熊式。

大熊一精(おおくま・いっせい)の日々あれこれです。
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朝が早くなる

この時期になると、毎年、同じようなこと言ってますが、1月の後半に入ると、加速度的に、日が長くなっていきます。札幌の11月から12月は暗くて寒くて気分的に滅入ってしまうだけに、ここからの急速逆回転は、とても楽しくて嬉しい。

今年の札幌の日の出の時刻を、10日おきにみると…

1月1日:7時06分
1月11日:7時05分(10日前に比べて1分早まる)
1月21日:7時00分(5分早まる)
1月31日:6時51分(9分)
2月10日:6時39分(12分)
2月20日:6時25分(14分)
3月2日:6時09分(16分)
3月12日:5時52分(17分)
3月22日:5時35分(17分)
4月1日:5時17分(18分)

今日(1月23日)は6時58分(実際には雪が降っているのでお日さまは出てませんが)。年明けから23日で8分しか早くなってないのが、1月の終わりになると、10日で9分も早くなって、その後は、さらに早くなる速度が上がっていく。

もうちょっとだ。がんばろう。

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飲まず食わずは難行苦行

《特急時代といわれる今、鈍行列車で各駅停車の旅をするのは、優雅な遊びです。》

これは、種村直樹著『鈍行列車の旅』(交通公社のガイドシリーズ、1979年)の冒頭の一文です。それから40年近く経ったいま、たとえば石北本線や宗谷本線にこの概念を当てはめると、高速道路が延びて飛行機の利用も一般的になった今、特急列車で鉄道の旅をするのは、優雅な移動です、とは、ならないですかね?

石北本線や宗谷本線で特急列車を利用している人が「遊び」で利用しているとは限らないものの、急ぐなら飛行機があるし、自分の使いやすい時間で移動したいなら自家用車やレンタカーもあります。利用しやすさ=本数と考えるならば、高速バスのほうが利用しやすい。所要時間も、とりたてて列車のほうが速いというわけでもない(正確に時間を比較するとどうこうあるんでしょうけど、少し前まで仕事でも道内各地の移動が多かったぼくの実感としては、そうです)。

札幌〜旭川や札幌〜函館となると、また話は別なのですが、札幌〜網走や札幌〜稚内で、いまさら、列車の所要時間が5分ぐらい延びたところで、そんなに影響はないような気がする。これだけ選択肢が増えた中で、あえて列車に乗っている人は、基本的には列車が好きな人(または他の交通手段が好きではない人)であると思われ、だったら、途中のどこかの駅で5分ぐらいの停車時間を作って、そこで飲みものや食べものが買えるようにしてみたらどうなのか。

そういうことを言うと、苦情が出てくるからだめだ、って言われそうなんですけど、あえて列車に乗っている人たちが対象であることを思えば、苦情の数よりも、停車時間が増えても飲み食いができて楽しいとの思う人の数のほうが多くなるんじゃないか…というのは、楽観的すぎますかね?

というのは、昨日のブログの最後に、所要時間が5時間を超える札幌〜稚内間の特急列車に車内販売がないのは辛いと書いたら、フェィスブックで「網走方面なら遠軽駅、稚内方面なら音威子府駅あたりで、あえて数分間の停車時間を設けて、地元の方々に食べものや飲みものを売ってもらったらどうか」といったコメントをいただいて考えてみたことで、もちろん最善の策は車内販売の復活なんだけど、それが難しいのであれば、途中駅で買い物ができるようにするっていうのはどうなんだろう?と考えてみると、これは、やりようによっては、利用者を増やす策になるのかもしれないと思ったりするわけです。

でも、停車時間を設けても、買うものがなければ、話にならない。儲からないから車内販売もキヨスクもどんどん消えている中で、そんなところで物販を担う奇特な事業者がいるのか…といえば、いないでしょう。

だったら、地元の人々が、極論すると採算度外視でも、ボランティア的に、やってみればいい。そういうことをやればSNSとかマスメディアとか、そういうところで話題になるかもしれないし(その辺はやりようでしょう)、これはおもしろいねってことになれば、そのために札幌〜網走あるいは札幌〜稚内を列車で移動してみようという人も、現われるかもしれない。

