熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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iPhoneで撮った富士山と樽前山

先週末の東京からの帰り、『「ななつ星」「四季島」「瑞風」ぜんぶ乗ってきた!豪華クルーズトレイン完全乗り比べ』を読むには相応しい場所があろうと、ANA便の座席をプレミアムクラスにアップグレードして(元の航空券は早期購入割引で9,990円)、1Aという偉い人みたいな席に乗ってきました。

本を読むつもりで選んだ席だったのに、外の眺めが見事すぎて。

離陸直後、東京臨海副都心と富士山
富士山と東京

着陸直前、苫小牧港と樽前山
樽前山と苫小牧

今回の東京往復は仲間との新年会のため(だけ)で、まさか写真を撮りたくなるような機会があるとは思わなかったからiPhoneしか持ってなかったのですが、iPhoneのカメラは(広角単焦点であることさえ我慢すれば)優秀です。

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183人目

支援者数が183人目に到達しました。

183人目は、ぼくです(笑)。

ひそかに狙っていたといえば狙っていたのかもしれない、けれど、ものすごく真剣にその瞬間を待っていた、わけでもないのです。たまたま、昨日のブログを書いた直後に、北海道・鉄道史の誇り。往年の「特急おおぞら」を国鉄色で未来へのクラウドファンディングページを開いたら、支援者数が「181人」になっていたので、それならば、と、そこからは、ときどきF5でリロードしながらチェックして、182人になったところで、支援申し込みをしたのでした。

埼玉県育ちのぼくにとっては、183よりは181のほうがグッとくる数字(笑)でして、だから、181という数字に目が止まったのではないかと思います。というのも、ぼくにとっての181といえば「とき」、183といえば「あずさ」なのですね。この辺は、世代や育った地方によって違うのでしょう(ついでにいえば185といえば「踊り子」の「斜めストライプ」と200番台の「新幹線リレー号」だったりするわけです>それでこんなの買っちゃうわけだ)。

もっとついでにいうと、187はなくて189が碓氷峠、少しさかのぼると169も165も頭に浮かぶんだけど、印象深いのは157の「あまぎ」で、現役時代は知らないんですけど、あの見た目は子供心にも記憶に刻まれるものでありました(って、わかんない人には何を言っているのかまったくわからんことを書いてるなあ(^^;))。

今回のプロジェクトは「キハ183系」の保存ではありますが、その保存場所が「安平町(追分)」であることも、また、重要なポイントです。クラウドファンディングのページにも安平町の瀧孝町長からのメッセージが掲載されていますが、安平町の公式ホームページにもクラウドファンディング応援の特設ページをご用意いただいております。鉄道のまち・追分とともに歩めるであろうことにも、大いに意義のあるプロジェクトであると考えていますので、引き続き、よろしくお願いいたします。

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「キハ183系 安平で保存を」

今朝の北海道新聞で、大きく報じていただきました。

新聞記事

週末、東京での、いつものメンバーの新年会でこの話題が出たとき、みんなが口々に183系のことを語っていて、しかもぼく以外は全員が(北海道を訪れたことはもちろんあるにせよ)関東地方在住なのに「183系はインパクトがあった」「かっこよかった」などと言っていたことで、あらためて、この車両を残すことの価値を教えられた思いです。

ちなみに、その席では、「183系って新しいって印象だったのに」「82系なら古いって感じもするけど」といったコメントもあり、ぼくら自身が古くなっていることも思い知らされました(笑)。

北海道・鉄道史の誇り。往年の「特急おおぞら」を国鉄色で未来へ

支援は一口5,000円から。よろしくお願いします。

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『「ななつ星」「四季島」「瑞風」ぜんぶ乗ってきた!豪華クルーズトレイン完全乗り比べ』

本の表紙

あっしには関わりのねえことでござんす…と言いたくなるようなテーマなのですが、読みはじめたら、どんどん乗りたい気持ちが強くなってきて、読み終えた今は、いつか乗ってやるぞという気持ちに変わりました。

