熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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TOKYO 2020 は 2021 へ

今年の東京マラソンでは高齢の母をはじめ東京在住の親戚一同が沿道で応援してくれるとのことだったので、ぼくは、地下鉄やJRの駅に近いポイントかつ地上までエレベーターまたはエスカレーターを利用できる場所の一覧と、その場所の通過予想時刻を一覧表にして(自分でやりながら「よくやるよな〜」と少し呆れた(^^;))、親戚一同が集まる場で、東京マラソン2020大応援作戦会議を開催したのでした。

うら若き乙女たちには高齢の母をサポートしてもらわねばならない立場なのだが、逆にチョコレートをもらいました(これは倍返しどころか3倍返ししなければならぬ)。



その場でも、ホントに東京マラソンやるの?っていう話は、出てました。でも、ぼくは、例によって自分のことになるとなんでも都合よく解釈するオメデタイ人ですから、「オリンピックの選考レースにもなっているのだから中止になることはないだろう」という見通しを語っていたのであります。

そうか、エリートレースと、一般レースをセパレートするという手があったのか。

ともあれ、今年の東京マラソンの一般の部(38,000人がエントリー)が中止となり、参加費は返金されないけれども今年の大会の参加予定者は来年の大会にも出られる、ただし来年の大会に出る場合は新たに参加費を払う、という決定が、本日の夜、発表されました。参加費が返金されない、そして来年の参加権利はあっても参加費はまた払うというのは、一般的にはへんな決定に見えるようですが、マラソン大会というのはそういうものです。これほど直前になってしまえば、すでに支出した大会運営費も多いでしょうから、今年の分が返ってこないのは仕方がない。

ぼくにとっては、自分が申し込んだ大会の中止は、通算三度目です。昨年、一昨年と、それぞれ1回ずつあって、今回が3回目。毎年1回はこういうことになる、というのは嬉しくないけれど、今年はもうこれで申し込んだ大会が中止になることはなかろう、だからよかった、と思うことにします(いや、よくはないか)。

雪国ランナーでも3月のレースを走れるんだぞというところを見せるべく、スノーマラソン大会に2つも出たり、雪が降っても屋外での月間100kmは最低ラインとしてキープしたりしてきたんですが、決まったものはどうしようもないし、天皇誕生日の一般参賀ですら中止になっているのに、東京マラソンをやるわけにはいかないというのもよくわかる。来年の大会に出られるようにしてくれたんで、まあ、いいです。報道を知ったときはかなりがっくりきましたが、もう、落ち着きました。

2020年大会のグッズ類は、投げ売りするのかどうするのか?



このナンバーカード留めは、先月、通販で買いました。マグネット式のナンバーカード留めは便利だと聞くけれど、意外に売ってないんで、今年の大会の出場記念にちょうどいいと思って、買いました。買った後、一度、使いましたが、付けるのも外すのも、すごく楽です。もちろんシャツが傷つくこともない。お値段ちょっと高めなのと、磁石が強力すぎるんで取り扱いに細心の注意が必要なことが玉に瑕ではありますが、これは便利です。

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1日2食限定!流氷物語4号お楽しみ弁当

JR北海道・釧網本線の流氷物語号(網走駅〜知床斜里駅,1日2往復)は運行開始から4年目を迎えました。今シーズンも、網走市観光ボランティアが全列車に乗り込み、沿線ガイドや車内販売を行っています。

今シーズンの新企画、流氷物語4号限定のお楽しみ弁当。



1日2個だけの限定販売は、知床斜里駅13時48分発の網走行き流氷物語4号の出発に合わせて実施されています。購入希望者が多い場合には抽選で販売されます(予約は受け付けていません)。

お弁当の掛け紙は4種類。といっても、1日2個限定ですから、4種類の中から選べるわけではなく、その日、どのバージョンが登場するかはわかりません。ということは、買った人でも、ほかにどんな掛け紙があるかはわからないのですが、このほど、掛け紙を制作したMOTレール倶楽部さんから、特別に、4種類の掛け紙をご提供いただきました。

というわけで、流氷物語号限定弁当の掛け紙4種類、特別大公開!

