熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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砂川誠 札幌ラストゲーム

本日、コンサドーレ札幌の今季最終戦。




前半の1点は、左サイドで高木がためてからオーバーラップした砂川にパス、砂川の柔らかいクロスが熊本の選手4人と藤田の頭を越えて、フリーになっていた三上が左足ボレー。後半は、なんと砂川の直接FKに、ゴール前のこぼれ球に突っ込んできた西嶋の地を這うミドルシュート、最後は藤田が右サイドをぶっちぎって上げたクロスに前で上原がつぶれて三上の右足で、終わってみればびっくり4得点。

いま思えば、前節の福岡戦(アウェー)でも、砂川の惜しいFKはありました。しかしね、やっぱり、砂川が直接FKを決めるというのは、なかなかイメージしづらかったわけで…あれが入るとは思わなかった。いや、正直、すまんかった。去年の曽田のPKといい、札幌ドームのあの辺には、何かいるんですかね?

終了後、ピッチの脇で「ありがとうハイタッチ」。



ものすごく待たされたのに、バックスタンドの下のスペース(なぜか曽田さんがスーツで一人ハイタッチと時間案内〜「ここから15分ぐらいです」〜を担当)の暗いところから、アリーナの光の下に出たら、そのまんま気分まで明るくなって、サッカーのピッチ(ホバリングステージ)のすぐ下を歩くという貴重な経験にさらにうきうきして、ようやく(2時間ぐらい並んだ後に)選手たちと触れ合ったら、なんだかわかんないけど妙に幸せな気持ちになった、不思議な企画でした。

長い時間にわたってものすごい数の人と掌を合わせた選手たちは大変だったろうに(<どこの新人アイドルよ)、石川主将はじめ、岡本、上里あたりは(半ばヤケ気味ながら)「バチーン」って感じで笑顔と大きな声で手を合わせてきてくれて、なんだかやけに楽しかったです。それ以外で印象に残っているのは、ものすごく爽やかな顔をしていた吉弘と、椅子に座っていたものの元気がよかった(営業のサラリーマンみたいだった)藤山かな。

帰宅して見るつもりだったJ1は、福住駅で地下鉄に乗る前に終了していました。

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2010-J2-#30 札幌−甲府

2010 J2第30節 札幌厚別 13:03k.o. 6,010人
(MICHELIN X-ICE DAY)
コンサドーレ札幌 1(0-1,1-0)1 ヴァンフォーレ甲府
28分パウリーニョ(甲府)、49分三上陽輔(札幌)




「コンサドーレとミシュランは共に走り続ける」
「札幌サポーターならタイヤはミシュラン

残り数分になったところで、ま、引き分けならいいか、と思ってしまった自分を反省しております。マイクは札幌守備陣に封じ込まれてイライラしていたし、パウリーニョは往事のキレがすっかり失われていて、点を取られそうな感じはしなかったものの、とにかく無難に終わってくれとばかり考えてしまったのは、点が取れそうもなかった(無意識のうちにそういうことを感じていた)、ということなのでしょう。

三上(高校3年生)が得点を決めたことは素直に喜びますが、上里の不調は、どうなっちゃったんでしょうかね?センターフォワードらしいFWが不在、ボランチのところでコントロールもできない、とあっては、パスをつなぐサッカーなんて無理だよなあ。高木がもう一人ほしい(笑)。

3週間前の岐阜戦(コンサドーレ的には直前のリーグ戦の試合)では、終了後、選手がバックスタンド前に挨拶に来ても、拍手もなければ罵声もなく、つまりは何の反応もなかったのですが、今日は、ぱらぱらと、拍手がありました。上位チーム相手に先制されて追いついて引き分けられた、っていうのと、天気がよくて(<これ意外に大事)不機嫌にならなかった、っていうことなんじゃないかと思います(昇格がまた遠ざかった−なんてことを考えるような人は、もう、試合を見には来ていないだろうからなぁ…)。私も、まあまあ、楽しめました。もちろん、勝つに越したことはないんだけど、岐阜戦までの数試合に比べれば、まあ、よかったんじゃないかと、って、「まあ」が多すぎますけど、そういうことです。

