熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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川内選手はひらひらが好き

昨日ほとんど見られなかったMGCの女子のレースを、今朝、録画で見ました。気づいたことが二つあって、女子も2位の鈴木亜由子選手はピンク色のナイキの厚底(ナイキズームXヴェイパーフライネクスト%)だったことと、女子はナンバーカードのスポンサーが東京メトロ(これは男子も同じ)とANESSAだったこと。

今朝の北海道新聞、社会面に「北海道マラソンから飛躍」の大見出し。



このANESSAのサンプル、北海道マラソンの受付のときに配られているのをもらったのですが、北海道マラソン当日は日差しがなさそうだったので使わず(曇っていても紫外線は出ているから日焼けはしますけど)、その翌週の日本最北端わっかない平和マラソンも曇り予報だったから使わず、未開封のままになってます。終わってみれば、北海道マラソンは雨は降るわ風は吹くわ強い日差しは出るわと天候が目まぐるしく変わり、わっかない平和マラソンは思いきり日差しを浴びてかなり焼けてしまったのですが。

女子の序盤、5人の集団になったときには、そのうちの4選手が、後ろにひらひらが付いている帽子をかぶってました。

こんなやつ(今年のカーター記念黒部名水マラソンのときのオレ)



ひらひらといえば、川内優輝選手。

2019年8月18日の北海道新聞掲載、8月12日の川内選手の講演録から


北海道マラソンの出場者へのアドバイスとして《首の後ろを守るため、帽子は後ろ側にひらひらが付いているものを勧めます》と書いてあります。

北海道マラソンの翌週に開催されたわっかない平和マラソンには、「川内優輝選手×あいおいニッセイ同和損保 マラソンキャラバン」のブースが出ていて、レース終了後には、川内選手と記念撮影ができました(ぼくも撮ってもらいました)。



ぼくの前に写真を撮ってもらっていた人が、後ろ側にひらひらの付いている帽子をかぶっていたのですが、その方が川内選手との写真を取り終えて席を立つとき、川内選手、嬉しそうに「そのひらひら、いいですね」と言ってました。

来月の東北・みやぎ復興マラソン2019にも、川内選手が招待選手として出場し、あいおいニッセイ同和損保マラソンキャラバンのブースも出るようですが、こちらはフルマラソンだけで12,000人の大会ですから、800人の稚内のような記念撮影タイムは難しいんだろうなあ。

東北・みやぎ復興マラソンの前に、ぼくには、まず、オホーツク網走マラソンがあるし、昨日のMGC見てると、あるいはみやすのんき氏の最新刊を読んでいると、走りたい!と思うのですが、北海道マラソン、わっかない平和マラソンの2週連続のフルマラソンの直後に遅い夏休みで台湾に行って、自覚以上に身体にダメージがあるらしく、台湾から帰ってきてすぐに近所をちょっと走ってみたのですが体が重かったこともあり、今日はひとまず休養して、11月3日までの間(の個人的フルマラソン集中軌間)の過ごし方でも考えることにします。

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厚底半端ないって

見ましたか、MGC。ぼくはずっと楽しみにしていて、だけど、もしかすると生中継を見られないかもしれないスケジュールが入ってきて、でもNHKがライブブロードキャストで男女のレースを配信してくれるというから移動中でもiPadで見られるなと思っていたら、直前になってNHKの配信のうち男子のレースの配信は中止になってしまったため、結局、スケジュールを調整して、男子のレースを最後までテレビで見てから自宅を出て(地下鉄だと間に合わないかもしれないので)タクシーをつかまえる作戦に切り替え、女子のレースの終盤は移動中にNHKの配信をiPhoneで見ました。

始まってすぐに、男子の選手たちの足元が、厚底シューズだらけであることに気づきました。いや、より正確にいえば、多くの選手が鮮やかなピンク色のシューズを履いていて、一瞬、なんだこれ?と思ってから、ああ、これが噂の厚底なのか、みんな厚底じゃないか!と、びっくりしたのでした。

