熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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サンマがなければニシンがある

ニシンといえば、思い出すのは礼文情歌。

礼文情歌の歌詞カード

稚内からの船が礼文島香深港に入るとき、船内放送で流れるのが「礼文情歌」。一時期、東日本海フェリーがハートランドフェリーになったときに流れなくなったのですが、すぐに復活しました。ニシンと聞くと「に〜しん た〜いりょぉ〜の〜」の歌声が頭の中で流れる…と書きながら思ったんだが、この歌が最後まで流れるのは過去の話で、最近は1番だけで終わっているような気もしてきた。

とにかく、ニシンです。

北海道に来るまで、ニシンといえば、昆布巻きの中身か、にしんそばか、ぐらいのイメージでしたが、北海道に来てから、こちらでは、ニシンの塩焼きがポピュラーなものであることを知りました。

礼文島民宿海憧の夕食に出てきた焼き魚のニシン。
小骨が多いので苦手な人も多いようですが、ふっくらした身はおいしいです。

焼き魚

こちらも民宿海憧の夕食に出てきた「しめにしん」。絶品!

お刺身

この間、あるところで、今年は(今年も)サンマは不漁だ、しばらくダメだろうね、でもわれわれにはニシンがあるじゃないか!って話になって(去年から今年にかけてニシンは豊漁です)、ニシンはどうやって食べるのが美味しいのか、という展開から、函館駅の鰊みがき弁当の話になりました。

函館駅の名物駅弁である鰊みがき弁当は、かつては函館のみかどという会社が製造販売していましたが、現在は北海道キヨスクの商品となっています(その辺の経緯は2015年1月14日のブログで書きました)。だからなのか、現在は、函館の駅弁が、札幌駅でも販売されています。ある人いわく「札幌駅で売っている鰊みがき弁当は午後にはいつも売り切れている」、またある人いわく「あれは函館から北斗1号で運んでくる」などなど、それぞれが鰊みがき弁当への熱い思いを語った日。

翌日、札幌駅で買ってきました。

鰊みがき弁当とお茶

ペットボトルのお茶は、おまけ、です。
何も知らずに鰊みがき弁当をレジに持っていったら「お茶が付くんですが、どうしますか?」と尋ねられ、ありがたく、頂戴しました。

鰊みがき弁当のパッケージ

動いている列車の中で食べてこその駅弁なのですが、自宅でいただきました。

鰊みがき弁当の中身

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8月になりました

昨日=月末で週末の金曜日の、23時20分過ぎ、地下鉄大通駅。

駅のホーム

20時半まで頭をフル回転させた会議の後に入ったお店は、混み合ってきたらお席2時間まででお願いします、と言われたけれど、2時間を過ぎても退出を求められることもなく、さりとてがらがらというでもなく、お店を出てから夏の夜風に吹かれながら外を歩けば、国の緊急事態宣言下の4月から5月にかけての頃に比べればだいぶ人の賑わいは戻ってきたように見えたものの、駅のホームに立ってみれば、やっぱり、人出は少ないのだと、実感させられます。

それでも札幌にいる限りは、東京はじめ全国各地の状況は対岸の火事で、市内の感染者数が増えたといっても特定の場所での集団感染がほとんどだから、気をつけなきゃねと言いながらも、ものすごくびくびく、あるいはピリピリしているわけでもない。札幌駅南口広場やサッポロファクトリーの前でやっているビアガーデンを見ると、大丈夫かなあ、と思ったりもするけれど、なんでもかんでも禁止にしてずっとじっとしている、というわけにもいきませぬ。

ちょうど1か月前、7月になったときには、また、たくさん、旅をしましょうと書いたんですけど、ここへ来て、日に日に、そんなこと言ってられないような状況になってきていて、だからといって、はたして今年の夏はどうなるんだろうか?と心配したところでどうなるものでもなく、そう言いながらもやっぱり長い時間の密閉空間は嫌だなあと思ったりもして、どうなるかわかんないですけど、でもやっぱり夏なので、使うかどうかわからないと思いつつ、新しい時刻表を買ってきました。

