね返されて試合終了なんだろうなと思ってました。それでも、去年までは相手にしてもらえなかった川崎と、これだけの勝負ができたのだから、まあ、よかろう…

そこで、あの、まさかの、深井のヘディングシュートですよ。誰が決めてもしびれる場面ではあったけれど、深井だぞ。1点目のスーパーゴールは菅だぞ。すごいぞ、このチーム。

もっとも、最後にPKを失敗して試合を終了させてしまったのも、ユースから上がった選手、進藤なんですけどね。あのPK、進藤、へんだったもんね。いかにも、自信なさげで、口にはしなかったけど、力ないキックが正面に飛んで試合終了となったとき、隣りにいた友人が、ああやっぱり、と言ったぐらいに、あのときの進藤は、挙動不審でした。

それもまた、経験だ。

延長戦になって、福森のフリーキックが決まってリードしても、そのまま終わるような気がしなかった。札幌が4点目を取るか、川崎が追いつくか。川崎が1人少なくなったとはいっても、逃げ切れるような気はしなかった。でも、逆に、4点目、5点目が入るんじゃないかという期待もあった。この試合、後半40分以降は、もう、何が起きるか、まったくわからない雰囲気だったもの。

ぼく、隣の友人にはわからないようにしながら、2回、泣きました。最初は選手たちが入場してきたとき。このときは、涙がじわっと溢れたぐらい、でしたが、90分+5の深井の同点ゴールでは、ぼろぼろ涙が出てきちゃって、シャツの袖で涙を拭いました。年をとると涙もろくなるのだよ。もうひとつ、PKを失敗した進藤が一人ぽつんと立っているところへ、ソンユンと菅野(!)が歩み寄って、進藤の肩を抱いたときも、危なかった(笑)。



よく頑張りました。

展開を考えれば、激闘、死闘という言葉で表される試合なのでしょうが、悔しいほどに勝てなかったことへの悔しさを感じない、清々しい試合でした。

最高の舞台で、最高の相手との、最高の試合。今年はリーグ戦の試合をあまり見てなくて、もうシーズンチケット買わなくていいんじゃないかとの思いがちらちら出てきていたのですが、こういうのを見せられちゃうと、そうもいかないよね〜

あー、やっぱり、生サッカーは、おもしろい。

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いざ決勝

2019JリーグYBCルヴァンカップ決勝・北海道コンサドーレ札幌×川崎フロンターレは、いよいよ、明日、13時05分キックオフです。

ファイナルの舞台にコンサドーレの選手たちが登場する場面を想像するだけで、もう、泣いちゃいそうなんですが(笑)、泣いてる場合じゃありません。昨シーズンのリーグ戦を3位と僅差の4位でフィニッシュし、今シーズンのルヴァンカップはキャプテン小野伸二の下で檀崎竜孔や濱大耀や中村桐耶といった(よほど詳しい人でないと名前すら知らないような)若手選手で戦いながらプレーオフステージに進出と、まぐれではないチーム力をつけての、いわば、満を持しての決勝進出なのですから、決勝進出で満足してる場合じゃない。はしゃいだり泣いたりするのは、まだ早い。

ぼく、ずーっと前から、自分が生きている間に一度ぐらいはJ1で優勝争いしてほしいと言ってきたんですけど、優勝争いどころか、優勝を勝ち取れるチャンスが(リーグ戦じゃないけどさ)、意外に早くやってきた、といっても、もう、チームができて、24年目なんですね。自分の中では「意外に早く」でも、経過した時間は24年。年齢を重ねるというのは、こういうことなんだなあ。トシを取るのも悪くないもんだ。

24年目に訪れた、初めてのタイトル獲得のチャンス。
みんなで、勝ち取りましょう。

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22年目の頂上決戦

昨日、JリーグYBCルヴァンカップの準決勝2試合が開催され、われらが北海道コンサドーレ札幌と川崎フロンターレの2チームが、決勝進出を決めました。ラグビーとプロ野球のニュースで全国的にはほとんど報じられていないようですが、これが決勝ならともかく、準決勝なのだから、それは、仕方のないことです。そんなことはどうでもいいのだ。とにかく、コンサドーレが決勝に勝ち上がったのだ。