ナイキの厚底シューズについては、たまたま(MGCとは無関係に)昨日読んだ「のんきか!みやすのんきか!」でおなじみ(?)、みやすのんき氏の最新刊『アルティメットフォアフット走法』(実業之日本社)に、市民ランナー目線で見た評価や実体験(みやすのんき氏は厚底シューズを履いて56歳にして自己ベストを更新)が詳しく書かれてました。みやすのんき氏ならではの、人体の構造に基づいたランニングフォームの考察もあり、この本は、とても、おもしろかったです(ようやく4時間半を切ったレベルのぼくには、実用性が高いとは言い難い内容ではありましたが)。



スタート直後から設楽悠太選手が飛び出し、どんどん後ろを離していくのは、かっこよかった。一方で、わ!これ大丈夫なのか?との思いもありました。でも、自分のやりたいように勝負するってすごいなとも思い、単純に、すげえなぁ!と思って、見てました。

ぼくは、MGCに出るような選手たちとは、もちろん、まったくレベルが違うんですけど、2週間前の稚内で、ぼくも、設楽選手みたいなことをやってるわけですよ。その前週の北海道マラソンで自分が思っていた以上に走れたから、もう少し上のレベルを目指してみよう、とにかく行けるところまで行ってみようと、オーバーペースの自覚はありながらも、序盤でがんがん飛ばしたら、25kmで力尽きちゃった。だけど、それは、自分がチャレンジした結果だから、後悔はないのです。

2週間前に自分自身がそういう経験をしていたから、設楽選手は大丈夫なんだろうか?と心配しつつも、でも、このレベルの人たちはこれで行けちゃうのかもしれない、これで最後まで行ったらすごいなと思いながら見ていて、30km過ぎてもまだトップを譲らないから、おお、もしかしてこれホントにこのまま行っちゃうのか!と期待したら、やっぱり、追いつかれてしまった。

レース後のコメントを見ると、設楽選手が疲れを感じたのは25kmだったとのこと。しつこいけどぼくとは全然レベルが違うんですけど、やっぱり、飛ばしちゃうと25kmで足が持たなくなるんですね。25kmで足が残っていなかったら、フルマラソンは、無理です。

終盤、大迫傑選手がトップに立ったときは、昨年の作.AC真駒内マラソンのコース脇に掲げられていた看板「大迫傑半端ないって!」を思い出しながら、思わず「大迫来た!」と叫んでしまったのですが、あの大迫選手をしても、あの美しいフォームがあれほどまでに崩れてしまうと、ダメなんですね(というか、足が残ってないから、フォームが崩れちゃうんでしょうけど)。

というわけで、サブ4.5ランナーのボクでも、学ぶことはたくさんありました。それと、東京の都心を走れるのは、うらやましい。ぼくは中学1年生から社会人12年生までの23年間、山手線の内側に通っていたし、浅草は毎年5月に某会行事で出向いていたから、東京の都心部の風景は、やっぱり、なじみがあるわけです。ああ、走りたいなあと思いました。

女子は、2017年北海道マラソン優勝の前田穂南選手が1位、2018年北海道マラソン優勝の鈴木亜由子選手が2位と、北海道マラソン優勝の二人が東京五輪出場権を獲得したのが、嬉しかったです。なんといっても、ボク、この両選手と同じ大会を走ってますからね。この2選手とも、どこかですれ違ってるはず(新川高校の前あたりかなあ)。そんなトップレベルの選手と一緒に走れるのが北海道マラソンの魅力であり、暑くて記録が出ないだの新川通が単調でつまらないだのエイドのフードが貧弱だの言われるけれど、やっぱり、北海道マラソンは、北海道のランナーの最大の祭典なのです。
 

