熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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感染しない、感染させない

全国に先がけて緊急事態宣言を発した北海道は、落ち着きつつあるように見えるけれども、下がり続けてきていた現在患者数が横ばいないし若干の増加に転じているようにも見えるのが気になるところです。

【北海道「新型コロナウィルス感染症(COVID-19)に関する情報」掲載の図】


2月28日の鈴木直道知事による緊急事態宣言の後、3度の週末を含む期間を、道民は、よく耐えました。それが、緊急事態宣言から2週間ほどの現在患者数のピークアウトに、わかりやすく、表れています。ただ、緊急事態宣言を解除した直後の3月20日から22日までの3連休は(ぼくは札幌市内中心部をちらっと歩いただけですが)わーっと人が出ていて、かつ、マスク着用率も下がったような印象を受けました(直近の下げ止まりがその反映でなければよいのですが…)。

もっとも、この週末は、東京での感染拡大と週末外出自粛要請の影響なのか、札幌も、市内中心部の人出はだいぶ減ったように感じました。かたやで、マスク着用率はまだ上がったように見えましたから、解放モードから危機感に少し戻ったのかもしれません。

土曜日(3月28日)の北海道新聞の1面に、政府の専門家会議メンバーである押谷仁東北大教授のインタビューが載っていました(ウェブ版で読めます)。記事にいわく《東京で連日、新たに40人以上の感染者が出ている現状を踏まえ、「(感染者が急増している)欧米から首都圏を経由して道内に来る帰国者もいる。北海道は警戒すべき時期の第2ラウンドに入ったにすぎない」と警告した。》。そういうことです。今は、いろんな面で大変なんだけど、耐えること、我慢することを諦めてしまったら、ほんの一時的には気持ちよくても、もう、元の世界を取り戻すことができなくなってしまうかもしれない。だから、我慢をしなきゃいけません。

自分が感染しないようにするために、ぼくは、外出した際にはむやみやたらとその辺に触らないことと、目や鼻や口に触らないように、気をつけてます(北海道は冬の寒さのせいかコンビニなどの出入口が自動でないことが多いんですが、最近は、肘で押したり体当たり的に開けている人が増えましたね)。

一方で、自覚のないうちに感染しているかもしれないことを考えて、他人に感染させないようにするためには、どうしても至近距離で他人と話をする必要があるときはマスクを着用することだけ、注意しています。みんながマスクを着用して必要なところに行き渡らないのは困るので、マスクは、機会を限定して使っています。その前提として、そもそもそうした機会を減らす工夫もしています。

手洗いうがいに十分な睡眠は当然のこととして、あとは、この三つだけ気をつければ、まあまあ、普通に、過ごせます。そういうものだと思って過ごせばいいだけです。なんでもかんでも、行動を制限していたのでは、疲れちゃいますから。

夜の街でお酒を飲むのがよろしくないのは、日常的にそうしたことに注意している人でも、お酒を飲むと注意力が散漫になって、そうしたことを忘れてしまうからでもあるのでしょう。ぼくはもともと飲まないからいいけど、ふだん夜の街がお好きな人にとっては、そこが制限されるのは、やっぱり、きついんだろうな。申し訳ないけど、そこは、ぼくは(飲まないんで)わかんないんで、こうしたほうがいいとかなんとかってことは、なんとも言えません。

今日は(全国的には悪天候のようですが)札幌は、気持ちのいい、春の陽気でした。

でも、オリンピックのマラソンコースも



大通公園も



人出は少なかった。もっとも、外国人観光客がどーっと来るようになる前は、この時期の北海道は観光のオフシーズンであり、こんなものといえばこんなものだったんじゃないの、という話を、最近、よく、してます。これを機に、この先、観光ビジネスに限らず、いろんなことの枠組みが、大きく変わっていくのでしょうね。
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札幌の積雪がゼロになる

本日の観測データ。



昨日の時点では5センチだった札幌の積雪深が、本日14時の発表以降、ゼロになりました。春ですね。まだまだ寒いし、雪降が降ったりすることもあるかもしれないけど、春ですよ。

 
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置かれている状況

マラソン大会で完走すると、完走記念にスポーツタオルを貰えることがあります。たいていは「FINISHER」の文字と、大会の日付が入ってます。

たとえば函館マラソンの、昨年と、一昨年のフィニッシャーズタオル。



でも、今年の函館マラソンのフィニッシャーズタオルには、日付が入ってない。

2020大会「フィニッシャーズタオル」デザイン決定(函館マラソン公式)

これ、函館マラソン事務局いわく「リスクマネジメント」なのだそうです。万が一(万が一、ですよ!)、今年の函館マラソンが中止になったとしても、日付が入っていなければ、来年の大会に使える、となれば、万が一、今年の大会が中止になったとしても、その分の経費は参加費の一部返金にまわせる可能性が出てくる。

そういうことが、以下に、書いてあります。

「我々」の置かれている状況(その4)(函館マラソン公式)

そういうことですよね。大変だ大変だ、どうなるか先が見えないと嘆くのではなく、いま、やれることをやる。そして、0か1か、ではなく、リスクを小さくすることを考えて、実行する。そもそも世の中100パーセント実現することなんて一つもない。実現可能性をいかに100パーセントに近づけるか、リスクをいかにゼロに近づけるか、その両者のバランスをどう取るか。