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知事杯全道サッカー選手権大会 準決勝 六花亭ー札幌U18

第28回知事杯全道サッカー選手権大会 準決勝第1試合
2010-08-28(土)10時30分k.o.@札幌厚別公園競技場
六花亭マルセイズFC 2-4(0-1/2-3)コンサドーレ札幌U-18

[得点]前半21分頃(札)12大野景祐(0-1)、後半19分頃(札)オウンゴール(0-2)、後半21分頃(六)12川村賢吾(1-2)、後半26分頃(六)22三浦祐輔(2-2)、後半33分頃(札)6葛西大(2-3)、後半41分頃(札)3中山和弥(2-4)
※ちゃんと記録とってないので時間は多少違うかも

強い日差しが照りつけて暑い中、静かな立ち上がりでしたが、徐々に札幌U-18がペースをつかみ、左サイドからの崩しでペナルティエリアに入りごちゃごちゃしたところを12大野が押し込んで先制。六花亭マルセイズは12川村にボールを集めるも攻撃の形を作るには至らず、ほぼひたすら、札幌U-18が攻める展開。

37分頃には札幌U-18が大きく蹴ったロングボールに六花亭GKが飛び出してきて、ロングボールを追いかけた札幌U-18の選手を後ろから押し倒す形となり、札幌U-18にPK。



あー。

後半に入っても、立ち上がりこそ六花亭が激しく攻め立てるも、ふたたび札幌U-18のペース。しかし、おいおいそれをはずすかよ!みたいな場面が続いて、こりゃまずい展開だなあと思っていたら、札幌U-18が左から入れたグラウンダーのクロスに六花亭のGKとDFがもつれてオウンゴールで2点目。

ここまでの内容を考えれば、これでほぼ決まりだろうと思ったのですが、そうはいかないのがユース世代、というべきか、すぐに六花亭12川村(コンサユースOBですね)がゴール前中央から直接FKを決めて追い上げると、足が止まりかけていた六花亭が急に元気になり、逆に札幌U-18はボールを持てているのに攻めが急に雑になって、六花亭22三浦(こちらもコンサユースOBだね)が中央ドリブル突破から「そこで打つか!」なタイミングできれいなループシュートを決めて同点。

それでもボールの支配率はまだ札幌U-18、なんだけど、とにかくシュートが枠に飛ばない。ペナルティエリアの中に入れてるのに、持ちすぎちゃったりとか、逆にあわてちゃったりとかでゴールが決まらず、ああやっぱりユースってメンタルなんだなあ…なんて思っていたら、左からドリブルで入ってきた札幌U-18の6葛西が「ああどこに蹴ってるんだー」と思わず叫んじゃうような遠目からシュート、これがへんな回転がかかって六花亭GKの完全に逆をつき、ゴールへ。あれだけ決定的な場面があって入らないのにこんなのが入っちゃう不思議。

その後もさらに攻める札幌U-18。しかし点が入らない。一方の六花亭は、小田桐(やっぱりコンサユースOB)を前線の高い位置に上げてチャンスを窺い、そのうちに残り5分を切って、私の前にいたユースOBたち(「東大はどう?」「普通の大学と同じだよ」なんて会話をしてました(^^;))が「やな時間だよね」とか言い出したのですが、札幌U-18が左CKからニアサイドで高くジャンプした3中山のヘディングシュートで4点目を奪い、これで勝負あり、でした。

第2試合は見ないで帰ってきました(^^;)。

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2010-J2-#23 札幌−栃木

2010 J2第23節 札幌厚別 2010-08-21 13:03/6,817人
コンサドーレ札幌 0 (0-0/0-0) 0 栃木SC



前田拓哉主審は基本的にゲームを止めることがなく、あれ?ファウルじゃないの?と思うような場面でも、倒れた選手に対し「立ちなさい」と大きな身振りで指示し、一方で空中での衝突のような明らかに危険な場面ではすぐに笛を吹くなど、とてもわかりやすく、よかったです。まあ、両チームがそれほど激しくぶつかり合うような内容ではなかったこともあるんですが。