そんな気の遠くなるような話を…と、書いている自分でも思わないでもないんですけど、でも、いま、鉄道路線を廃止させないためには、公的な支援の仕組み云々も間違いではないけれど、まず、利用者を増やすというのが、基本であるはずです。地元を走る鉄路を維持するために、少しでも乗客を増やすために、できることをやる。乗客を増やすためには、鉄道や列車そのものの魅力を高めることが必要で、そのときに新車の投入だの使いやすいダイヤだのといったら大変だけど、列車が発着する時間帯だけ駅のホームに立ってお弁当やお菓子を売るぐらいだったら、そんなに大変なことではないような気がするのです。

それが商売として成り立たないのは、それを専業でやろうとするからであって、たとえば、道南いさりび鉄道の上磯駅で、ながまれ海峡号の運転時だけやっているような、そのときだけ地元の商店街の人々が出てくる、といった仕組みなら、駅売り単体で採算を考える必要はないはずです。

こういうアイデアにケチをつけようと思えば、いくらでもつけられます。駅構内の営業権の問題もあるのかもしれないし、かならずしも、そうすんなりとは、行かないでしょう。でも、これまでやっていないことをやる以上は、いろんなハードルが登場するのは当然のことです。

特急列車の停車時間を変えるのは大変ですが、期間限定で車内販売をやらせてもらうぐらいなら、交渉事で済む話(ではないんですかね?)。何月の第何週は何々町の何々商店街の方々が車内販売を担当します、販売するのは昭和何年から地元で親しまれた銘菓何々です、みたいな感じでやるなら、そんなに時間かけずに、実現できそうなんだけど、どうなんですかね?べつに全区間に乗車する必要はないわけで(その辺も何か規則を変えたりしなきゃいけないのかしらん?)、でも、そういうことするだけでも、話題提供になって注目を集められるし、少しは乗客の増加にもつながるのではないかと思うのです。

助けてくれと陳情に行くのが間違いだとは思わないし、費用負担の話をするのも間違ってはいないけれど、かたやで、そういう地味な、知恵と時間と体力の提供みたいなことも、やっていかなきゃいけないんじゃないかなあと、昨日のフェィスブックにいただいたコメントで、そんなことを考えました(北海道の鉄道存廃の話が、どうも、カネの話ばっかりになってるような気がするもので)。

音威子府駅
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悪いことばかりでもない

JR北海道のダイヤ改正まで、あと、6週間。去年の今ごろは新幹線や急行《はまなす》、さらにその前の年の今ごろは寝台特急《北斗星》と、趣味的にフィーバーする(死語)対象があったけど、今回は、そういう趣味的な盛り上がりはなくて、どっちかというと、札幌と網走あるいは稚内を結ぶ特急列車の一部が札幌直通でなくなるという、一般報道的な話題のほうが目立っているように感じます。

ぼくはときどき礼文島に行く関係で(いつも言ってますけど礼文島に行くのは仕事ではなくて偽帰省です)、札幌〜稚内間の特急《サロベツ》には何度も乗っていて、このブログでも、何度か書きました。

特急「サロベツ」と宗谷本線の話(2016.04.19)
特急サロベツで昭和の汽車旅を愉しむ(2015.09.26)
帰札(=帰宅)(2010.08.17)

過去に書いたものを読み直してみると、《サロベツ》は自動放送ではなく車掌さんの肉声放送がいい、とか、ディーゼル特急はこのぐらいのスピードがちょうどいい、とか、われながら、いいこと書いてますね(笑)。そういう感想はそのときでないと出てこないから、こういうふうに記録を残しておくのは、意味があることなんだなと再認識しました。

その《サロベツ》は、2017年3月4日のダイヤ改正で、札幌直通ではなく旭川発着となり、車両はキハ183系からキハ261系に置き換えられます。《サロベツ》用のキハ183系はシートピッチが広くて足元にコンセントがあったから、ともするとサービスダウンになりかねないんだが、そこを突っ込むのはやめましょう。