5月5日の豊平川マラソンは、中止が発表されました。身近なところでも大会の中止が決まると、はたして今後ほかの大会はどうなるのか、考えれば考えるほど不安ばかりが募るかと思いますが、考えたところで結論の出ないことは考えるだけエネルギーの無駄ですから、そういうことを考えるのはやめましょう。明るい未来を信じて、今できることをやっていけばいいんです、と、このところ、こんな状況でも(こんな状況だからこそ)「こんなことやりたいんだけど」という相談をやたらと受けるぼくは、あ、こんなときでも(こんなときだからこそ)目端が利く人は動くんだなあと感心しつつ、そんなことを考えております。
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いつか収束する日に向けて

9年前に故人となった元上司の本。1994年刊。

本の表紙

当時、世間的にみると、この方は景気予測の楽観派という位置づけでした。一方、ライバル社にやはりTさんというメディアに露出の多かった方がいらして、こちらは悲観派。景気の先行き、経済成長率は、という話になると、ぼくの上司のT氏がわりと高めの予測を出して、ライバル社のT氏は低めの予測を出すのが常でした。

その頃、ぼくの上司のT氏がときどき言っていたのは、景気というのは気持ちの問題なのだから高めの数字を言うべきだ、自分のような立場の人間がこれから暗い時代になるということを言ってはいけない、といったことで、正直にいえば、そのときは、いや、でも、それって、予測と言えるのか?とも思ったんですけど、あれから25年以上も経った今は、それでいいんだと、わかります。

ただ、世間の人たちは、なぜか、「日本経済は厳しい局面にあり、今後も…」みたいな話が好きなんですよねえ。「厳しい」と言われると、ああ、厳しいんだから仕方ないんだ、これでいいんだと、落ち着くってことなんでしょうね。

2月28日の北海道建設新聞に、いつもお世話になっている日本旅行北海道の永山さんのインタビューが載ってました(深掘り 日本旅行北海道新規事業開発室渉外部長 永山茂氏)。以下、引用。

観光ビジネスは元来、政情不安、経済危機、自然災害などさまざまなリスクを想定している。感染症もその一つ。近年でもSARS(重症急性呼吸器症候群)、鳥インフルエンザなどの例があり、決して未経験の事態というわけではない。

冷静な見方が必要で、感染症の流行はいつか収束する。あくまで仮定の話として言えば、もし流行が5月あたりまでに鎮まれば、それ以降で挽回して、結果的に去年を上回ることもあり得る。というのも北海道は例年、雪まつりが終わってから5月の連休明けまではもともと旅行客が少ない時期。五輪・パラリンピックのマラソンが予定通りに開かれれば7月から8月前半にかけて関係者や観客で満杯になる。これを避ける一般観光客が初夏や秋に分散して来てくれれば、トータルでは大きな入り込みになる。


全文はウェブで読めますので、ぜひ、ご覧ください。

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素敵にステーキにチーズフォンデュは

東京マラソンがなくなって(大会はなくなってないけど)、それでも東京へは行こうかと(最初は)思っていたけれど高齢者である母に会うのは今はよろしくなかろうと考えて、行くのをやめた、けれど、札幌〜東京の航空券は、そのままにしてありました。なんとなく、ギリギリまでキャンセルしないほうがいいような気がしていたんですね、根拠はないけど、なんとなく。そしたら、昨日になって、ANAから「新型コロナウィルスの感染拡大に伴う国内線航空券の特別対応について」と題した発表があり、2月28日から3月12日の間の国内線全航空券の払い戻しが手数料なしで行われることになって、往復で1万円ぐらい取られるはずだった取消手数料はゼロになり、全額が戻ってきました。

それならば、そのお金を使って、この週末が最終運行となるSL冬の湿原号や流氷物語号に乗りに行こうかな、指定券なんかなくてもどうせガラガラだろうし…と思っていたら、緊急事態宣言で週末の外出自粛要請。

新聞の見出し

東京マラソンが予定通りだったら、今ごろは新千歳空港から羽田空港へ向かう飛行機の中、だったはずだし、道東鉄道大周遊に出かけていれば、今ごろは特急スーパーおおぞら1号または特急オホーツク1号の車中、だったはずですが、緊急事態宣言があったから、というだけではなく、いろんなことを考えた結果、出かけないことにしたから、いま、こうやって、ブログを書いてます。

外出を控えてくださいと言われたから一切外出しないというほど従順ではない、というか、別にそんなことは求められてなくて、その辺はそれぞれがそれぞれの行動をすればいいと思うんですが、そうはいっても、こういうことになると、外で会食なんてことはしづらい、というボクの今年の誕生日は、緊急事態宣言の直前でありました。

チーズフォンデュ
エビのグラタン
ステーキ

東京マラソンの直前であれば体重の増加に直結するうえにお腹を冷やすことになるデザートは食べなかったと思うんですが(ボクのレベルのフルマラソンで最も大事なことはいわゆるスタミナよりも自分の身体が屋外に5時間いることに耐えられるかどうかだったりするわけで)、しばらくフルマラソンを走ることもなくなったので、デザートも、美味しくいただきました。

アイスクリーム

そんなわけで、誕生日が過ぎて、天龍の必殺技と同じ年齢になりましたが、やってることは変わりません。外出しないでおとなしくしていなさいと言われれば、時刻表と地図で机上旅行をすればいいだけです。ただ、天龍がUNヘビー級王座に輝いた頃は文字通りの机上旅行でしたが、今は、次はどこに行こうかな〜と考えながら時刻表を眺められるようになりました。

鉄道ジャーナル北海道特集号と北海道の時刻表

オホーツク海沿岸の流氷はいい感じみたいだし、流氷物語号の最終運行も乗ってみたかったんだけど、流氷物語号は、また、来年だな。また、来年も、きっと、あるでしょうから。

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