秘境 知床半島 地の涯 しれとこ弁当

湧網線や根北線も描かれてます

まぼろしのあじ 根北線弁当


食い倒れ本線 味のオホーツク周遊券


オホーツク流氷ライン はぐれ氷連結系


食べたらはみがき!ってことで、お弁当には特製歯ブラシがおまけで付きます。



歯ブラシの内側には、流氷物語号のイラスト入り。



1日2個限定のお弁当の中身は、斜里のお弁当屋さんが作ってます。1日に2個だけなんて、作る側にとっては手間がかかるだけで儲けにはならないでしょう。地元から流氷物語号を盛り上げたい!との思いが伝わってきます。

さらに気になるのは、1日2個限定とはいえ、13時48分発という食事の時間帯を外れた列車、かつ、乗車時間が1時間にも満たない列車で、しかも1つ1500円もするお弁当が売れるのか?というところですが、2月1日の流氷物語号運行開始以降、連日大好評で売り切っているとのこと。2人以上の購入希望者が出てきて抽選になることが多いそうです。

今年の流氷物語号の運行は3月1日まで。沿線のみなさんの笑顔から元気をもらえる列車の旅、ぜひ、お楽しみください!

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中の人の正体

ランナーズTVでスノーマラソンin千歳2020が紹介されています。

大会翌日には動画が上がってました

タイトル
気温マイナス13℃の文字

京谷編集長、今回も、すばやい編集、ありがとうございます。

コース紹介

動画の最初のほうで、ドーレくんも出てきます。

ドーレくん帽子のみ かぶっている人の顔は見えない

中の人が顔出し。

ドーレくん帽子をかぶった私

わたしです。

コンサドーレのユニホーム姿の私

同じ人が、昨日は、NHK(北海道ローカル)に出てました。

講演する私

NHKのほうは、ここで見ました。

駅の待合室

とても懐かしい思い出のたくさん詰まったこの場所に足を踏み入れたとき、テレビの画面に、ぼくがアップになってたんですよ。いやあ、びっくりした(笑)。

フェイスブックで「テレビ見ましたよ」というコメントをいただいていたから、自分の見間違いでなかったのは確かであったのですが、その後、NHK北海道のニュースサイトで動画を見て、そこから上の写真を切り取った次第です。

スノーマラソンの動画はこちらで

マイナス13℃またも裸の挑戦者現る!厳寒スノーマラソン

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スノーマラソンイン千歳2020 タフでした〜

本日、アールビーズ・札幌スポーツ館杯スノーマラソンin千歳2020開催。

大会プログラム

記録的な雪不足だったのが4日前の水曜日の夕方から翌朝にかけての記録的な短時間降雪で一気に普通の冬の景色になったところに、今朝は今シーズン最強の寒波と放射冷却で猛烈な冷え込みが予想されていて、昨夜の時点では千歳の予想最低気温はマイナス21℃、スノーマラソンのスタートの10時でもマイナス12℃までしか上がらない予報が出ているというタイミングで開催されたこの大会、1周3.2kmのコースを5周するロングランの部(16km)と、2周するファンランの部(6.4km)があって、16kmは10時スタートで制限時間は2時間30分、6.4kmは13時スタートで制限時間は1時間。ぼくは16kmのほうに出ました。

まずはJR千歳駅から無料シャトルバスで会場へ。

バスの表示

事前の案内には「定員60名なので先着順」とあったのですが(乗れなかった場合は路線バスを使えば会場へは行けます)、実際に乗ったのは30名弱でした。千歳駅に乗り場の案内などは何もなく、なんとなく、それらしい大型バスが来て、なんとなく、それらしい人々が乗っていく、という感じ。

会場は、ちとせインターゴルフクラブの特設コース。クラブハウス内に受付や控室や更衣室が用意されており、手荷物預けもスムーズ。

ホカロンが温かい状態で置いてあるのはとても嬉しい。

ご自由にお持ちくださいの掲示と、カゴ

スノーシューズ貸出コーナーには、アシックスのほかに、onもありました。

スノーシューズ貸出コーナー
オレンジ色のシューズ

9時30分から開会式。札幌スポーツ館の社長さんに続いて、なんと、アールビーズの社長さんが出てきてビックリ。

開会式の挨拶

いわく「この大会を来年はフルマラソンの大会に」とのことで、それはさすがに冗談でしょうけど、その後に挨拶したランネット編集長のKAZ BOMBAYEさん(ご本人いわく「ニュースキャスターをやっていた京谷さんの友人」)の「来年は国際大会になるかもしれません」というのは、あり得ないことでもなさそうな気もします。

