熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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17年目の7.29

2017年7月29日、2000年7月29日と同じ演出。



17年前の同じ日にそんなことがあったなんて、いまの選手たちは知らないだろうし、観客だって、もはや、知っている人のほうが少数派だろう。でも、いいんだ。こうやって、記憶が受け継がれていくことで、クラブの基盤が強固になっていくのだと思う。

みんな、がんばった。



これを1枚1枚、座席に貼っていくのは、大変なことだ。分厚いマッチデープログラムを作ったクラブも、がんばった。タイの国旗を手渡ししてくれたみなさんも、場内モニターにCMを入れるという工夫をした方々も、みんな、がんばった。ぼくらも、ネガティブなことは言わずに、声援と手拍子で、チームを後押しした。

2−0という(ちょっと出来すぎな)結果が得られたのは、もちろん、選手が、がんばったからだ。4月を最後にゴールのなかった都倉が、こういう大事なところで、ビシっと決めたのは、カッコよかった。あれが、都倉だ。

試合のことは、まあ、そんな程度で、いいでしょう(みんな語ってくれるだろうし)。後半のほとんどが11人対9人になるというのは、なんだか妙な試合で、こうして時間が経ってから振り返ってみると、素直に喜べない部分もないわけではないけれど。

思えば、3月とか4月は、試合が始まると相手チームのテンポ、スピードが、昨年までとは別次元の速さで、そのたびに「じぇいわんだな〜」なんて軽口を叩いていたのだけれども、そんなことを言っていられたのは負けなかったからで、連敗が始まってからはそんなことを口にする余裕もなくなっていた、けれど、約1ヶ月前のホームゲームを苦しみながらも勝利で終えて、その次の、中断直前のアウェーゲームも(ほとんど奇跡のような)終盤の追い上げで引き分けたことで、今回は、たぶん、自分が思っていた以上に、余裕があったんだと思う。

すごく失礼ながら、負けてもともと、みたいな。

浦和レッズのサポーターのみなさんはやっぱりすごいわけで、あの大声援のおかげで、試合前の雰囲気は、最高だった。コンサドーレが札幌ドームで試合をするようになってから、いちばんすごかったんじゃないか。思わず「おお〜、じぇいわんだぜ〜」と言ってしまったほど、華やかで、なにより、熱を帯びていた。たとえば2011年の最終戦、FC東京戦のときのような緊張感とは違う、みんなで楽しもう、みんなでゲームを作り上げていこうという熱気。これもまた、みんなの記憶に強く刻まれた試合になったと思う。

試合終了直後、ぼくらはスタンドで勝利に爆発していたけれど、ピッチ上では、マセードや兵藤が、座り込んだまま立ち上がれない相手選手に声をかけ、手をかけて、ときに体を引っ張り上げたりもしていたのは、一応、記録として、残しておきたい。2人も少ない状況で(アディショナルタイムを含めれば)45分も戦った相手チームに対するいたわりは、見ようによっては残酷な光景でもあるけれど、美しい光景でもあった(相手選手の退場のときのホームゴール裏からのへんな声を制したのも兵藤だった)。

やっぱりJ1だ。来季も、その先も、ずっと、J1で戦おう。

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J1へのモードチェンジ



開始早々にあっさり失点しちゃったときは、昨夜の浦和の試合の結果が強烈な印象として残っていたこともあって、これは一体どうなっちゃうんだろう?と心配しました、が、終わってみれば、その後は互角以上に渡り合って、見事な逆転勝利。広島、東京とホームで連勝したことで、ホームなら負けない、どんな相手が来ても戦えるという自信がついたのが大きいし、こういう相手と見ていてもおもしろい試合ができたってことも大きな自信になったと思います。

前回のJ1のとき(2012年)を思い出してみれば、シーズン序盤の試合内容は、けっして悪くなかったんです。でも、勝てない試合が続いているうちに、ずるずると勝ち点差が開いていき、ホスンや前田が負傷離脱して、気がついたらもうどうにもならないところに落ちちゃってた。今シーズンは(広島戦のときにも感じたことだけど)、ああいうことには、ならないでしょう。内容も、結果もついてきているのですから。

開幕からここまでパッとしなかったジュリーニョが、前半の途中から、ようやくジュリーニョらしくなってきたところで、そのジュリーニョがコーナーキックから同点ゴールを決めたというのも、この後のことを考えると、大きいねえ。ジュリがなんだかうまくいかないまま自信を失っていっちゃうんじゃないかと、ナザリトみたいになっちゃうんじゃないかと、ちょっと気になり始めていただけに、あの同点ゴールは、ホント、嬉しかった(それにしても福森が残ってくれてよかったと、つくづく)。

惜しむらくはあれだけシュートを放ったのだからもうちょっと点が取れたんじゃないかと思わないでもないけれど、林彰洋はさすがだ。いつも言ってるけど、キーパーがしっかりしている試合は、締まります。

正直、今夜の試合は勝ち点1でOKだと思ってました。反省します。
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やっぱりJ1

しびれました。簡単には勝たせてもらえないね〜

スコアボード 札幌 2-1 広島

などと軽口を叩けるのは、もちろん、勝ったからです。べつに勝てないと思ってたわけじゃないけれど、相手は広島だし、引き分けなら、まあ、いいか、ぐらいに考えてました。

J1なんだなあと思うのは、いろんなところからシュートが飛んできて、しかもちゃんと枠内に飛んでくるのですね。失点しなかったのは、それをがっちりキャッチするソンユンのおかげです(開幕のアウェー仙台戦のポロリの反省が生きている)。守備面でも、J1なんだなあと思うのは、コンサドーレもそれなりにチャンスは作ってたと思うんですけど、林卓人(広島の選手として札幌ドームでプレーするのは15シーズン前の稲妻レッグラリアート以来?)が、簡単には入れさせてくれないんだ。