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続・第2回日本最北端わっかない平和マラソン

走っている間も、ゴールしてからも、ずっと気になっていたことがありました。大会公式サイトに情報がないかと何度もアクセスし、Twitter検索も繰り返し行っていたのですが、ようやく、わかりました。

稚内プレス「感動の稚内マラソン 川内選手が雪辱の優勝果たし市民ランナーも健闘」(2019年9月2日)から:

「フルマラソン出場男性救急搬送」
1日正午前、平和マラソン大会のフルの部に出場した道外の20代男性が走行中に倒れ、心肺停止の状態で救急搬送された。
稚内消防署などによると、声問地区を走っていた男性は倒れて直ぐ、近くにいた医療スタッフら救護班の素早い応急措置により、病院で意識を取り戻したという。


これを読んだ大多数の人は「そんなことがあったのか!」と思うのでしょうが、ぼくは、自分が走っているときに、このランナーが心臓マッサージを受けている場面に出くわしていたのです。仰向けに横になったランナーの胸を、救護スタッフが、何度も何度も、強く、押さえつけているだけでも、ただならぬ事態であることは伝わってきたのですが、その後ろでモニターを眺めているスタッフが「心肺停止!」と叫ぶ声が聞こえてきて、その後、猛スピードで走る救急車とすれ違ったときには、思わず「遅いよ!急げ!間に合ってくれ!」と呟いてしまったほどでした。

だから、ずっと気になっていて、何か情報はないかと探し続けていて、死亡事故とのニュースがない以上は大丈夫だったのだろうと思いたいけれど、「心肺停止!」の声が頭に残っていたから、ずっと、心配していたのです。

稚内の平和マラソンは、北海道マラソンのように多数のランナーが走っているわけではなく、後半になるとコース上のランナーは「まばら」といった感じになるから、倒れた瞬間は誰も気づかないことも十分にあり得ます。そんな中でも、このランナーの命が救われたのは、絶えずコース上を行ったりきたりしていた自転車の救護スタッフのおかげです。そして、そうした体制を整えていた大会事務局のみなさまのおかげです。

振り返ってみるに、今年の大会は向かい風よりも日差しのほうが気になって、ゴールした直後に、一緒にゴールテープを切ったランナーが発した第一声も「お疲れさまでした!暑かったですね…」(「ですよねえ、風は去年より楽だったけど、暑かったですよね!」「風はそうでもなかったですよね」)でした。ランネットの大会レポを見ても、去年も走っていた人は、今回は風はさほどでもなかったと書いてます。

が、それは、去年も出た人の感想で、やっぱり、向かい風は、厳しかったらしい(風がたいしたことなかったと言っているのは、去年も出た人ばかり)。序盤はそうでもなかったけれど、後半は、やはり、強い向かい風に晒されていたらしい(去年と同じパターンだ…)。

20km過ぎ、私設エイドで給水をいただく。



どうですかお客さん。最近とみに髪が薄くなりはじめているボクの髪の毛が、オールバックになってます。稚内はほぼワンウェイのコースですから、風向きは、最後までほとんど同じままです。これは、やっぱり、きついです。

上の写真は、Facebookで発見されたもの。ここで私設エイドを出していた方が投稿していた写真が顔認証されて、ぼくのFacebookの「お知らせ」に出てきました。写真を撮った方にはFacebook上でお礼を伝えました(いい時代になったな〜)が、それはそれとして、まだ20kmなのにこんな苦しそうな顔してたら、そりゃ、走れないですわね。20kmの通過タイムは、ついこの間までの自己ベストだった去年の東北・みやぎ復興マラソンよりも15分近く早くて、最新の自己ベストの今年の北海道マラソンと比べても8分も早いんだもの。無茶したなあ(笑)。