サポートランナーの作.AC北海道と北海学園大学陸上部のみなさん。

サポートランナー紹介

いつも本当にありがとうございます。

9時50分から、外に出て、作田徹さんによる準備体操。

準備体操するランナーたち

作田さんがサポートしてくださる大会ではおなじみの光景です。

スタートは、好きなところに勝手に並ぶ方式。「上位を目指す人は前のほうに、楽しく走りたい人は後ろのほうに並んでください」とアナウンスがあるだけで、とくにプラカードのようなものがあるわけでもなく、ぼくは、後ろのほうへ。

10時ちょうどにスタート。

後ろからランナー

気温マイナス12℃ですが、風はなく、日差しがあるから、そんなに寒くはないです(もちろんそれなりの格好はしてますが)。ただ、足元は、ついこの間の大雪の影響もあり、気温が低いから雪が締まっていて滑ることはないものの、踏み固められていない新雪部分に足を置くと、まるで砂場を走っているようで、これはキツいです。

500メートルぐらい進んだところから上り坂になってきて、後ろから追いついてきた作田さんに「きついですねえ」と言ったら「この先はもっと急な上りがありますよ、そこまで行くとこれが平坦に感じられるぐらいに」と言われて、何を言ってるんだこの人は(笑)と思ったら…

急な上り坂にアタックするランナーたち

この上り坂が見えたときの衝撃は、函館マラソンの30km過ぎで目の前の走路が下っていくのに自分よりはるかに高いところをランナーが走っているのを目にしたとき以来の衝撃でありました。上の写真は2周目ですが(1周目はまだランナーがばらけてないので写真を撮るのは遠慮しました)、1周目のとき、誰に言うともなく「これは歩いても許されるよなあ」と口にしたら、隣の人が「3周目までは走りましょう」。

同じ場所の4周目。

急な上り坂のアップ

坂の頂上に見えるのは救護スタッフです。

こうやって見ると、みんな軽快に走っているように見えますが、足元の雪が深くて、ずぶずぶ埋まるのです。積もった雪に足を取られ、これだけの坂ですから当然のように重心は後ろに持っていかれて、歩いて上がろうとしても大変です。

5周目、坂の頂上から。写真のランナーさんは、完全に、歩いてます。
(ぼくも5周目は歩きました)

坂の頂上から

この急坂の後は一気に下るのですが、下った後に、また、上り坂が…

雪原と上り坂

眺めは最高です。

一面の雪野原

上の写真、広角なのでわかりづらいですが、樹木が低くなったところに真っ白な樽前山がきれいに見えます。

コースの後半は下り基調。

木々の間の雪道

誰も走ってないのは5周目だから。16kmは定員300人なので、そこそこの人数が走っていて、遅いランナーは2周目以降はどんどん周回遅れにされていきますが、5周目ともなると、ほぼ、単独走です。気がつくと、前にも後ろにも誰もいない状態。

2kmの立看板

4周目を終えて5周目に入るところで、スタッフの方がひとりひとりを指さしながら「あと1周!」と教えてくれて、そこからまたきつい上り坂(上りがきついというより深い雪に足を取られるのがきつい)を経て3.2km走ると、周回コースから外れてゴールとなります。

スタッフが計測タグを外してくれて、ドリンクを手渡してくれます。

ゴール地点

ちなみに上の写真は「また会いましたね」のYさん。数年前までは仕事で濃いお付き合いだったのですが、最近はもっぱらマラソン大会の会場で顔を合わせる関係でありまして、2週間前の北海道スノーマラソンはもちろん、その前は金沢マラソンのコース上で会ったり、オホーツク網走マラソンの当日の東横インの食堂で会ったりしてます。