とかく不評の旭川打ち切りですが、じつは、ぼくにとっては、このダイヤ改正、けっこう、いいんです。

これも過去にこのブログで何度も書いてますが、これまでだと、礼文島から札幌に帰るときは、礼文からの船が稚内に着くのが10時40分なのに、稚内から札幌方面へ向かう列車は13時44分までない(その間に普通列車が一本あるもののフェリーターミナル〜稚内駅の間の距離を考えるとまず間に合わない)。かたやで、札幌行きの都市間バスは、11時30分発と13時発の2本もあって、11時30分発に乗れば列車(特急《サロベツ》)よりも2時間ぐらい早く札幌に着く。

それが、今度のダイヤ改正では、《サロベツ》の稚内出発時刻が43分繰り上がって、13時01分発になる。3時間以上もあった稚内での待ち時間が、2時間20分ほどになる。それでも長いといえば長いんだけど、2時間ちょっとなら、ちょうどお昼どきでもあることだし、まあいいかと思えなくもない。旭川で乗り換えなきゃならないとはいえ、札幌到着時刻も繰り上がっているから、バスより1時間ぐらい遅いだけで済む。

ついでに宗谷本線の他の列車のこともいえば、《スーパー宗谷3号》のスジが《宗谷》になって(伝統の函館〜札幌〜稚内の《宗谷》の復活だと思えば「スーパー」が取れて《サロベツ》にならずに《宗谷》で残ったのはよかった)、札幌出発時刻は17時48分から18時30分に繰り下がります。仕事を終えてから乗るには、より、乗りやすい時刻になりました。その分、稚内到着も遅くなって23時47分着とほとんど日付が変わる手前になるのですが、稚内駅内のセイコーマートは24時まで営業しているから、サンホテルでもドーミーインでも、安心してチェックインできます。

こうやって書いていると、183系の《サロベツ》が名残惜しくなってもくるけれど、お別れ乗車するほどのことでもないかな…5時間以上で車内販売もないというのは、やっぱり、ツラいわけで(だからとにかくまずは長距離列車で車内販売を復活してくれと願うや切)。

(この写真は2009年8月の稚内駅です)

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汽憶 Ver.2



文教堂書店さっぽろ駅店の鉄道書コーナーに平積みになっていたのを発見。札幌の出版社による札幌在住の作者の写真集ゆえ、道外だと買える本屋さんが限られるかもしれません(が、Amazonでも買えますし、東京なら書泉グランデへ行けば買えるであろうと思われます)。

あとがきにいわく《印象的な作風に仕上がる朝夕を好んで撮影しています》《フィルムの時代には撮影出来なかった、とっぷり暮れた後の夜汽車の窓明かりを高感度で写し込んだり、デジタル化とその性能の向上によって、情緒表現の幅が広がりました》。

とてもよくわかります。
フィルムのときは、撮れなかったものが、いまは、簡単に撮れます。

ただ、道具は進化しても、撮るのは人間ですから、こういう一瞬のチャンスを捕まえるのは、大変なことです。まず、朝夕に、その場所に行かなければ、撮れません。それだけでも、大変です。ましてや、朝夕の光の中で走る列車のダイヤは固定されていますが、朝夕の光の変化は日々動くから、その一瞬は一年に一度しか来ない。ねらっていた日に曇ったり雨が降ったりしてしまったら、次のチャンスは一年後まで来ない。そう思うと、こうして手軽にこういう情景を(写真ではありますが)見せていただけるのは、とても、ありがたいことです。

ところで、ぼくがこの写真集を発見した文教堂書店さっぽろ駅店というのは、札幌国際ビルの地下の、札幌弘栄堂書店だったお店です。名前こそ変わりましたが、なにわ書房もアテネ書房も消えたいま、札幌駅の近くで、昔のままの姿を残している貴重な書店です。札幌駅が高架になる前と、佇まいがそんなに変わってない。30年以上も前に、青春18きっぷで、函館から121レで来たときにも、あの本屋さん、あったんじゃないかなあ(当時は旅行者なんで記憶曖昧)。121レは50系レッドトレイン、もちろん倶知安まわりでありました。