札幌は、いつもの通りで、ボールはそこそこ持てるものの、ゴールが近づくとお約束の通りにサイドに散らして、でもそこから先のアイデアはなくて、ごちゃごちゃやってコーナーキックにするか、適当に放り込んで跳ね返されるか。

それでもチャンスがなかったわけではなく、公式記録でシュート6本の割には、前半の最後のほうの岡本のヘディング、後半の近藤から内村でふかしたシュート、左から近藤が打つもキーパー正面、などなど、こういうところを決めておけばねえ、というシーンはありました。そして、それが、いずれも、その場面だけを切り出すと、とてもきれいな形だというのが、いかにも札幌なわけで…柳下時代に似てるんだよなあ…

あれだけボールを支配していてシュート6本という結果にもあらわれているように、きれいに崩しましょうねという意識が強すぎて、誰も仕掛けていかないのですね(もう、去年から、ずっとそうなんだけどさ)。

宮澤(累積警告で出場停止)も古田(U-19でSBSカップ)もいないとなれば、ドローはまずまずと言いたいところですが、もはやそんなことを言える状況ではなく(まだ今季の昇格をあきらめていないのであれば、ね)、何があろうが勝たなきゃいけないのに、そうは見えないし、観客側も、なんとなく、まあしょうがねえよな、って空気になっちゃってる。こうなってくると、見ている側も、来季○○はいるのかなあ、なんてことを考えるようになっちゃって、もう、上位との勝ち点差がどうこうとか、他のチームの試合結果とか、そんなことはどうでもよくなっちゃってくる。

珍しく藤山も凡ミスしたもんなあ。前節(ヴェルディ戦)のやられっぷりで、チームを取り巻く空気全体が弛緩しちゃったのかなあと、自分自身の熱がなくなってきちゃったことも含めて、とても寂しい思いです。
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2010-J2-#21 札幌−北九州

2010 J2第21節 札幌厚別 2010-08-07 15:03/6,703人
コンサドーレ札幌 2 (0-0/2-0) 0 ギラヴァンツ北九州
[得点]53'岡本賢明(札幌)、70'高木純平(札幌)

厚別食堂SODAキッチンで接客する曽田元選手。


くまねこ麺。700円。うまい。

と思ったんだけど、くまねこ麺は商品名ではなくてお店の名前なのかしらん?リンク先の文章の最初にある「茶月斎」っていうのがお店の名前?どっちでもいいんだけど(でもせっかくのPRなんだからもっとうまくやればいいのにとは思うけど)、とにかく、うまかった。

私が買ったときはほとんど人がいなかったのですが(だから買った<この商品がどうこうでなしに、並んでまで食べ物を買おうとは思わないので)、その後、曽田元選手に「おいしかったです」と伝えに行こうとしたときは4〜5人の待ち人がいたため、伝えられず(この場を借りて伝えますのでどなたかご本人に伝えられる方は伝えていただけると嬉しい)。

暑いのでアイスクリーム。150円。

厚別でこんなもの買ったのは初めてだ。

かように試合開始前は暑かったのでありましたが、ハーフタイムに(まるでこの間に着替えなさいとでも言うかのように)雨がぽつぽつと落ちてきて、後半が始まったら一気に大粒の雨(それでもレインコートを着ない観客もちらほらいて、その潔さがなんだかカッコよかった−単に雨具を持ってなかっただけかもしれないけど)。気温が高いから、濡れても風邪ひくことはないし、私なんか短パンにノー靴下のサンダル履きだったから、むしろ濡れるのがちょっと気持ちよかったりなんかして。

雨が降ってたのは後半開始から20分ぐらいだったかなあ。その間に、岡本が北九州のバックパスがDFとGKの間に落ちたところを拾ってGKの頭越しシュートで先制して、細かいパスまわしから高木が2点目を決めたら勝負あり。北九州のディフェンスはルーズで、札幌はボールを持てすぎちゃうから余計なパスをまわしてみたり、より確実にいこうとしてシュートを打ち損ねたりしていたぐらいだったから、2点のリードがあれば、今日は十分でした。

150枚限定の岡本Tシャツの発売日に得点を決めるあたり、岡本って選手はプロっぽいなあと思うんだけど、Tシャツは、私が帰るときはまだ売れ残ってました(^^;)。
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