2012 Jユースカップ 決勝 G大阪ユース-札幌U-18
優勝しました、ということで、まずはお約束のYouTubeから
http://youtu.be/hliU4srItmo
ものすごく寒かったです。
(脱いでるけど(^^;))
↓
2012 Jユースカップ決勝@長居 12月24日(月)13:03/2,011人
ガンバ大阪ユース 1(1-1,0-4)5 コンサドーレ札幌U-18
[得点]
前半31分(大阪)出岡大輝
前半42分(札幌)中原彰吾=PK
後半05分(札幌)中原彰吾
後半22分(札幌)下田康太
後半24分(札幌)國分将
後半40分(札幌)中原彰吾
-----マッツォ----まさし-----
-----夢実----------彰吾-----
----ひろゆき-----ゴメス-----
ケン-内山--リョウタ-よしひろ
-----------阿波加-----------
試合が始まる前、ちらちら雪が舞ってました。時間帯や天候や立地からすれば準決勝(万博=小雨交じり)のほうが厳しいだろうと予想していたのは甘かった。クリスマス寒波おそるべし。
準決勝同様、札幌のほうがカメラマンの数が多い。
ただ、準決勝とは違って、立ち上がりから札幌がボールを支配。しかし、ボールを持てるからなのか、それとも決勝戦ゆえの固さなのか、準決勝のような仕掛けがないまま、前半30分過ぎにフリーキックのこぼれをズドンと蹴りこまれて失点。
でも、札幌は、ピンチらしいピンチはほとんどなくて、自分たちのコーナーキックはやたらとあって(コーナーキックからヘディングシュートをクロスバーに当てたのもあった)、そのうち取れるだろう…いや、取らないといかんだろう…と見守る中、40分過ぎに右からのコーナーキックから波状攻撃(札幌のシュートをガンバのフィールドプレーヤーがゴールライン上で跳ね返したのもあった)。その流れでペナの中で誰かが誰かに倒されて(反対側のサイドだったのでよくわからんかったのだ)、ガンバの選手にレッドカード。
ガンバの先制点の起点になったフリーキックは、札幌SB小野がファウルをとられたもので、このとき、小野はレフェリーにわざわざ呼ばれて注意を受けてました。というのは、その前に、小野は警告を1回受けていたから、だと思うのですが、その小野の警告の前はガンバの守備がちょっと荒っぽくて、あれ?これでファウルにならないの?って感じで、じゃあオレも行っちゃうぞってやっちゃったら小野は警告受けちゃったみたいに見えたんですよね。ということを考えると、それまで注意を受けていたようにも見えなかったガンバの選手にいきなりレッドカードが出たのは、ちょっとかわいそうな感じもしました(決勝戦だしねぇ)。
ともあれ、これで得たPKを中原が決めて同点。
同点でハーフタイム。
裏っていうか、下です。
近くの人が自分の席の下に封筒を見つけてました。
スタンド内をうろうろしてたらコータ(下田ではない)を発見。おー、札幌の応援に来てくれたのか…と思ったけど、彼は一般的にはガンバの選手ってイメージですよね(^^;)。考えてみれば、コータは、ここ、ほとんど地元だもんな。で、声をかけたら「◯◯◯◯◯」と語ってくれたのですが(この後の身の振り方とかではなくてこの試合の印象です)、取材じゃないんで中身は内緒です(^^;)。
後半開始から下田投入。
相手が一人少なくなったから勝負かけるってことか。
始まって間もなく、中原が中央の高い位置で相手の横パスをカットし、ドリブルで持ち上がってから縦に入れて國分に預け、國分には収まりきらなかったもののボールは中原の足元にこぼれ、落ち着いてコースをねらったシュートで札幌が勝ち越し。
中原は、準決勝は相手のマークがきつくて縦パスはことごとく引っかかり、遠目からシュート打ちまくるもぜんぜん入らなかったんだけど、この試合は(広島ほど相手が来なかったこともあって)スケールの大きいプレーを見せてくれました(その代わり、この試合に関しては、神田がイマイチでした)。
さらに攻めまくる札幌。後半22分、右サイドの高い位置で、中原が、ボールを持つ相手のサイドバックの前に体をねじこんで相手の足元にあったボールを奪ってドリブル、ペナの中に入ってから中央の下田へやさしいパスを出して、下田が押し込み3点目。その直後、中央の下田が裏にポーンと縦パスを出して、オフサイドぎりぎりで裏に出た國分がGKとの1対1を決めてなんと4点目。