序盤、左サイドがミキッチにやられまくりのときは、こりゃどうなることかと思ったけど、幸いにして都倉の先制点が早い時間帯に決まったこともあってか、途中からはそこそこ対応できるようになって、その辺も、J1だなあと思うわけです。

思い出すのは1998年のJリーグ昇格直後、当時高卒3年目だった吉原宏太がプレーのスピードや判断のスピードに戸惑っていた(それがよくわかった)ことで、現在のコンサドーレも、ちょっと、そんな感じがないこともない、だけに、ここでしっかりと勝てたのは、大きいと思うのですね。これでいいんだ、って思えるでしょ。これが負けっぱなしになると、自信まで失われて、本来の能力すすら(もともと他のチームよりは劣っているのに)出せなくなってくるんだが、今シーズンは、それは、なさそうです。

終盤、われらが監督が金園に替えて河合を入れ、最後にケンゴを入れたあたりは、去年の今ごろやったアウェーの清水戦を思い出しました。あの試合で、四方田監督、ひとつ高いところに上がったように思うんですが、今日の勝利も、あれに通じるものがあるんじゃないかなあと、これは、ちょっと、期待込みで。

コンサドーレ必勝弁当の栞 オレンジを食べて広島を食う

最後のほうは、こうなったら、もう、おれたちで勝たせなきゃダメでしょ、サポーターの力で勝たせるんだ!と考えながら、手拍子打ってました。なんだかんだいっても、ギリギリのところで勝負を決めるのは気持ちであり、空気なんです。選手たちに勇気と自信を与え、最後に運が巡ってくるような空気を作るのは、ぼくらの役割なのです。

まだ勝ち点とか順位の話をするのはぜんぜん早いけど、でも、そんなふうに思えるのも、勝てたからなんです。これが負けていたら(負けていれば17位か18位だったわけで)、もしかしたらこのままずっと勝てないんじゃないかとか、余計なことを考えてしまうものです。逆に、セレッソに引き分け、サンフレッチェに勝ちってことで、J1に上がってもやっぱり(去年と同じで)ホームなら負けないんだって思えてくる。ホント、とてもとても意味のある、今シーズンを15位以上で終えられたならば、あの広島戦の勝利が…と振り返ることになるんじゃないかと思うような、そんな試合でありました。

次のホームゲームは4月8日土曜日19時から、FC東京戦です。

次のホームゲーム案内
 
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5年ぶりJ1、開幕

今年のJリーグはもうとっくに始まっていて、今日は3試合目なのではありますが、札幌で試合が開催されるのは今日が初めてでした。いわゆるホーム開幕戦、5年ぶりのJ1といっても、相手は去年のJ2でも対戦したセレッソ大阪なんで、正直あんまりJ1を意識することはないんですけど、札幌ドームのアウェー側の通路が完全に通れなくなっていたり、コンサドーレ必勝弁当がグレードアップしていたりするのを見ると、ああ、J1なんだなあと思うわけです。



長年食べてますが、箸袋が赤黒デザインになったのは初めてです。



対戦相手に因んだおかずの話が書かれた紙をとってみると



海苔にドーレくんが描かれていたのは過去にもあったけれど、ごはんの上の赤黒のラインは、たぶん、初めてです。

ここまで2試合が0-1(アウェー仙台)、0-3(アウェー横浜)と、勝ち点どころか得点も取れていなかった現状であったので、欲をいえば今日は最後にあれだけチャンスを作ったのだから勝ちたかったけれど、得点も勝ち点も取れたんで、引き分けですけど、まあ、よかった、ということにしておきます。都倉が都倉っぽい形で(去年の松本戦のスーパーヘディングのミニ版みたいな感じで)得点できたのも、今後のことを考えると、よかったんじゃないかな(それにしても、前半からずっとサイドのプレーヤーが左右からクロスを入れ続けてもぜんぜん点が取れなかったのが、本来はフィニッシャーのはずのウッチーがぽーんと上げたら点が入っちゃうんだから、おもしろいもんだ)。

前回のJ1のときは(山下の移籍に加えてホスンが怪我しちゃったのも大きかったんだけど)やたら大量失点して圧倒的な負け方をした印象しかなくて、その前のJ1のときは(ブルーノクアドロスが移籍したうえにキャンプ中にアルセウがいなくなっちゃたりして)初戦のアウェーで鹿島に惨敗しちゃったんだけど、今日みたいな試合ができていれば、あれほどのことにはならんだろうと、安心してはいかんのですが、でも、ちょっと、ホッとしました。5年前みたいになっちゃうと、見に行くことが辛くなってくるんだけど、でも自分が見に行かなかったら誰が見に行くんだと、へんな葛藤に悩まされるんで、まずは、ギリギリでいいから、J1に残れる可能性を持ったまま、シーズン終盤まで行ってほしい。

次節は1週間後の3月18日土曜日、14時から、会場は今日と同じ札幌ドーム。今日は開幕戦だったから2万人以上入ったけど、次節はそんなには入らないと思うんで、みなさん、ぜひ、札幌ドームに足を運んで、俺達の誇り赤黒の勇者に声援を送ってください。

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