 
番匠 克久
エムジー・コーポレーション
¥ 1,620
(2017-01-18)

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明るくなる

太平洋側の地域から来たら札幌は暗いと感じるだろうし、ぼくがいま関東地方へ行けばものすごく明るく感じるはずなんだけど、それでも、今日の札幌は、少なくとも午前中は、明るかった。



2月上旬のさっぽろ雪まつりは、こっちで暮らしてみると、もう、冬の終わり、どっちかというと春が近くなっていることを感じさせてくれるイベントです。年が明けると、まだまだ寒いし雪も降るとはいえ、光が柔らかく、やがて力強くなってくる。これ、こっちに住んでる(住んだことのある)人なら、わかると思う(住んだことがないと、わかんないと思う)。

そして、1月の半ばを過ぎると、急速に日が長くなってくる。

そんなことを思い出した、今日の昼間の外の空気でありました。

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は〜やくはしれよ川越線

そういう歌があったんですけど、どなたか知りませんかね?その後は、は〜やくはしれよぼくをのせ あ〜のこ〜のいるまちへ…って歌詞でした。どこで聞いたのかな?

ぼくはたしかに埼玉県育ちですが、ぼくが知っている埼玉県というのはそういう時代、知事の名前は畑和しか知らない時代でありまして、この間、たまたま、「おーくまさん埼玉なんですよね?」ってことで、埼玉みやげをいただいたのですが、中富良野の彩香の里なら知ってるけど、彩果の宝石ってのは知りませんでした。



それで、この、彩果の宝石が、美味しいんです。これは、いいです。

これらが入っていた袋が埼玉県物産観光館の袋で、埼玉県物産観光館の所在地として大宮ソニックシティビル(大宮駅西口)って書いてある。ぼくの親世代の人たちからは、新宿副都心のあたりが浄水場だった頃の話をときどき聞きますが、大宮のソニックシティに関しては、ぼくが、そういう話をできちゃうんだな。あのビルができるまでは、西口って、何もなかったのね。ソニックシティができたときだって、ソニックシティだけが聳え立ってた(いまの新函館北斗駅のまわりみたいな感じ)。

上野晃しか出てなかったテレビ埼玉は、いつの間にかTVSじゃなくてテレ玉なんて名前になってるし、もう、ぜんぜん、知らないことばっかりです。妹の子供たちが幼かった頃、「おじいちゃんはすぐ昔の話をするね」と言ってたんですけど(おじいちゃん=ワタシの親です)、ぼくがいま埼玉県の話をすると、きっと、そんな感じなんだろうなあ(^^;)。新幹線に乗るたびに、大宮駅の手前の茶色いビルと大宮工場の話ばっかりしてるしなあ。

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ちょっと置きピン

すっかり古いヤツになってしまったのだなあと思わされた出来事。

今年はトリ年なのでトリ鉄活動が盛んなようですが、各地で美しい鉄道写真を撮っていらっしゃるアマチュアカメラマンの方が、マニュアルフォーカスでの鉄道写真の撮り方を、知らなかった!

この最後の「!」は、えー!そんなことも知らないの〜!って意味じゃなくて、むしろ、そんなこと知らなくてもあんな写真撮れちゃうんだ、という驚きです。そのぐらい、道具が進んじゃってるってことです。

思えば、ぼくが初めてフルオートの一眼レフを手にして「わ!なんだこりゃ!」とビックリしたのは、もう、25年ぐらい前なのですねえ。露出もピント合わせもいらなくて、フィルムのほうもフジクロームが進化してベルビアってのが出てきたら、ややこしいことは何も考えずにカメラを向けるだけで、そこそこの写真が撮れるようになっちゃった。

ぼくはもう線路端に立って走ってくる列車の写真を撮るようなことはやってないから、こっちに向かってくる列車をオートフォーカスで撮るということがちょっと想像つかないんですけど、現代の若者になると、じゃあどうしたらいいんですか?ってことになるんだなあ。朝夕の、刻々と光の状態が変わるときに、露出計持って条件を変えながら、なんて苦労も、いらないんだよなあ。極論すれば、パソコンで、いくらでも直せちゃうんだもんなあ。