ところで、今回、ぼくは、十数年ぶりにドーレくんキャップを引っ張り出して、コンサドーレのユニホーム(背番号18)を着て走りました。場内MCの松本かおりさんから「ドーレくんが来ましたよ〜」と言ってもらえたり、ゴールではドリンクを手渡してくれた作.AC北海道の菊地マネージャーが「あ〜ついぷれーで おれたりをゆらせ!」と歌ってくれたりして(こちらが疲労で反応できず申し訳なし)、楽しかったのではありますが、唯一の誤算は、あのドーレくんキャップ、あんな形してるくせして、耳がカバーされていないのです。走りはじめてすぐに、わ!耳が冷たいじゃないか!と気づいたものの、時すでに遅し。おまけに(これは想定内ではあったのですが)頭の部分はほっとくとどんどん下がってきて視界を塞ぎ、しかも、かなり暑いので、頻繁にずらしていたら、最後はなんだかずいぶんひん曲がった状態でかぶっていたようです。

というわけで、たかが16kmなのに、3.2kmの1周ごとに給水コーナー(水とお湯がある)で一息つきながら走り、それでも5周目の上り坂は歩くのがやっとで、ひどく疲れました(笑)。でも、5周目の2km地点過ぎたら「あー、もう終わっちゃうんだー」と思ったぐらいで、とても充実したランニングを楽しませていただきました。ゴールの手前まで来て「もう終わっちゃうのか〜」なんて考えたのは、去年の北海道マラソン(フル)のときぐらいじゃないかなあ。

終了後のクラブハウスでの着替えも、スペースに余裕があって、楽でした。無料シャトルバスは本数が限られているものの、会場のすぐ前に千歳駅行きの路線バスのバス停があって、30分おきに出てますから、便利です。ぼくは入らなかったけど、隣にはお風呂(千歳乃湯えん)もありますから、そこで汗を流してから帰ることもできます。

完走証にクマがいるのが、クマ仲間としては、とても嬉しいです。

完走証

とても楽しい大会でした。みなさん、ありがとうございました。
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1985年のJNR

うちの中を片づけていたら、こんな冊子が出てきました。

今乗っておきたい全国ローカル線案内

今乗っておきたい全国ローカル線案内 保存版 「旅」1985年7月号別冊付録

もはや「旅」という月刊誌があったことも説明しておかないとわからない時代になりつつあるのかもしれません。「旅」というのは、日本交通公社が発行していたメジャーな月刊誌で、ときどき、鉄道特集号がありました。これは、そんな「旅」の1985年7月号の別冊付録として作られた、全68ページの冊子です。

「今乗っておきたい」というタイトルには、当時、国鉄ローカル線の廃止がどんどん進められており、今乗っておかないともう二度と乗れなくなってしまう、という意味が込められています。取り上げられているのは、国鉄再建法で定められた第1次廃止対象線区(1982年度末までに廃止される予定だった線区)のうち85年5月現在で廃止されていない14線区と、第2次廃止対象線区(85年度末までに廃止される予定だった線区)のうち廃止されていない33線区などで、要は、法律に則って手続きがなされていれば本来は廃止されているはずなのに地元の抵抗など何らかの事情でまだ廃止されていない路線、ということです。

目次には、北海道から九州まで、地域別に分類されて掲載路線が一覧になっているのですが、これが、じつに興味深い。

掲載されている線区の現在(2020年)の状況をみると…

北海道:廃止された路線=18 (天北線、羽幌線、美幸線、興浜北線、興浜南線、名寄本線、湧網線、標津線、池北線、士幌線、広尾線、歌志内線、幌内線、富内線、岩内線、胆振線、瀬棚線、松前線)、残っている路線=ゼロ

東北:廃止された路線=2(大畑線、岩泉線)、残っている路線=5(阿仁合線=秋田内陸縦貫鉄道、角館線=同、矢島線=由利高原鉄道、丸森線=阿武隈急行、会津線=会津鉄道)

関東:廃止された路線=ゼロ、残っている路線=3(真岡線=真岡鐵道、足尾線=わたらせ渓谷鐵道、木原線=いすみ鉄道)

中部:廃止された路線=ゼロ、残っている路線=3(二俣線=天竜浜名湖鉄道、明知線=明知鉄道、越美南線=長良川鉄道)

近畿:廃止された路線=ゼロ、残っている路線=3(伊勢線=伊勢鉄道、名松線=JR東海、信楽線=信楽高原鐵道)

中国:廃止された路線=ゼロ、残っている路線=2(若桜線=若桜鉄道、岩日線=錦川鉄道)