もうひとつ、上の写真で気になるのは、右の腿の上に白い何かが出ていること。このランニングパンツは、ポケットに重いものを入れるとポケット部分が下に飛び出してきてみっともなくなる、というのを、すっかり忘れていて(だから北海道マラソンではこれじゃないランニングパンツを履いた)、ポケットに井村屋のスポーツようかんを入れていたのでした。この20km過ぎではもう下に飛び出ていることに気づいていて、ようかんを消費すれば取り繕えるのかなと思いつつも、朝ごはんを食べすぎた(バカですね〜)ことに加え、給食ポイントでエネルギージェルもらえたから、結局、最後まで、ようかんは使わずじまいでした。

さらにこの写真で見えない部分にも、苦しみがありました。ランニングパンツの下のパンツ(下着=いわゆるパンツ)は、北海道マラソンのときと同じものを着用していたのですが、どういうわけか、右の裾が擦れて、このときは、もう、かなり、痛くなってました。こりゃゴールする頃には血だらけだろうなあと思いつつも、どうにもしようがない。途中でワセリン塗るわけにもいかんですからね。

そんなことも含めて、楽しい稚内マラソンでした。ワンウェイコースだから公認記録にはならないし、ホテルはめちゃくちゃ高いし、制限時間は5時間半と厳しいし、なにより北海道マラソンの翌週というタフな日程はランナー泣かせではあるのですが、地元のみなさんと自然体で触れ合える規模の小ささは、とても大きな魅力です。小規模でもランナーの救護体制という最も重要な要素はしっかり整備されていることは、今回のことで、よくわかりました。

もうひとつ付け加えると、小規模だからというのもあるのでしょうが、ペースランナーを務める作.AC北海道、北海学園大学陸上部、作.AC札幌、作.AC旭川のみなさんのフレンドリーで温かいサポートも、この大会の魅力を高めています。終盤、ゴールを目の前にしながらさらに5キロ弱を往復させられる厳しい区間で、3時間あるいは3時間30分のペースランナーを務めた若い人たちが沿道から声援を送ってくれたのは、とてもありがたかったです。

さきほど書いたように、この大会の制限時間は5時間半なのですが、ゴールの様子を見ていたら、37.5km関門をクリアした人は5時間半を超過しても最後まで走らせてもらえたみたいです。最後は、5時間30分のペースランナーを含む全員が手をつないでゴールしてました。もう会場はほとんど撤収ムードだったのですが、みんな、すごく、楽しそうでした。

川内選手は来年も出たいと言っているようですし、ぜひ、来年は、みなさんも、一緒に走りましょう。まだフルマラソン走ったことがなくても、半年あれば、なんとかなります。当日は、稚内のみなさんや、ペースランナーが、背中を押してくれます。だから、大丈夫。

今月のANAの壁紙カレンダーは稚内。まさしく、この海岸線を走ります。



33km過ぎ、通り過ぎたばかりの給水所から「しゅうだんきま〜す」の声が聞こえてきて、あ、ついに4時間30分に追いつかれちゃうんだなと、自分のレースを諦めた(^^;)とき(この先の赤いコーンのところで左に曲がります)。



40km。反対側を走ってくるのは往路のランナー。



残り1.5キロぐらい、かな?



歩いたっていいんです。5時間30分以内にゴールすればいいんです。人気の大会に比べると「おもてなし」系は弱いかもしれない、けど、作られたおもてなしでない、自然体の「おかえりなさい」な空気が、この大会にはあるんです。

ぜひ、来年、一緒に走りましょう(>誰となく)。

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第2回日本最北端わっかない平和マラソン(2019年9月1日)

去年に続いて、北海道マラソンと2週連続のフルマラソン。先週の北海道マラソンで望外の記録が出たことで、正直なところ、モチベーションはダダ下がりだったんですけど(先週Hクンとパフェ食べながら「稚内行かなくてもいいんだけどねえ」とまで言ってしまったほど)、せっかく申し込んでるんで(というよりも本音を言うと早割で取った飛行機やホテルのキャンセル料が結構高いんで)、行ってきました。