と書いていくと、楽勝みたいに見えちゃうんですが(まあ確かに結果的にはそうなんだけど)、みんな、球際が強かったんです。簡単にはとられない、なんとかして相手ボールを取り返す。相手がボールを奪いに来たら、体の向きを変えていなす(そういうプレーになるとやっぱり神田がいちばんうまい)。堀米が中盤の底でみんなに声をかけ、ときに自分でも高い位置へ上がっていく。バックパスを戻すにしても、逃げるのではなく、意図がはっきりわかる。ゴールがたくさん生まれるのはもちろんおもしろいんだけど、それ以上に、はつらつとした、堂々とした戦いぶりが気持ちいいんです。
最後は小野のドリブル突破からの折り返しを中央でいったん下田が受けてからすぐ外へ小さくつなぎ、中原がGKの逆をつくループ気味のシュートでハットトリック達成。
点差が点差なので(得点シーン以外でも下田や前のミドルシュートがクロスバーを叩いたのもあって広島戦よりはかなり楽な展開だったので)、今か今かと試合終了の笛を待つ、という感じにはならず、また、テンションが上がったまま高原状態ということでもなく(そういう意味では準決勝の広島戦のほうが興奮度は高かったのですが)、頭の片隅では、ああ、J2で優勝したときとはぜんぜん違うなあ、J1で優勝するってこういう気分なのかもしれないなあ、などと考えてました(去年のJ2リーグ終盤の、湘南戦の直後と、昇格を決めた東京戦の直後の違い、みたいな感じだな)。
優勝!!
四方田監督→キャプテンゴメス→ハットトリック彰吾の順にインタビュー。
意外に冷静だったワタシではありましたが、中原彰吾の「僕たちの力でJ1に上げたいと思います」の台詞にはしびれたね(いまふうに言うと、あの彰吾の言葉は、ヤバかった)。
冷静に考えれば、来季のJ2は、厳しいっすよ。でもね、20年以上前の高校生時代に冬の北海道から全国に出て行ってベスト4になった財前恵一と、中学生年代のこの子たちを育てた名塚善寛が、全国大会で北海道初の優勝を遂げた(チャント的に言うと「歴史を作った」)選手たちを率いて戦うんだよ。わくわくするじゃぁないですか!
おめでとう!ありがとう!!そして、これからもがんばろう!!!
http://youtu.be/hliU4srItmo
ものすごく寒かったです。
(脱いでるけど(^^;))
↓
2012 Jユースカップ決勝@長居 12月24日(月)13:03/2,011人
ガンバ大阪ユース 1(1-1,0-4)5 コンサドーレ札幌U-18
[得点]
前半31分(大阪)出岡大輝
前半42分(札幌)中原彰吾=PK
後半05分(札幌)中原彰吾
後半22分(札幌)下田康太
後半24分(札幌)國分将
後半40分(札幌)中原彰吾
-----マッツォ----まさし-----
-----夢実----------彰吾-----
----ひろゆき-----ゴメス-----
ケン-内山--リョウタ-よしひろ
-----------阿波加-----------
試合が始まる前、ちらちら雪が舞ってました。時間帯や天候や立地からすれば準決勝(万博=小雨交じり)のほうが厳しいだろうと予想していたのは甘かった。クリスマス寒波おそるべし。
準決勝同様、札幌のほうがカメラマンの数が多い。
ただ、準決勝とは違って、立ち上がりから札幌がボールを支配。しかし、ボールを持てるからなのか、それとも決勝戦ゆえの固さなのか、準決勝のような仕掛けがないまま、前半30分過ぎにフリーキックのこぼれをズドンと蹴りこまれて失点。
でも、札幌は、ピンチらしいピンチはほとんどなくて、自分たちのコーナーキックはやたらとあって(コーナーキックからヘディングシュートをクロスバーに当てたのもあった)、そのうち取れるだろう…いや、取らないといかんだろう…と見守る中、40分過ぎに右からのコーナーキックから波状攻撃(札幌のシュートをガンバのフィールドプレーヤーがゴールライン上で跳ね返したのもあった)。その流れでペナの中で誰かが誰かに倒されて(反対側のサイドだったのでよくわからんかったのだ)、ガンバの選手にレッドカード。