著者の中嶋茂夫さんとは二度ほどお会いしたことがあります。最初にお会いした夜は、同年代ということもあって、高校生の頃に北海道ワイド周遊券で北海道をまわって、という話で、大いに楽しませていただきました。

そんな中嶋さんの本ですから、豪華クルーズトレインにぜんぶ乗ってきたといっても、目線はあくまでもレールファン、『時刻表2万キロ』を愛読していた鉄道少年なのです。この本の中で、どうやれば乗れるのか、乗るためのお金はどうするのか(どう考えるのか)を語る中嶋さんは、小遣いやらバイトやらで鉄道旅行の資金を工面した少年の大人版って感じ。そして、序盤では、「豪華列車なんかいらない、普通の夜行列車、寝台列車がほしい」といった世間の(鉄道ファンの)声に、かなり真摯に(頼まれてもいないのに)答えています。そのうえで、ご自身の体験から、クルーズトレインにはかつての鉄道旅行のよさが詰め込まれていること、これが現代の日本の鉄道旅行を楽しめる最高の形であることが、とてもわかりやすく、説得力のある文章で綴られています。

そういう意味でも、これは、(幼少の頃からの鉄道ファンである)中嶋さんにしか書けない本。ありきたりの(といっては申し訳ないのですが)ガイド本とは違います。多くの(とりわけ「自分には豪華列車なんて縁がない」「豪華列車には興味がない」と思っているような鉄道ファンの)方に読んでいただきたい本です。

読み終えてみて、乗ってみたい!と思うとともに、やっぱり、北海道にも、こういうのを走らせたいなあと思いました。だから、もっともっと、がんばって、働きます。
 

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些細で面倒なことをやり続ける

いすみ鉄道に乗るといえば、たいていは、五井から小湊鉄道で入るか、外房線で大原まで行くか、なのでしょうが、ぼくは、品川からバスに乗って、いすみ鉄道の本社がある大多喜駅へと入るルートを選びました。大多喜というのは、いすみ鉄道全線の真ん中にある駅ですから、最初にそこを訪れると、いすみ鉄道全線に乗るためには厄介なことになるのですが、ぼくの目的はいすみ鉄道全線に乗ることではないし、なによりバスを使えば大原に行くよりもはるかに短い時間でいすみ鉄道まで到達することができます(東京湾アクアラインのおかげです)。

大多喜駅に着いて、まず驚いたのが、この表示。

「ホームへはご自由にお入りください。」


駅のホームに自由にお入りくださいって、わざわざ書くようなことか?と思うわけです。何かいたずらをされたらどうするんだ、事故が起きたらどうするんだと考えたら、入るなと明記することはあっても、どうぞお入りくださいとは、なかなか、書きづらいのではないかと思いますが、ここでは、入ってくださいと言っているのです。

それならばと入ってみれば、今日の日付の入った記念写真用のパネルがありました。



観光地なら、これは、当たり前のことかもしれない。でも、ここは、観光地じゃない。それなのに、こういうパネルが置いてある。鉄道にとっては大事なことは安全輸送だと考えるのであれば、安全輸送には無関係なこの日付を毎日取り替えるのは、すごく面倒なことではないかと思うのです。たかが日付の数字を入れ替えるだけ、ではあっても、少ない人数でまわす現場の仕事は、できるだけ、減らしたいはずです(鉄道に限らず一般的に)。それでもそれを毎日やっているのは、それが大事な仕事であると認識されているからなのでしょう。

列車の出発時にはホームで見送り。




このときは、これは特別に(あるいはたまたま)やっているのかと思いました。ところが、この後も、大多喜駅のみならず、国吉駅でも、その場にいらっしゃるみなさんがホームに出てきて、手を振っている。



これだって、疲れているときは、面倒なことだと思います。たかが手を振るだけ、とはいえ、列車の時刻に合わせて作業の手を止めねばならないのは、忙しいときには、煩わしく感じることでしょう。

どれも、時間にしてみたら数分もかからないような、些細なことです。そして、面倒で手間のかかることです。それをやったからといって、直接、収益を生むわけではない。でも、やり続けることで、信頼が生まれ、それがやがてブランドになっていき、そこに新たな価値が生まれるのだと思います。

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