去年は北防波堤ドーム前だったバス乗り場が、手前の公園に変わってました。それはありがたいことなんだけど、手荷物預かり所もここに移したのは、なんでなんだろ?これ、宗谷岬で荷物預けた人は、ゴールした後どこで受け取ればいいかわかんなかったと思うよ。こんなところまで取りにくるのは面倒なので、ぼくは、ホテルに預けましたけど、ゴールから手荷物預かり所へ行くよりもホテルのほうが近いというのは、なんか、へんだな。

6時50分過ぎのバスに乗って、宗谷丘陵を抜けて、7時35過ぎに宗谷岬へ。

「平和」マラソンがこの日に開催されることには理由があるのです。





ここで1時間半待たされるのは去年と同じで、これだけ時間があれば一通りの宗谷岬観光ができるからありがたいんだけど、雨だったらどうするんだろうなあ…という不安は、やはり、残ります。ぼくは荷物は稚内のホテルに預けてきていたので、ここではもう着替えることはせず、ランナー姿の上にレインコート(捨てる前提の108円商品)を寒さ対策として羽織っていたのですが、そんなの着てると暑いぐらい。

でも、風は強い。今年もまた、向かい風。



お約束の最北端の碑での記念撮影。



スタート前セレモニーは、爆笑(失笑?)の渦。川内優輝選手は登壇の紹介受けたのに「川内選手は、まだ、お姿が見えないようです」とのことで、遅れて登場。その辺のゆるさや、時折会場から笑いが漏れるあたりも、この大会の魅力です。



人数が少ないので、スタートのロスタイムはほとんどなく、スタートラインを越えたら普通に走れます。



なんか後ろからたくさん足音が聞こえてくるなあと振り返れば、4時間のペースランナーが引っ張る集団でした。ありゃ、オレそんなところ走ってんのか、いくらなんでもそれは速過ぎるし、後ろから追われてるみたいで気になるので、ペースを緩めて集団をやりすごしたのですが、でもここまで気持ちよく走れてるんだし、今年は去年ほどには向かい風が強くないし、このコースはそれほどのアップダウンがあるわけでもないので、行けるところまでこれに付いていこう!と考え直し、そのまま集団にくっつきました。



この集団の中で走るのは、楽でした。集団の後ろで走っているサポートランナー(作.AC北海道のSさん)が、「日差しも出てきてるんで給水取ってくださいね〜、もうすぐ給水所ですから一列になってくださ〜い」とか、「風が強くなってきたので集団の中に入ってくださいね〜、前の人を風除けにしてくださ〜い」とか、都度、アドバイスをくれるのもありがたい。

しかし、さすがに、ぼくには、このペースはきつかった。無理すればまだ付いていけそうではあったものの、こんな最初のほうで無理しちゃったら最後まで持つわけがないので、14キロ過ぎで離脱しました。

離脱すると、こうなる。



風は避けられないし、前後にほとんど人がいないから、走りづらくて仕方がない。4時間15分というペースランナーがいればそこに付いたんだけど、4時間の次は4時間半で、先週4時間24分台で走った身としては、4時間半のペースメーカーに付くのはつまらない。

国道からいったん外れて第一折り返しまでの狭い道は、去年は風がなくなって快適に感じた場所。ところが、今年はそっちの道に入った途端、暑くてたまらない。風がなくなったら、ものすごく蒸し暑い(路面が濡れているのが不思議で、途中で沿道のスタッフに聞いたら、この少し前に、この辺だけ雨が降った由)。

りんぞうくんも暑かったと思う。



国道に戻ったら、まだ25キロなのに、先週の北海道マラソンの35キロみたいな感じになっちゃって、スピードがぜんぜん上がらない。先週、ちょっと走れたからといって、序盤で4時間のペースランナーにくっついたのは、やりすぎでした。

それでも、北海道マラソンだとランナーも沿道の応援もたくさんいるから、どうにか気力で走り続けられるんだけど、ここはランナーも応援もいないから、こういう状況に陥ると、簡単に気持ちが折れます(笑)。




そのうちに、どこかから、ジンギスカンの美味しそうな匂いが…

これでした。





ここで、がっつり休憩。もう、完全に、タイムがどうでもよくなりました。スタートしたときは、先週の北海道マラソンのタイムは上回りたいなあ、あわよくば4時間15分ぐらいで走れればいいなあ、なんて考えてたのに、そうした思いをすべて台無しにするジンギスカン(笑)。美味しかったです。稚内木馬館のみなさま、ありがとうございました。ごちそうさまでした!