九州:廃止された路線=8(漆生線、上山田線、佐賀線、高千穂線、山野線、宮之城線、志布志線、大隅線)、残っている路線=3(甘木線=甘木鉄道、松浦線=松浦鉄道、高森線=南阿蘇鉄道)

北海道は、もともと廃止対象線区の数が多かったとはいえ、国が定めた廃止期限を過ぎても廃止されていなかった線区がこんなにたくさんあったというのに、結局、今になってみると、一つも残ってません。どうしてこんなことになっちゃったのかなあ。本州とは経営環境が違うからだ、などと言い出したら、結局、ここから先も同じことになります。だから、そういう発想は、やめましょう。

ただ、この当時は、まだ、鉄道は、ある程度、残ると思っていた人も少なくなかったのだろう、ということは、この冊子の本文からも、うかがえます。

たとえば、名寄本線(名寄−遠軽138.1km)は、こんなふうに書かれています。

《第2次廃止対象線区だが、100kmを超す長大路線で厳冬期のバス運行が可能かどうか調査が必要、として承認は保留された。もしかしたら生き延びるかもしれない》

35年後の現在からみれば、なんと甘い見通しか!と思うのですが、当時は、日本交通公社の「旅」という権威ある雑誌(今よりもずっと紙の書物に権威のあった時代です)に、こんなことを堂々と書けたぐらいに、名寄本線の廃止には現実感がなかった、ということなのかと思います。

名寄本線の次の湧網線(中湧別−網走89.8km)は

《廃止するにはあまりに惜しい路線である。長大路線ということで、協議会開始は延期されることになったが、なんとか生き延びてほしいものだ》

とあり、これまた、ひょっとしてひょっとすると残せるんじゃないか、との淡い期待が伝わってきます。

しかし、だ。

角館線(角館−松葉19.2km)のページは、こう結ばれているのです。

《阿仁合線・角館線とも、第3セクター方式で設立された、秋田内陸縦貫鉄道が引き受け、残る中間部分の建設も進める手筈となっている。全通すれば、今までの角館線の存在も無駄ではなかったということになるが、沿線にさしたる町もなく、乗客が飛躍的に増えるという保証があるわけではない。私鉄となっても、行く手はなかなか険しいようである》

こんなふうに書かれてますが、35年後の現在、名寄本線や湧網線は廃止になっていて、角館線(秋田内陸縦貫鉄道)は生き残っています。

人口動態が、財政が、気象条件が、などなど、いろんなことを言い出せば、きりがない。結局は、地元が鉄道を引き受ける覚悟があるかどうか。地元、というのは、何かふわっとした実体のないものではなく、そこに暮らす、ひとりひとりのことです。

今から35年後の2055年、北海道の交通網がこんなふうになったのは…などと言われないように、結果はどうあれ(鉄道原理主義に陥ってはだめです)、真剣に向き合っていかねばならないと、この冊子をたまたま見つけて、感じた次第であります。
 

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さあ、東京!

本日、東京マラソンエントリーセンターからメール着信。



本文にいわく、《「ナンバーカード引換証」と「参加案内」の紙の郵送はございません。サステナビリティへの取り組みの一環(印刷物の削減)として、ご理解・ご協力お願いいたします》とのことで、このメールにリンクされているナンバーカード引換証をダウンロードしないことには、ナンバーカード(ゼッケン)がもらえない。



参加案内をダウンロードしないと、スタート地点にも行けない。



スタート地点はランナーしか入れない、というのは、ぼくが出た大会でいうと金沢マラソンがそうでしたが、東京マラソンはもっと厳格で、ナンバーごとに入れるゲートが決まっていて、しかも、一部のゲートはそこまでのルートが限られていたりするから、参加案内をちゃんと読んでおかないと、スタート時刻に現地にいてもスタートラインに立てない、なんてことになりかねない。

東京駅前にゴールした後は、番号によって、日比谷方面へ進む人と大手町方面へ進む人に分かれるのですが、ぼくは大手町方向でありました。ぼくが指定された手荷物の受取場所は、30年前に社会人としての一歩を踏み出したエリアの一角。神田に転勤するまでの間、通算8年間、大手町勤務でしたから、東京マラソンのゴール後に向かう場所が大手町のサンケイビルだというのは、じつに、感慨深いものがあります。