これだって、そうだ。



東京トンテキの前を歩いていたら、雪ミク電車が来たからiPhoneを向けただけで、ピントも露出合わせも何もないんだけど、こんなふうに撮れちゃう。ただ、元の画像は、こんな構図じゃないし、色も、こんなのではないんだが、トリミングしてフォトショップでちょっと加工すると、このぐらいにはなる。プリントして大きなサイズで、ってことになると、また別問題ですけど、パソコンのモニターで見るなら、これで、十分でしょ。

大変な時代になったと考えるのか、才能で勝負できる時代になったと考えるのか。そこそこのカメラさえあれば誰でもそこそこの写真が撮れるとなれば、その先は、センスで勝負するしかない、ということは、逆にいうと、センスのある人には、勝負しやすい環境になってるってことです。AIで仕事がなくなるなどと騒いでるのは、そういうのと同じで、そんなのは今に始まったことじゃないよねえ。
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東京トンテキ ふたたび

東京トンテキ札幌店のスタンプカードは、3つたまると、次回来店時が20%割引。先週もらったスタンプがちょうど3つめ、現在の店舗は1月末でいったん閉店ということでもあるので、また、行ってきました

1月10日のブログの写真は少し手をつけた後の状態で若干のお見苦しさがございました、ので、今回は、出てきたそのままの状態をお見せします。



12月の半ばに、すぐ近くにいきなりステーキがオープンして、その隣にもローストビーフのお店ができた(というか一時休業していたのが再開した)ばかりで、あの界隈は札幌肉食地帯になるのか?!との期待もあった中(世間的にそういう期待があったわけではなくぼくが勝手に思ってただけです)、東京トンテキの閉店は残念ですが、スタンプカードはそのままお持ちくださいとのことなので、今後の展開を楽しみにしましょう。

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きれいな街並みをお楽しみください

電車通りを西へ向かって歩いていたら、向こうからポラリスが。



何も考えずに乗ってみたら、前方車両の進行右側に空席があって。



西4丁目でどどっと下りて、かぶりつき席に移動。



ただ、この席、そんなに前が見えるものではなくて、実際に乗ってみたら、楽しかったのは、むしろ、横の大きな窓からの眺めでした。知らない場所は一つもないはずなのに、徒歩でもなくバスでもなく車でもない、微妙な目線の高さが、ふだん見えていないものを見せてくれるのですね。自分の目線が少し高いところにあって、窓はさらに上のほうまであるから、すぐ近くにあるちょっと高い建物がよく見えて、あれ?ここにこんなのあったんだ、って発見が、たくさん、ありました。

これも、なんだか不思議なアングルです。



それと、とくに駅前通りを走っている間は、外国人観光客の方々が、こっちにカメラを向けてくれるのが、なんだか、誇らしかったです。この電車いいでしょ、札幌すごいでしょ、って感じで。電車に乗っていて、誇らしい気分になったなんて、それなりに長い間生きてきたけど、初めてかもしれない。どうだ〜、羨ましいだろ〜ってのは、過去にもあったと思うんですけど(笑)、それとは違うんだな。この街のこの通りにこの電車が走っている、そして自分は旅行者としてではなく地元に住む者としてその電車に乗っている。たかが電車だけど、電車が、住む者をそういう気持ちにさせてくれることもあるんだと初めて知り、このトシになってもまだまだ発見があることに、ちょっと嬉しくなってみたり。

ぐいっと曲がるところは、とくに楽しい。



何も考えずに乗ってしまったとはいえ、なんとなく、乗ってもススキノまでだろうなとの思いが気持ちのどこかにあったはずなんだけど、こんなところに座っちゃったら下りるのがもったいなくなっちゃって、西15丁目まで乗り続けました。年末近くに京都に行ったときのように、一眼レフ持って時刻表持って万全の体制で汽車に乗りに行くのはもちろん楽しいんだけど、こんなふうに、何の準備もなくふらっと乗るのも、また、楽しいものです。



このアングル、北海道マラソン思い出した(今年はフル挑戦か?(^^;))。
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