国道から離れて海側の倉庫地帯に入り、33キロの給水給食ポイントの先で、ついに4時間半のペースメーカーに抜かれる。



ぼくがよほどキツそうに見えたのか、集団の少し後ろを走っていたサポートランナーが「大丈夫ですか?」と声をかけてくれて「大丈夫です」と答えたら「まだ4時間半いけますよ!」とエールを送ってもらいました。ホント、今回は、あちこちで、サポートランナー(作.AC北海道と北海学園大学のみなさん)にお世話になりました。

それとすごいのは沿道の応援です。数は少ないです。でも、途切れ途切れに登場する沿道の人たちが、みんな「がんばれ!」と言ってくれる。途切れ途切れなだけに、それが、すごく励みになるのです。ふだんの生活で、こんなにたくさんの人から「がんばれ!」と言われることなんてないでしょ。嬉しいよねえ。

右手に青い海、正面に百年記念塔。素晴らしい眺め!



36キロ。



うろこ亭さんの私設エイド。



去年は残ってなかったメロン。今年は(ぼくが早いから)たくさん残ってた。



もうタイムどうでもよくなってるし、メロンがあまりに美味しいので、しばらく立ち止まっておしゃべり。「去年のコースだったらあと少しだったのにねえ」「いえいえ、あと6キロですから、頑張ります!」

37キロ。



うまくタイミング合えばどこかで特急サロベツ4号とすれ違えるかもしれないと楽しみにしていたのですが、ぼくが想定外に速すぎて、特急サロベツ4号は、まだ、稚内駅を発車してなかった。

稚内駅前を過ぎると最後の関門(37.5キロ、スタート後5時間で閉鎖)があって、去年のコースはここで右に曲がっておしまいだったのが、今年はここからさらに4.6キロ、付け足しみたいなところを走ってこなきゃいけない。これはつらかった。沿道の人たちは変わらず声援を送ってくれるものの、走っている人の数が少ないから、どこに折り返しがあるのかが見えない。



折り返しに近づくと、その先にノシャップ岬の赤白灯台が見えてきて、テンション上がります。



この折り返しの後のラスト2キロちょっとは、よかったなあ。だんだん近づいてくるサフィールホテル(旧全日空ホテル)に、左は利礼ドーム。ぼく、しょっちゅう稚内行ってますけど、あのドームを裏側から見たことはなかった。背後から見ると、なるほど、あれは稚内桟橋駅を大波から守っていた防波堤なのだと、じつによくわかります。最後の最後に、ここが北への玄関口でもあることに思いを馳せることができるのは、とても嬉しいです。



コースが変わったおかげで、ゴールへの直線が長くなったのも、よかったです。たくさんの人が待ち構えている様子がかなり手前から見えて、すごく楽しかった。

というわけで、2週連続フルマラソン、無事、完走。



最後に少しだけ頑張って、結果、帳尻合わせみたいなタイムになりました。



ステッカーは、優勝した川内選手からもらいました。
アシックス履いてる人限定だそうです。



今年も楽しかった。ありがとう稚内。



また来年!