1997年12月発行、コンサドーレJFL優勝記念写真集。



この年、初めてのJリーグ(まだJ1とJ2に分かれてなかった)昇格に向けて、コンサドーレ札幌の最大のライバルとなったのが、川崎フロンターレでした。



2回戦総当たりのリーグ戦で、最初の試合はフロンターレ2点リードの終盤にコンサドーレが2点を取って追いついて延長戦になって最後はバルデスのVゴールでコンサドーレ勝利、2試合目も同じような展開でフロンターレが2点リードするも終盤にコンサドーレが追いついてやはりバルデスの延長Vゴール。結果は、2試合とも4-3という点の取り合いで、しかも、コンサドーレが追いついてひっくり返すという、忘れられない2試合になりました。



あれから22年。

先にJリーグに昇格したコンサドーレは、1年で降格してまたフロンターレと同じリーグ(J2リーグ)に戻り、その翌年J2ではフロンターレが圧倒的な強さを発揮してJ1に昇格するもあえなく1年で降格、フロンターレと入れ替わる形で再昇格したコンサドーレも2年で降格、しかしそこからフロンターレは地域密着クラブとして強豪への階段を一気に駆け上がっていったのに対し、コンサドーレは同じようなところをぐるぐるまわって、もはやフロンターレがライバルなどとは言えないほどに差がついてしまった…

フロンターレ戦といえば、等々力でセンターバック某選手が自陣ゴール前で相手選手(ガンバでも東京でもない今野)にボールをかっさわれて決勝ゴールを奪われたとか、0-6で大敗してゴール裏が収まらなくて監督(ヤンツーさん)が出ていったとか、交代枠を使い切った後にGKが退場になってセンターバック某選手がGKを務めたとか、史上最速の降格決定の舞台になったとか、コンサドーレ側から出てくるのはネガティブな思い出ばかり、だから、1997年の2試合の激闘が、いまだ、甘美な記憶として残っているのでしょう。

そんな川崎フロンターレと、Jリーグカップの決勝戦で対戦できるのは、じつに、感慨深いです。コンサドーレ札幌あらため北海道コンサドーレ札幌24年目にして初めてのタイトル獲得のチャンスだから、いずれにしても感慨深いのは確かなんだろうけど、相手が川崎フロンターレというのが、最高じゃないですか!と、古いファンのボクは、思うのであります。

ちなみに(ここからはものすごく個人的なことになりますが)決勝戦の日は、金沢マラソンの前日です。だからどのみち前日には札幌から本州に向かわねばならないこともあり、コンサドーレが準々決勝を勝ち上がった時点で、(決勝進出が決まったら途端に朝の飛行機はいっぱいになっちゃうだろうと思って)決勝戦当日の朝の新千歳空港発羽田行きの飛行機を押さえました。決勝戦のチケットも、発売と同時に(まだコンサドーレの決勝進出が決まってないうちに)買っておきました。最近はあんまりコンサドーレ見に行けてないけど、初めてのタイトルは、やっぱり、生で見たい。

決勝戦を見てからでも金沢マラソンの前日受付にギリギリ間に合うのは、決勝戦の会場が埼玉スタジアム2002であること、かつ、北陸新幹線があることのおかげです。決勝が国立霞ヶ丘競技場だったり、横浜国際だったりしたら、決勝戦生観戦は諦めざるを得なかった。北陸新幹線がなかったら、金沢マラソンの受付終了時刻までに金沢へ行くことは無理でした。

金沢マラソンのゴールは石川県西部緑地公園陸上競技場、すなわち、ツエーゲン金沢のホームスタジアム。ツエーゲン金沢は、2016年J2最終戦でお互いの利害=J1昇格とJ2残留=が一致してゴールを目指さずにひたすらボールまわしを続けた仲(?)であり、現在の監督はコンサドーレが最も苦しかった時期に監督をやってくれた柳下"アクションサッカー"正明さん。ルヴァンカップ決勝の翌日にそんなスタジアムでゴールすることは、何かの因縁なのでしょう。

さて、今日の札幌は、気持ちのいい青空が広がっています。
さあ、ボクを待つ金沢まで、のんびりランで、ひとっ走り。


 

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