やっぱり、東京なんだよな。大阪でも京都でも名古屋でも福岡でも横浜でも仙台でも広島でも、ある程度の地理は、わかります。でも、東京は特別です。もう離れてから18年にもなるとはいえ、やっぱり、ぼくがいちばんよく知っている町は、東京なんです。コース図は言うに及ばず、スタートエリアやフィニッシュエリアといったミクロな地図であっても、見れば、だいたいの距離感や、そこがどんなところかは想像がつく。こんな都市は、東京しかないです。

そこを走れるんだもの。ワクワクしないはずがない。

ぼくがこれまでに出た大会の中で最大規模の大会は2万人の北海道マラソンで、それでも十分に大規模ですが(日本最北端わっかない平和マラソンの20倍ですから)、東京マラソンの参加者数は北海道マラソンの倍近くの3万8千人。ワールドマラソンメジャーズの1つ、日本国内で最もグレードの高い大会だけあって、事前受付には身分証明書が必要でその場で顔写真を撮られて手首にバンドを巻かれて、などなど、面倒なことも多いんだけど、それすら、楽しみに思えてきます。

あと4週間なんて、あっという間、なんだろうな。

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氷の上をペンギン走り

いま話題の「厚底シューズ」は反発力が強いので重心を前方に置かないと地面からの反発が(前ではなく)上方向に働いてしまいスピードが上がるどころかブレーキになりかねない、ということで、いわゆる「フォアフット」という走り方にしないとタイム短縮にはつながらないらしいのですが、今日の札幌市内の歩道はガチガチに凍ったところがツルツルで、とてもではないがフォアフットを意識するなんて怖くてできない路面状態でありました。

車道だったら、雪道用シューズでなくても走れるんですけどね。

白い歩道と乾いている車道

通常であれば、2月の頭というのは、足元の雪が締まっていて、スノーランニングシューズを履いていれば滑らないのですが、今年はへんな天気なので、まるで12月か3月かというぐらいに、凍ったりとけたりを繰り返していて、ゆえに、滑ります。ちょうど1週間前の北海道スノーマラソンは開催直前にどかっと雪が降ってくれたから氷の上を走る(というのは無理)ようなことにはならなかったものの、その大雪にしても、この冬は昼間の気温が高いから、すぐにとけちゃう。車道はつねに車が走っているから、積雪がない。

滑るんだからやめる、という選択肢もあったんですけど、これはフルマラソンを走るときの練習になるなと気づきました。この状態だと、慎重に走らざるを得ないから、自分ではもっと速く走れるのに、それをあえておさえて走らなきゃいけない。自分の走力を100パーセント出さずにセーブしながら走る、というのは、フルマラソンの序盤で注意しなきゃいけないのと同じことなんで、あ、これは、そのトレーニングになるぞと思ったわけであります。

とにかく、ペンギンさん歩きみたいな感じで、道庁前へ。

ウポポイ開業まで82日の表示

道庁前から駅前通りに入ると、歩道もまったく雪がないから(ロードヒーティング)気を使わずに走れるものの、駅前通りともなればやっぱり人が多いから(インバウンドは少ないといってもけっこういるのだ)、がんがん走るわけにもいきませぬ。

さっぽろ雪まつりは2月4日から。大通会場の雪像も、すすきの会場の氷像も、完成間近にはなっているものの、まわりに雪がないから、へんな感じ。明日からはしばらく気温が上がらない予報になっているのがせめてもの救いか。

氷の彫像を制作中
氷の中に魚を閉じ込めた作品

中島公園へ。ランナーちらほら。ここも飛ばすと滑るので慎重に。

雪の道

雪が降ってきたけど、風はなく、寒くない。

豊平館
中島公園の出口

雪が降っているまま、晴れてきた。

テレビ塔と0℃を表示する温度計

駅前通りを離れてからは、また、ガチガチの氷道。走っている間は膝に負担がかかっているように感じていたんだけど、走り終えてみたら股関節がちょっと痛い。走ったのはたいした距離じゃないんだけど、距離以上の負荷をかけられたのかも。

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先週の北海道スノーマラソンの動画レポートが、ランナーズTVに上がっています。
さすがKAZ BOMBAYEさん、大会の雰囲気がよく伝わる動画です。ぜひ、ご覧あれ!
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毎年恒例

