熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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土曜日だけどサンデー毎日

サンデー毎日3月24日号は3月13日発売でした。北海道内は雑誌の発売日が通常は2日遅れなので(大雪で列車が止まったりするとさらに遅れることもある)、昨日=3月15日発売でした。



今もまだ東大合格者数の高校別ランキングなんてのをやってるのかと少し驚くとともに、そういえば亡父もこの種の週刊誌をよく買っていたなあと思い出しました。ぼくが大学に入るか入らないかの頃だから、40年ぐらい前の話ですが。

そんな特集記事が読みたくてわざわざ買ったわけではなく、目的はこちらの記事でした。



「『流氷物語号』で流氷を見る旅」と題した巻末カラーページで、杉山淳一さんが「流氷物語号」の魅力を紹介しています。東大合格者ランキング号は売れるそうで、そういう号に「流氷物語号」の記事を載せていただいたのは、とてもありがたいことです。今年はもう終わりましたが、来年の冬は、この記事を見た読者のみなさんが流氷シーズンにオホーツク流氷ラインを訪れてくれることでしょう。

こちらも杉山淳一さんの記事。こちらはネットで無料で読めます。

堀井雄二『オホーツクに消ゆ』の“殺人現場”を走る人気観光列車「流氷物語号」とは? 伝説の“涙彫二ポポ”も登場 | 文春オンライン

なんでもかんでも無料で読めるようになるのは必ずしもよいことだとは思わないのですが、いわゆるコタツ記事でなく、しっかりと取材をして、それも短時間ではなく長期にわたる取材の成果をまとめた記事を多くの人が目にする機会ができるのは、それはそれで、よいことです。文春オンラインのほうはどちらかといえばゲーム愛好家目線で書かれていますが、サブタイトルにある「もうひとつの物語」は、ゲームをやらない人にも楽しんでいただける内容です。記事中にあるように、2021年2月という全国的に旅行自粛が叫ばれていた時期に、「オホーツクに消ゆ」デザインの流氷物語号をフルスペックで(=車内サービスありで)運行したからこそ今があるのであり、あのとき、JR北海道や網走市が、列車を運休にしなかったどころか、観光ボランティアが乗務する形での運行を認めたことは、まさしく「英断」であったと思います。
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またセール

ANAの国内線航空券タイムセールが今日からスタート。対象は5月7日から7月19日までの搭乗分です。



今回も、これまでと同様に、前日17時過ぎにメールで案内が来ました。今回の販売対象の中には7月の3連休が含まれており、ぼくはその時期に東京へ行かねばならないものの飛行機は高いだろうからどうしようかな、行きか帰りだけでも日をずらすか、どうせ高いならたまには陸路で行ってみるか、などなど、あれこれ考えていたのですが、札幌〜東京便はほとんどの便が10,540円で、時間帯によっては8,440円という運賃も設定されており、助かりました。

先月から今月にかけてのフルマラソン3連戦は、最初の京都の往路(東京で用事があったので新千歳→羽田ANA)が8,410円、復路(伊丹→新千歳JAL)が9,510円。2週目の大阪は往路(新千歳→伊丹ANA)こそ少し高かったものの(そうはいっても14,310円なのでANA便としては十分に安いのですが)、復路(伊丹→新千歳JAL)は前週と同じく9,510円。3週目の東京は往復ともANAで、往路が8,440円、復路が9,540円でした。いずれも期間限定セールのおかげです。

さらに先の話をすれば、GWはさすがに安くはならないだろうと高額の支払いを覚悟していたのが、2月29日に連休中の国内線を安く販売するというタイムセールが一日だけ行われて、羽田→新千歳のANA便が8,440円で取れました。

そんなに安いのであれば予定していなかったところにも行ってみようか、でも最近はどこに行ってもホテルが高いんだよな、東横INNですら最近は1万円超が普通になっちゃったからなあと思いつつ、某所の東横INNの空室を調べてびっくり。



なんとなんと、東横INNも、いつの間にか、早期予約割引を設定していたのですね。混雑時期に東横INNらしからぬ高い料金をつけるようになった一方で、ちゃんと値引きもやっていたとは、さすがです。

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津軽鉄道津軽飯詰駅博物館&レイルウェイ・ライター種村直樹 汽車旅文庫 今月は3月17日開館です

毎月第3日曜日の10時から14時まで開館する津軽鉄道津軽飯詰駅博物館&レイルウェイ・ライター種村直樹 汽車旅文庫は、今月はこんどの日曜日=3月17日に開館します。



日差しが明るくなって少しずつ春が近づいているのを感じますが、津軽鉄道名物のストーブ列車は今月末まで運行中です。ストーブ列車は津軽飯詰駅にも停車します。ぜひ、津軽飯詰駅で途中下車してみてください。