ガンバの先制点の起点になったフリーキックは、札幌SB小野がファウルをとられたもので、このとき、小野はレフェリーにわざわざ呼ばれて注意を受けてました。というのは、その前に、小野は警告を1回受けていたから、だと思うのですが、その小野の警告の前はガンバの守備がちょっと荒っぽくて、あれ?これでファウルにならないの?って感じで、じゃあオレも行っちゃうぞってやっちゃったら小野は警告受けちゃったみたいに見えたんですよね。ということを考えると、それまで注意を受けていたようにも見えなかったガンバの選手にいきなりレッドカードが出たのは、ちょっとかわいそうな感じもしました(決勝戦だしねぇ)。
ともあれ、これで得たPKを中原が決めて同点。
同点でハーフタイム。
裏っていうか、下です。
近くの人が自分の席の下に封筒を見つけてました。
スタンド内をうろうろしてたらコータ(下田ではない)を発見。おー、札幌の応援に来てくれたのか…と思ったけど、彼は一般的にはガンバの選手ってイメージですよね(^^;)。考えてみれば、コータは、ここ、ほとんど地元だもんな。で、声をかけたら「◯◯◯◯◯」と語ってくれたのですが(この後の身の振り方とかではなくてこの試合の印象です)、取材じゃないんで中身は内緒です(^^;)。
後半開始から下田投入。
相手が一人少なくなったから勝負かけるってことか。
始まって間もなく、中原が中央の高い位置で相手の横パスをカットし、ドリブルで持ち上がってから縦に入れて國分に預け、國分には収まりきらなかったもののボールは中原の足元にこぼれ、落ち着いてコースをねらったシュートで札幌が勝ち越し。
中原は、準決勝は相手のマークがきつくて縦パスはことごとく引っかかり、遠目からシュート打ちまくるもぜんぜん入らなかったんだけど、この試合は(広島ほど相手が来なかったこともあって)スケールの大きいプレーを見せてくれました(その代わり、この試合に関しては、神田がイマイチでした)。
さらに攻めまくる札幌。後半22分、右サイドの高い位置で、中原が、ボールを持つ相手のサイドバックの前に体をねじこんで相手の足元にあったボールを奪ってドリブル、ペナの中に入ってから中央の下田へやさしいパスを出して、下田が押し込み3点目。その直後、中央の下田が裏にポーンと縦パスを出して、オフサイドぎりぎりで裏に出た國分がGKとの1対1を決めてなんと4点目。
と書いていくと、楽勝みたいに見えちゃうんですが(まあ確かに結果的にはそうなんだけど)、みんな、球際が強かったんです。簡単にはとられない、なんとかして相手ボールを取り返す。相手がボールを奪いに来たら、体の向きを変えていなす(そういうプレーになるとやっぱり神田がいちばんうまい)。堀米が中盤の底でみんなに声をかけ、ときに自分でも高い位置へ上がっていく。バックパスを戻すにしても、逃げるのではなく、意図がはっきりわかる。ゴールがたくさん生まれるのはもちろんおもしろいんだけど、それ以上に、はつらつとした、堂々とした戦いぶりが気持ちいいんです。
最後は小野のドリブル突破からの折り返しを中央でいったん下田が受けてからすぐ外へ小さくつなぎ、中原がGKの逆をつくループ気味のシュートでハットトリック達成。
点差が点差なので(得点シーン以外でも下田や前のミドルシュートがクロスバーを叩いたのもあって広島戦よりはかなり楽な展開だったので)、今か今かと試合終了の笛を待つ、という感じにはならず、また、テンションが上がったまま高原状態ということでもなく(そういう意味では準決勝の広島戦のほうが興奮度は高かったのですが)、頭の片隅では、ああ、J2で優勝したときとはぜんぜん違うなあ、J1で優勝するってこういう気分なのかもしれないなあ、などと考えてました(去年のJ2リーグ終盤の、湘南戦の直後と、昇格を決めた東京戦の直後の違い、みたいな感じだな)。
優勝!!
四方田監督→キャプテンゴメス→ハットトリック彰吾の順にインタビュー。
意外に冷静だったワタシではありましたが、中原彰吾の「僕たちの力でJ1に上げたいと思います」の台詞にはしびれたね(いまふうに言うと、あの彰吾の言葉は、ヤバかった)。
冷静に考えれば、来季のJ2は、厳しいっすよ。でもね、20年以上前の高校生時代に冬の北海道から全国に出て行ってベスト4になった財前恵一と、中学生年代のこの子たちを育てた名塚善寛が、全国大会で北海道初の優勝を遂げた(チャント的に言うと「歴史を作った」)選手たちを率いて戦うんだよ。わくわくするじゃぁないですか!
おめでとう!ありがとう!!そして、これからもがんばろう!!!