北海道時刻表2020年8月号

じつは、おまけに釣られただけ、だったりして。

エル特急ヘッドマークシール

ノベルティは、マスキングテープ、シール、ボールペン等々、何種類かあって、シールもこれ以外に「北斗星」などの寝台特急バージョンがあって、普通は(札幌だし)「北斗星」を選ぶんだろうなと思いつつ、こちらを選んでしまった自分はやっぱりマニアなんだろうか?と、もらってから、少し、考えました。さらに冷静になってみると、そもそもシールをもらってどうするんだ?とも考えたのですが、そんなことは考えても仕方がないので考えるのはやめました。

北海道時刻表2020年8月号の裏表紙は遠軽町丸瀬布(森林鉄道蒸気機関車 雨宮21号)の広告。道内時刻表8月号の表紙といえば丸瀬布のSLだった伝統は、裏表紙で継承されています。

蒸気機関車の写真

表紙の次のページ、目次の隣は、一般社団法人噴火湾とようら観光協会(北海道三大秘境豊浦町小幌駅秘境到達証明書をもらおう!)の広告。北海道三大秘境とは「陸路の秘境」小幌駅(豊浦町)、「山の秘境」松山湿原(美深町)、「海辺の秘境」小谷石(知内町)です。ちなみに、かつて、北海道三大◯◯◯◯ユースというのもありました(桃岩荘・斜里・えりも、というのがぼくの認識ですが、これは人によって違うのかもしれない…で、斜里もえりももすでになく、今年は桃岩荘も休業中です)。

表紙の次の見開き

鉄道模型の店ポポンデッタと、MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店(鉄道関連本フェア開催中)の広告も載ってます。

モノクロの広告ページ

ちょうど1か月前、7月1日のブログには《札幌23時発の稚内行き深夜バスはいまだ運休中で運行再開時期は未定のまま》と書きましたが、7月29日になって宗谷バスから発表があり、8月7日から16日の間だけは夜行便も運行されるとのこと。飛行機や列車はもはや席を空けずに予約を受け付けているのに対し(飛行機はぼくが乗った6月でも普通に人と人の間の席も使ってました)、宗谷バスの「わっかない号」は先月時点でも3列シートの中央は使わない人数(1台あたり20名)しか乗せておらず、聞くところによると、夜行便の運休も、需要の減退というよりは密閉空間になってしまうことへの懸念が大きかったようです(伝聞だけの未確認情報)。昼行便は窓も開けられるし途中で休憩も2回あるのに対し(砂川ハイウェイオアシスとサンセットプラザはぼろ)、札幌〜稚内間の夜行バス(23時発→翌朝5時30分着)は、出発時から遮光カーテンが引かれ、乗客は途中でまったく降車することができないから、たしかに、気になるといえば気になります。でも、札幌〜稚内の夜行便は、なくてはならない存在です。なんとか、運行を続けていってほしいです。

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今年の利尻島礼文島の観光パンフレットに自分発見

今年の利尻島礼文島の観光パンフレットを入手。

パンフレット

こちらからPDF版がダウンロードできます。

「四季を愉しむ島カレンダー」のページに、自分の姿を発見。

最北フラワーマラソンの紹介ページ

先頭からスタートしているランナーの中にぼくがいます。
(本人以外にはたぶんわからない)

この写真は、一昨年(2018年)の大会の様子です。ついでに言うと、上の写真の説明文には「気軽に楽しめる3kmの親子ペアコースもあります」と書いてありますが、実際に3kmの親子ペアの部に出場した経験からすると、やる気があるのかないのかわからない小学校低学年の子どもと一緒に走る(子どもをなだめすかしながら走らせる)ことは、けっして「気軽に楽しめる」ものではなく、どちらかといえば「気重な任務」に近いものがあります(笑)。

今年の最北フラワーマラソンは中止になりましたが、仮に開催されていたとしても、一昨年の自分の状態だったら、出場は見合わせたに違いないほど、一昨年は、ひどい風邪をひいたまま走りました。あのときの状態だったら、今は、島に渡れません。医療体制が脆弱、かつ、北海道本土へ隔離輸送するにはドクターヘリを使うしかない離島へは、少しでも感染症罹患の疑いがある人は、訪れてはいけません。