フルーツのみならずクリームがとてもおいしいフルーツサンドは毎回好評のためすぐに売り切れてしまうので、事前のご予約をおすすめします。

なお、急な変更などの場合もありますので、お出かけの際には念のため飯詰を元気にする会のホームページでご確認ください。
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ストーブ列車で県民対話集会

ぜひ見てください!とメッセージが届いたので、見ました。

#23 初めてのストーブ列車で県民対話集会を行いました。青森県知事宮下宗一郎

昨年6月の青森県知事選挙は、それまで5期20年務めてきた前知事の引退に伴い、新人4人の争いとなりました。結果は、前知事の後継と目されていた候補が破れ、宮下宗一郎氏の圧勝でした。

保守分裂の青森県知事選挙2023 推薦決定覆り自主投票で結果は | NHK政治マガジン(2023年5月18日)

宮下宗一郎 人口5番目のむつ市長が青森市長を破った訳は 青森県知事選挙 | NHK政治マガジン(2023年6月5日)

その宮下知事が五所川原まで出向いて、津軽鉄道のストーブ列車の客車内で県民対話集会を行った、というのが、冒頭に書いた動画の内容です。動画の時間は10分45秒です。

飯詰を元気にする会」の岡田千秋会長が津軽飯詰駅をPR。







津軽鉄道の客車内での知事との対話というから「津軽鉄道は地域の足として重要」「観光資源として大きな価値がある」「だから存続できるよう支援してほしい」等々かと思いきや、沿線の子どもたちの教育の話が出てきてびっくり。ローカル線=交流人口・関係人口という自分の発想がいかに貧困であったかに気づかされました。



知事がいらっしゃるときは、種村直樹さんが何者か、誰かちゃんと説明してあげてください。



もちろんその後には津軽鉄道名物のストーブ列車の紹介や、客車内のストーブの上でスルメを焼いて食べるといったストーブ列車疑似体験もあって、宮下知事からは「すごく魅力あるコンテンツ」との発言があったのですが、それだけじゃないんだ。













やっぱり、そこなんですよね。国が、県が、鉄道会社が、ではなくて、沿線住民が津軽鉄道のことを自身の問題としてとらえ、どうすれば津軽鉄道がよくなるか、津軽鉄道を活用することで地域をよりよくしていくためにはどうすればよいかを考えて、実践しているのです。

その根本には「津軽鉄道を廃線にするわけにはいかない」との思いがあるとはいえ、だからといって、鉢巻締めてエイエイオー!みたいなことではなくて、沿線のみなさんは自分たちの暮らしを楽しくするために、やりたいことをやっているのです。自分たちだけでなく、まわりの人たちもみんな笑顔であったほうが、自分たちも、より、楽しい。だから、みんなを笑顔にすることをやろう、といったことが、自然にできていて、一緒にいるとその気持ちが伝わってくるがゆえに、知事からこんな発言も出たのでしょう。







ぼくたちが(勝手に「たち」にしてしまいましたが毎月のように飯詰を訪れている種村直樹レイルウェイ・ライター友の会元会員をはじめとする常連さんのことです)誰からも頼まれてないのに飯詰へ足を運ぶのは、そこに幸せがあるからです。幸せを感じて帰ってきたらその幸せはまわりにいる人にも伝わり、みんなが幸せになっていく。

鉄道は、夢と希望を乗せて走るのです。



#23 初めてのストーブ列車で県民対話集会を行いました。青森県知事宮下宗一郎

 
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流氷物語号×「オホーツクに消ゆ」エンブレムキーホルダー

わざわざ千葉から流氷物語号に乗りに来てくれた**さんが「キーホルダーを買ったらきれいなカードがついていてよかった」と言っていたので、先週、流氷物語号に乗ったとき、車内販売で買いました。



これまでオホーツク旅守が付いていたところに付けてみたのですが



付けて歩くと、背中でカチャカチャ音がするのが気になって(「旅守」は金属部品がないから音はしなかったのだ)、ショルダーバッグに付け直しました。



こっちなら、隠したいとき(というのはあんまりないと思うけど)や、カチャカチャ音がするのが気になるときは、下のポケットに入れてしまえば見えなくなるし揺れなくなる(=音を立てることがなくなる)。



流氷物語号の運転は明日(3月3日)までです。流氷物語号×「オホーツクに消ゆ」エンブレムキーホルダーは、「日本各地から きっぷで流氷物語号を応援しよう」でも買えます(「きっぷで応援しよう」は3月5日まで=当日消印有効=です)。
 
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