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バナナ150本

先週までは夜に近所を走っているとそこらじゅうにランナーがいたのに、北海道マラソンが終わったら、すっかりみんないなくなってしまって、ちょっと、寂しいです。札幌市内に住んでいるランナーの場合、次の目標は10月6日の札幌マラソンという方が多いでしょうから、北海道マラソンが終わったばかりの今週は、お休みの方も多いのでしょう。

ぼくは、こんどの日曜日、稚内でフルです。



ゼッケンが届いたとき、DブロックまであるうちのCブロックに入れられていることにビビったのですが、北海道マラソンをサブ4.5で(しかもわりと余裕こいて)走れたから、もう、Cブロックでいいんです。どうもそういうつまらないことにこだわるんだよな、このヒトは。

コースが変わりました。



「募集時の大会パンフレットでご案内していたコースから変更しています」というのはあまりに乱暴で笑っちゃうほどですが(べつに怒ることではない)、募集時に案内されていたコースよりも、第1折り返し部分の往復が長くなってます。でも、去年の折り返し往復よりは、少し、短い。その結果、ゴールが見えながらそこからさらに第2折り返しまで往復しなきゃいけない区間が、当初は6kmだったのが、5kmに短縮されてます。まあ、いずれにしても、すぐそこにゴールが見えながら、そこから30分ぐらい、あっちのほうまで走ってこないとゴールさせてもらえないことには変わりがない。

去年は「なくなるかもしれませんよ」としか書いてなかった給食、今年のプログラムには、分量が書いてあるのですが、これがまた、よくわからんのだ。



バナナ150本が、150人にしか当たらないのだとしたら、ぼくは、まず、無理です。プログラムによると、フルマラソンのエントリー者数は774人で、全員がバナナをもらうわけではないにしても、2人に1人以上はもらうだろうから、300番目には入ってないともらえないことになる、のですが、300番目というのは、無理です。

でも、バナナって、1本まるごと出るわけじゃないよね。

去年の21.6kmのエイドのバナナ



3つぐらいに切ってある、とすると、150本=450個で、これなら当たるような気がする(現に去年はこんなに残っていた)。

もっとも、最初の「バナナ150本」は15kmという、わりと早いところにありまして、その次の給食は21.6kmで、ここはゼリー500個に餅150個だから、どちらかは当たるだろうと考えれば、15kmのバナナは、もらえなくても気にすることはないです。21.6kmの次の給食が26kmで、ここにもゼリー500個があるから、これも大丈夫でしょう。問題は、26kmの後は、33kmの「バナナ150本、餅150個」という微妙な数の給食しかないことで、これをもらいそこねると、最後はかなりきつくなる、と考えていくと、今回も自前の補給食は必須なのかなあ。

それにしても数えてみてびっくりしたのはフルマラソンのエントリー者数が774人しかいないことで、こんなに少ないと、大会の存続が心配になってしまいます。この人数で宗谷国道を独占できるのは楽しそうにみえるかもしれませんが、この人数だと、あの広い道をほとんど単独走みたいに走らなければならなくなるので、むしろ、苦痛です(笑)。

やっぱり、遠いんだろうなあ。北海道マラソンの翌週というのも、集客的には厳しいでしょうねえ。それと、ホテルがこの日だけとんでもなく高くなっちゃうのも困ったことで、まあ、これは、稚内に限らず、他の都市でもそうなんだけど、稚内の場合はただでさえ来るのにお金かかるからなあ。よほど速い人でない限り、その日のうちに帰ろうと思えば千歳乗り継ぎをせざるを得ず、稚内〜千歳便は機材が小さいから乗れる人数が限られて、泊まらざるを得ないってのも、ネックなんだろうなあ(稚内市としては泊まってくれたほうがありがたいのでしょうけど)。

というわけで、今年の大会の個人的なテーマは、日本最北端わっかない平和マラソンのよさをたくさん見つけること。そして、ゴールした後に、来年の大会の集客のために、よさをどんどん発信していくこと。べつに関係者でもなんでもないけど、この大会は大事にしたいので、参加者が減って大会の規模が縮小されるようなことにはなってほしくないのです。

最北端を走れるんだぜ。こんな楽しいことはないでしょう!

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