そんなことを考えると、今は「礼文島はいいですよ〜」とは、なかなか、言いにくい状況です。もっとも、お勧めしたところで島を訪れる観光客が増えるとも思えません。先日は4連休がありましたが、ぼくの常連宿でも、ようやくお客さんが戻ってきたと思ったら連休直前になって東京からの予約者のキャンセルが相次いだとのこと。

こうなってくると、島内の宿泊施設や供食施設やお土産店は営業の継続が難しくなり、来年以降に移動の自由が戻ってきたとしても観光客を受け入れる場所がない、なんてことに、なりかねません。だからといって「みなさん行きましょう」とも言いづらい(そして大勢が来られても困る)状況にあっては、何か違うことをしていかなければならないのだろうと思う夏休み前であります。

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木彫 仁吉‐10年の軌跡展‐ 札幌三越で開催中

いのちのささやきが聞こえる… 木彫 仁吉‐10年の軌跡展‐」が、本日から、札幌三越9階の三越ギャラリーで始まりました。会期は8月10日までですが、8月4日以降は会場が同じフロアの別の場所に変わって少しスペースが狭くなるようです。

注意書き 会場内の作品のみ撮影は可能です の文字

いつもなら初日の朝には礼文島時代の常連さんが訪れるところ、今回は、時節柄、東京や大阪のみなさんは訪れることが難しいようで、今日のお昼過ぎに訪れたぼくが「旅人関係第一号」だったとのこと。

三越さんが作成した図録(オールカラー32ページ)

冊子

価格表も用意されています。

価格表

そんな仁吉さんが礼文島の生活を捨てて新たなチャレンジを始めたときの年齢は、今のぼくよりもずっと上です。しかし、その作品は、個展を開くたびに、どんどん、力強さを増しています。仁吉展を見に行って仁吉さんとお会いするたび、人生、まだまだ、これからだと思わされる一方、かつて仁吉さんに言われた「10年なんてすぐ来ちゃうよ」という言葉を思い出します。

会場の様子

■このブログに出てくる仁吉展の記録
2014年12月 仁吉 木彫展 木と動物と人と@札幌・ギャラリーエッセ
2015年10月 木彫 仁吉 いきものこころ展@札幌・茶廊法邑
2016年9月 木彫 仁吉展 - いきもの いのり -@札幌・茶廊法邑
2017年10月 木彫 にきち展@札幌・茶廊法邑
2018年8月 木彫 仁吉展@札幌・三越ギャラリー
2019年6月 木彫 仁吉展@札幌・茶廊法邑
2019年8月 木彫 仁吉展 仁吉が彫る猫とその仲間たち@札幌・三越1階
2019年11月 木彫 仁吉展 - 北国からのぬくもり -@東京・銀座三越

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西村京太郎×札沼線のテレビドラマ こんどの日曜日放送

「西村京太郎トラベルミステリー72 十津川警部のラストラン」は、テレビ朝日系列(北海道はHTB)で、7月26日(日)21時から放送です(番組ホームページ=テレビ朝日「日曜プライム」公式サイト)。

今回、十津川警部が向かった舞台は新十津川町。原作は西村京太郎先生の『札沼線の愛と死 新十津川町を行く』(実業之日本社文庫)。このブログでは「西村京太郎が描く札沼線と新十津川」として、2017年3月13日に紹介しました。そのときはノベルズだったのですが、この春に文庫化されました。

「札沼線の愛と死 新十津川町を行く」(実業之日本社文庫)がTVドラマ化決定!(実業之日本社、7月16日)
札沼線が舞台のドラマ「十津川警部シリーズ」26日放送 新十津川で撮影(北海道新聞ウェブ版、7月16日)

本の表紙と新聞記事

北海道新聞の記事によると、西村京太郎先生は今回の舞台となった北海道新十津川町と、その「母村」である奈良県十津川村の両町村を応援する大使を務めている由。


 

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