さいたま市からHクン来札。さいたま国際マラソン、北海道マラソンと、お互いに地元の大会が開催されない2020年、意気消沈しそうなところ、オリンピックのマラソンコースを歩いてテンションを上げつつ、今年の参戦スケジュールについて、あれこれとアドバイスをもらいました。

オリンピックでは、ここを、3回走るのだ。



この時期にHクンとマラソン談義をすることは毎年恒例になりつつあり、とりわけ、3年前の(アブダビの夜ならぬ)アブラソバの夜は、自分自身にとっては、大きなターニングポイントでありました。あのとき、函館マラソンにエントリーしようとしていたぼくを、7月の大会は暑いからやめておいたほうがいいと止めたHクンが、今年は函館マラソンを走ろうとしていて、ぼくはそのHクンに函館マラソン攻略法を語っているのだから、不思議なものです。

結果論だけど3年前の函館マラソンは大変な暑さに見舞われた大会であり、Hクンがぼくを止めたのは正しかった、というのも、また、不思議な話です。

今年は北海道マラソンがなくなったから函館マラソンの人気が高まるんじゃないか、エントリーがクリック合戦にならないかと心配するHクンに、いやいや、函館は制限時間が厳しめだからそんなことにはならないよと言ってはみたものの、今年の東京マラソンのチャリティ枠がわずか数時間で埋まるなんて誰も予想しなかったことでもあり、やはり、エントリー開始時刻には、パソコンの前に座っているべきなのでしょう。エントリー開始日は、予定を入れないよう、気をつけよう。
 

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北海道マラソン2020は中止

本日、発表がありました。

ホームページの画面

北海道マラソン2020 休止のお知らせ/Notice of Cancellation of Hokkaido Marathon 2020

北海道マラソン組織委員会は、2020年大会の休止を決めました。

本大会は例年8月最終日曜日に開催されていますが、今年は東京パラリンピックの期間と重なり運営全般に関わる要員を確保するのが難しいこと、また8月6〜9日に札幌で開催される東京オリンピックのマラソン、競歩競技で、北海道マラソンで会場としている大通公園内に大会関係施設が設置され、原状回復に長期間かかることが理由です。

東京オリンピック男女マラソン競技は、北海道マラソンのコースをベースにしています。来年に再開する北海道マラソンは、世界のトップアスリートが駆け抜けたコースを中心に開かれますより魅力がアップした大会にご期待ください。

ランナー、沿道をはじめ、関係者のみなさまのご理解、ご協力をお願いいたします。

The Organizing Committee for the Hokkaido Marathon 2020 has decided to cancel the Hokkaido Marathon 2020.

The Hokkaido Marathon usually takes place on the last Sunday of August. This year, however, the Committee has decided to cancel the event for the following two reasons: 1) a shortage of staff members to organize the marathon because it coincides with the Tokyo Paralympic Games and 2) inability to restore Odori Park (a venue for the Hokkaido Marathon) to its original state in time after it is used to host facilities for the Tokyo Olympic marathon and race walk events, scheduled in Sapporo from August 6 to 9.

The course for the men’s and women’s Olympic marathons will be based on the course of the Hokkaido Marathon, and the majority of the Olympic course where the world’s top athletes will have raced will be used for the Hokkaido Marathon, which will resume in 2021. An even more attractive Hokkaido Marathon is truly something to look forward to.

We at the Organizing Committee ask runners, residents along the course and every other person concerned for their kind understanding and cooperation in this regard.


予想されていたことではあるけれど、発表されてみると、思いのほか、がっくり、きました。ないだろうと思っていたのに、気持ちのどこかに、奇跡の大逆転、みたいなものが、わずかながら、残っていたのでしょう。相変わらず、往生際の悪いヤツです。

だけど、それこそ一生に一度であろう、自分の住んでいる街でオリンピックのマラソンが開催されることになったのだから、それでよかろう、ということにします。オリンピックという、望んでも手に入れられないものがタナボタで手に入ったのだから、北海道マラソンがなくなることぐらいは、受け入れます。

どのみち、北海道マラソンはタイム出ないしね…って、いやいや、そういうことじゃないんだけどさ、ま、でも、こうなったら、オリンピックを盛り上げましょうや。

完走メダル 2017年から2019年の3つ
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